箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

年の瀬は八重藝さんで

2006-12-16 01:59:14 | 箆柄日記
今年も八重山藝能研究会の那覇公演に行く。たぶん4年連続になると思う(引っ越して一年目は気がつかなくて見逃したと思う)。八重藝の発表会を見ると、ああ今年もあとちょっとだなと思うようになった。

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見ていてふと気がついた。今年の4年生は、初めて八重藝発表会を見に行った時、1年生だったのだ。時間が経つのは早い。そして、若い人の成長ぶりってすごい。しかも学生だもんな…。

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部長の田村卓也君、頑張りました。恒例の部員紹介も完璧でした。まだ、年明けの1月5日には石垣公演がありますよね。頑張ってください。

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WILLIEが那覇にやってきた

2006-12-15 05:30:35 | 箆柄日記
萬徳さんからお誘いがあり、パーシャの上地さんからもメールが、しまいには天地の十文字さんからも電話がかかってきた。「Willieがコザからやってくる」と。

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会場のバンターハウスに着くと、客席は殆どミュージシャンや音楽関係者。こういう人達が駆けつけてくるミュージシャンってどんな何だろう。

カッチャンやジョージ紫さんなど、オキナワンハードロックの中でもまれて育ったスーパーベーシストで、日本のジャコパスとまで言われたWillieさんは滅多に那覇ではやらないそうだ。

そりゃもう、ハード&メロウなベースプレイは熟した古酒のようで、切れの良いボーカルもかっこいいい。まるで蝶のように舞い蜂のように刺すようなプレイスタイル。ギターの下地KENさん、ドラムのアンソニーとの息も合っていて、タイトでスリリングなスリーピースバンドっぶりだった。

まさに、ミュージシャンを酔わせるミュージシャンだった。

が、この人の演奏見たことある。98年に渋谷ON AIR EASTで行われた「THE NIGHT OF OKINAWAN HARD ROCK」に、カッチャンスペシャルバンドで出ていた。この年のピースフルでも見た。この年のピースフルはホントに良かった。HARD ROCKって渋いなって心底思ったあの演奏の人だったのだ。

Willieさんいわく「久しぶりに那覇に来たら内地みたいだ」。意味深長。

すごい映画祭『和光大学オキナワ映画祭』

2006-12-12 01:57:59 | 箆柄日記
こんなにすごい内容なのに、ちゃんとプログラムが発表されたのが12月4日。もっと早く教えてよ…。といっても東京まで行けないけどね。

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◎和光大学オキナワ映画祭
期間:2006年12月19日(火)~22日(金)
会場:Jホール/B-205

プログラム:

●2006年12月19日(木) “オープニング・ショー"
 前篇(会場:Jホール)
  11:00 「沖縄列島」(東陽一/1969年)
  13:00 「やさしいにっぽん人」(東陽一/1970年)
 ギャラリートーク 会場:展示館
  15:00 「70年代の東京を撮る/沖縄を撮る」
       内藤正敏×仲里効×比嘉豊光
 後篇(会場:Jホール)
  17:00 「独立少女紅蓮隊」(安里麻里/2004年)

●2006年12月20日(水) “戦争の体験と視線の交差"
 沖縄戦と往還する記憶(会場:Jホール)
  10:00 「島クトゥバで語る戦世 全6部」(比嘉豊光/2003年)
  16:00 「チェンバレンの厨子甕」(港千尋/2005年)
  17:30 「CONDITION DELTA OKINAWA」(仲里効/2006年)
 帝国と棄民たち(会場:B-205)
  13:00 「未帰還兵を追って・マレー編」(今村昌平/1971年)
  14:00 「からゆきさん」(同/1973年)
  15:30 「女衒 ZEGEN」(同/1984年)
 共同討議(会場:Jホール)
  18:30 「記憶と記録のアーキペラゴ」
      比嘉豊光×港千尋×今福龍太×仲里効
      司会:山本ひろ子

●2006年12月21日(木) “映像の話法と詩学"
 現代の神話―高嶺剛の世界(会場:Jホール)
  10:00 「サシングヮー」(1973年)
  10:20 「オキナワン チルダイ」(1976年)
  11:20 「パラダイス ビュー」(1983年)
  14:00 「ウンタマギルー」(1989年)
  16:30 「夢幻琉球・つるヘンリー」(1998年)
 沖縄文学と映像(会場:B-205)
  12:00 「OKINAWAN BOYS 沖縄の少年」
  (新城卓/1983年/原作:東峰夫『オキナワの少年』)
  15:30 「風音」(東陽一/2004年/原作:目取真俊『風音』)
 鼎談(会場:Jホール)
  19:00 「神話・映像・物語の交響」
       高嶺剛×波照間栄吉×藤井貞和
       司会:山本ひろ子

●2006年12月22日(金) “聖なるものとその表象"
 聖なるものへの旅(会場:Jホール)
  10:00 「カベールの馬」(北村皆雄/1969年)
  10:45 「新海南小記 アカマタの歌」(06年新編集版、同/1973年)
  13:00 「ナナムイ/第一章 神歌編」(比嘉豊光撮影/2003年)
  14:40 「ドルチェ―やさしく」(A・ソクーロフ/2000年)
  16:00 「島ノ唄」(伊藤憲/2004年)
 ヤマトが描いたオキナワ(会場:B-205)
  12:00 「神々の深き欲望」(今村昌平/1968年)
  15:00 「夏の妹」(大島渚/1972年)
 共同討議(会場:Jホール)
  18:30 「聖なるものと映像との対話」
       比嘉豊光×北村皆雄×仲里効×上野俊哉×鵜飼哲
       司会:山本ひろ子

関連企画:

●12月11~22日に写真展を開催。
 比嘉豊光個展「島クトゥバで語る戦世―500人の顔・戦争の傷」
       (パレストラ・ギャラリー)
 比嘉豊光個展「ナナムイ―宮古島の神女たち」
       (梅根ギャラリー)
 内藤正敏・比嘉豊光二人展「70年代の東京・沖縄」
       (展示館)

主催:和光大学表現学部イメージ文化学科
企画・プロデュース:山本ひろ子
運営:山本ひろ子研究室+受講生有志
協力:APO(仲里効)/琉球弧を記録する会/ビジュアル・フォークロア 他

お問い合わせ:
 和光大学学部事務室 TEL:044-989-7497/FAX:044-988-1435
 山本ひろ子研究室 TEL:044-989-7777(内線5816)
          E-mail hiro@wako.ac.jp


このャXターがあったら欲しい。チラシでもいいから…。


やちむん十五周年に向けて

2006-12-11 01:10:47 | 箆柄日記
やちむんの奈須さんと満寿代さんが来局。今度のアルバムの話などを伺う。新作『床屋の孫』はなんと鈴木茂さんプロデュース。やちむんに何事が起きたのか?


12月23日には、レコハツと結成十五周年を記念してのライブがムジカにて行われる。歴代メンバーも参加しての饗宴になるとのこと。楽しみ。この日は栄町ボトルネックもお休みか?

ま、詳しい話は次号の箆柄でご紹介するとして、奈須さんの「インディーズで子ども三人養ってます」の発言にはいたく勇気づけられる。それにしても歌詞カードの裏面に並ぶ写真の中に、奈須さん自身がセルフタイマーで撮ったアー写が何枚か入っているのだけれど、良い感じだ。

奈須さんの写真、好きです。

拝見『殺陣師段平』

2006-12-10 02:28:26 | 箆柄日記
津嘉山正種さん主演の劇団青年座公演183『殺陣師段平』を拝見。大変満足。こういうタイプのお芝居は初めて観たが、骨の太い良い舞台をみせて頂いたと思う。まだ公演が残っているので内容には詳しく触れないが…。

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見所は三つの立ち回りシーン。歌舞伎調の様式的な立ち回り、リアルとは何かを発見するシーンの立ち回り、最後の病に唐黷ネがらイメージの中の立ち回り。後の二つの立ち回りには、鳥肌が立った。東京から見に来ているお客さんが25人くらいいるらしいが、それも納得。

12月11日と12日は国立劇場おきなわでの公演となる。広い(といっても2階席も併せて1300席)那覇市民会館でもあれだけの迫力だったので、国立劇場おきなわ(フルで630席)で見る迫力はもっとだろう。

ところで、12月10日ナムラホール(那覇)と、12日マティダ市民会館(宮古島)で行われる予定だった甲斐よしひろさんのGIGが中止となった。主催者側の諸事情とは何かわからないけど、残念。



追記:
航空自衛隊那覇基地を解放して行われた、エアーフェスタ2006にも行った。思ったより広かった。意外と飛行機に年季が入っていて驚いた。建物も手入れして使っている印象だった。全国から航空機マニアやらミリタリーマニアやらがカメラを抱えて大集合だった。


ブルーインパルスとか、対戦哨戒機とか、大型ヘリとか、いろんな航空機が展示されていたけど、私は陸上自衛隊のLR-1というプロペラ機が気に入った。ちっこくてなかなか可愛い。1967年配備か。やっぱり年季が入ってますね。