箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

NUUさんから

2005-05-28 02:09:29 | 箆柄日記
NUUさんから郵便が届く。封を開けてみるとハシケンさんの新譜『青い月』のサンプル盤と資料が入っていた。

手書きのカードが添えられていた。紫のインクで「うたとコーラスで参加しました! すてきなアルバムです」と書かれた文字がうれしそうに躍っていた。きっと楽しいレコーディングだったに違いない。

早速聴いてみる。広がりのあるここちよい作品に仕上がっていた。ライブで既に耳にした曲達も、少し趣を変えながらいきいきと仕上がっていた。NUUさんのうたとコーラスに注意しながら聞き直してみる。


風よけでマイクがてるてる坊主みたい(笑)
撮影場所:海楽祭2005.4.3


3曲目の「タワー」でのうたはメロディに上手く寄り添い(ちょっと大貫妙子さんっぽいかな?)、5曲目の「扉」でのコーラスは伸びやかに、どちらも曲の雰囲気に合った唄い方をしていて、しかも主役を邪魔したりしない。この柔軟さに関心。やっぱりうた上手いなー。

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夜、藤木勇人さんの一人芝居「うちなー妄想見聞録vol.29」を見に、てんぶす那覇へ行く。一番前のかぶりつきで見る。ゲストに、書アーティストの田島親一さんとあったが、芝居と書の共演とはいかなるものかと思っていたらそういうことだったのか…。

 お芝居の内容についてはネタバレなので書きません。
 6月2日~5日下北沢・駅前劇場にて上演です。

芝居がはねて、会場で出会った方達とまるみかなーに流れる。あとから藤木さんも合流。ほっと一息、駆けつけ一杯のビールを一気に流し込みながらも、もう東京公演までの修正点などに思いをめぐらせている様子だった。

藤木さんは、いつもなにかを考えている人のような感じがして、几帳面で生真面目な印象を受ける。沖縄の倹lさんには少ないタイプだと思う。自分を大きく見せようとしたりもしないし、自分の立ち位置に割と冷静。何より撃ノ対して真摯だ。

振り返って少し最近、自分は浮かれていなかったか。人に対してぞんざいになっていなかったか。忙しさにかまけて仕方がないと流してきたことを素直に反省して次に進まねばと思った今日だった。
コメント
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