箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

小浜司と行くエイサー

2005-08-19 11:12:06 | 箆柄日記
島唄カフェまるみかなーの小浜司さんと、その常連十数名でウークイのエイサーを見に出かけた。今年見に行ったのは平敷屋と北谷。


勝連半島ホワイトビーチのちょい手前が平敷屋

平敷屋のエイサーは三年ぶりに見た。相変わらずステキ。ここのエイサーに興味を持ったのは、新城和博さんのエッセイで、このエイサーを見に行った話を読んでから。引っ越してきて最初の年のウークイに足を伸ばしたのはそのため。

西と東のエイサーがやってきて、拝所の前で踊るのだが、この拝所がコンクリート造りの立派なもの。家並みも結構立派。新城さんが見た時はまだこのあたりも拝所も古い佇まいだったのだろうか。

平敷屋のエイサーは18時頃始まって深夜まで続く。残念ながら最後までは見ないで北谷へ移動。ユニオン北谷店の前の道で行われるエーサーオーラセーがお目当て。こちらは初めて見に行く。

少し早めにユニオン北谷店に到着。まだ人はまばら。なんと言うことのない100mほどの片側一車線の道。ここでどんなエイサーが繰り広げられるのだろうか。近くで島マーイするエイサーの音が聞こえる。行ってみると栄口青年会のエイサーだった。

聞き覚えのある地方の声。勿論、よなは徹さん。栄口青年会のエイサーのきらびやかな衣装が似合う。緊張とプライドとやんちゃがミックスされて解放されたような、いつもとちょっと違う雰囲気。ホームグラウンドで勝負を待つ選手のよう。


うーむ、子どもの頃から悪ガキ友達だったんだろうね

ユニオン前に戻ってみると、鈴なりの人だかり。凄い人の数になっていた。まるみかなーシンカが早めに陣取った席へ行ってみると、隣りによなはさんのマネージャーの加古さん、手前にぴらつか東京チームが陣取っている。ナイチャーの見物人も年々増えているご様子。

栄口エイサーがまず通りを抜けてゆく。続いて謝苅青年会のエイサーが抜けてゆく。謝苅の地方には、松田一利さんの姿が。こちらの地方は水色の着流し姿。粋だね。


手前から進むのは謝苅、向こうから来るのは栄口。

で、いよいよ通りを埋め尽くしてのエーサーオーラセーが始まる。片方から栄口、片方から謝苅。お互い違う曲を演奏しながらすれ違う。演奏の音、演舞のリズム、指笛にかけ声、これらがグワングワン回って凄い空間が生まれる。

印象に残ったのは、最後尾の手踊りの女の子の気合い。地方、太鼓、チョンダラーの男連中はもちろんだけど、女には女の意地があるって感じでかっこよかった。

栄口と謝苅のエイサーオーラセーの後、上勢区青年会のエイサーが通り抜け、お仕舞い。時間は2時を回っていた(と思う)。

ま、今年はエイサー見物半ば諦めてましたが、小浜さんありがとうございました。助かりました。
コメント
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