箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

宮城県と岩手県の配付協力店に連絡をとってみた。

2011-03-16 03:20:00 | 箆柄日記
宮城県と岩手県の箆柄暦配付協力店さんに連絡をとってみた。

宮城県仙台市青葉区の、間(あわい)さんは「うちはまあなんとか無事だったよ。中心市街地はわりと大丈夫よ」と、元気そうだった。営業はまだまだどうなるかわからないなあと笑っていた。

同じく青葉区のJACOさんも、「酒瓶がちょっと割れたくらいで済んだ」と、営業中だった。さすがにお客さんは厳しいと言ってたけど、来てもらっても、食材が無いのでまともな料理も出せないなあと言っていた。

ちゅらさんと、まぁさん家さんは、電話を取らなかった。心配だけど、また夜が明けて、昼間にでもかけてみようか。

電話をしようと思い立ったのが夜だったので、沖縄ツーリスト仙台支店と仙台旅行サービスにはまだ電話をかけていない。こちらもまた、昼間にかけようと思う。

岩手県盛岡市の「月桃」さんも、とくにひどいことにはなっておらず、すでに営業中だった。

みなさんまだまだ、連絡が取れない友人や親戚、常連さんがいて、元気そうでいても実際は心配で大変なんだろうなあ。

配付協力店ではないけれど、白石のカフェミルトンさんにも電話してみた。実はそんなに話したことはないのだけれど、沖縄のアーティストがよくライブをする、沖縄と縁の深い店なので、気になって電話してみたのだ。

元気そうな声で電話に出てくれた。15日になってようやく電気が通ったそうだ。ガスはまだ止まっているとのこと。カウンターの中がグシャグシャで、片付けに負われていると言っていた。

電気が止まっていたので、津波についてはテレビで見ていなかったそうだ。ここ数日、世界中の人が、信じられない津波の威力をまざまざと見せつけられていることを伝えた。今日、沿岸部から訪ねてきた知人がいて、その表情の意味がわかったと言っていた。

箆柄暦のことはご存知で、私のブログも時々読んでいただいていたようだ。それでもちゃんとお話をしたのはほとんど初めてだったのに、30分位地震の様子や、家族のお話をしてくれた。

今まで溜め込んでいて、誰かに話したいことがたくさん溜まっていたんだなと感じて、胸がつまる思いで聞いた。でもあくまで気丈に、明るい声で話していただき、楽しい会話ができた。

10年くらい前に、一度だけ大工哲弘さんのライブを見に行ったことがある。また、カフェミルトンへライブを見に行きたいな。そう伝えて、ちょっと長い電話を切った。


コメント
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