箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

陰陽、かたぶいの空

2009-08-19 14:59:00 | 箆柄日記
昨日今日と、那覇の天気は不安定だ。太陽が照りつけて熱くて(暑くてというよりこっちの方がしっくり来るくらい)たまらないと思いきや、ひんやりした空気が窓から感じられたと思ったら大粒の雨が降り注ぐといった具合。


ちょうどこの雲の左側が晴れていて、右側の雲の下は雨だろう。

さて、湿度が高い沖縄でインフルエンザが流行している背景には、冷房が効いて乾燥したショッピングセンターなどに人が集まるせいだと、ニュースで言っていた。あまり縁のない場所なので、そういう場所には近づかず、箆柄暦『九月の沖縄』の完成まで感染しないで乗り切らねば。




『水曜日のクルト』で「めもあある美術館」

2009-08-15 13:00:00 | 箆柄日記
復刊ドットコムにリクエストしていた、大井三重子著『水曜日のクルト』が、今年5月に『新版 水曜日のクルト(偕成社文庫)』となって発売された。この本に収録されている「めもあある美術館」というおはなしが読みたくて、復刊をリクエストしていたのだ。


「めもあある美術館」を初めて読んだのは、たぶん小学校の時の教科書だったと思う。ちょっと不思議でちょっと恐いような雰囲気を持っているお話しで、強く記憶に残っていた。

もう一度読みたいと思いながら、なかなか見つけることが出来なかったのだが、復刊ドットコムにリクエストが集まっていたと言うことは、同世代で同じ思いを募らせていた人がたくさんいたと言うことだろう。

久しぶりに読んだら、だいぶ記憶が違っていた所もあったけど、やっぱりいい話だった。今にして思えば、デジカメでひたすら写真をため込んでいく感覚に近いかも知れないなと思ったりもした。


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とくふく堂で完熟マンゴーをいただく

2009-08-12 14:15:00 | 箆柄日記
とくふく堂でひとしきりゆくったあと、さあ帰ろうというところで、ラッキーなお土産をいただく。とくふく堂の常連のマンゴー屋さんが、処分品の完熟マンゴーをとくふく堂にプレゼント。その一つが私にもお土産で回ってきたのであった。


処分品といってもほとんど傷んでいない。というか商品としてギリギリまで熟んでいるということは、最強に熟してうまいという状態とも言える。甘くて、ほんのりバターっぽいような風味があって、柔らかくって、ほんとに美味しかった。マンゴー屋さん、とくふく堂、ありがとう!

ところで、今週末2009 沖縄伝統空手道 世界大会という大会があるせいか、空手家とおぼしき外国人の姿が目に付く。とくふく堂でも空手関連の高価な本が売れていた。箆柄暦にでは、こういうイベントも載っているので、売れ筋の参考にしてもらいたい物だ。





MOAI~生活の柄6周年

2009-08-09 05:45:00 | 箆柄日記
沖縄で歌い続けてきた女性シンガー、10行の樺里美さん、Ascensionの小さいチーコさん、アコースティックMのますみさんによるオムニバスライブを見に北谷のMOD'Sへいく。その名も「MOAI」。アコMのM、アセンションのA、10行のIOを並べ替えて、年に一度の音楽模合という趣向。ライブ開始は8月8日8時8分。

時間通り、樺里美&松元靖(key)のアコースティック10行が演奏を始める。エスニックなメロディに大人向けの絵本のような世界観を感じさせる歌詞を載せたオリジナル。宮崎駿のアニメを見ているような感じがする。

次に、小さいチーコ&波平雄太(g)によるアコースティックAscension。こちらはソウルフルなスタンダードナンバーをじっくりと聴かせる。沖縄って、こういう場数を踏んだ実力派ボーカリストがホントにたくさんいるなあ、と感じる。

最後は、知名ますみ&知名勝のアコースティックM登場。初っぱな「MOVE OVER」から入って貫禄の歌いっぷり。オリジナルやオリジナルアレンジの安里屋ゆんたを交えてのライブ。流石、とても安定していて、堂々のステージだった。中部で見るアコMには、那覇で見るのとは違う伸びやかさがあった感じがした。


最後は、全員でのステージ。男達を従えて、お姉様方三人がそろい踏む姿は圧巻。アンコールは、それぞれの歌い方、それぞれの歌詞で、「アメイジング・グレイス」を順番で歌った。お姉様方の歌声で、すっかり厄払いさせてもらったようなライブだった。


ところで今日は、天地のジュモンさんの奥さんの車に便乗だったので、ビールを飲みながら見ることが出来た。飲みながらMOD'Sでライブを見るのっていつ以来だろうか。

帰り道、安里で降ろしてもらって、生活の柄6周年の席へ。お馴染みの面々に、栄町ボトルネックでライブを終えた「知念詩導 宜野湾カントリーズ」の面々も駆けつける。最後にはボトルネックの保さんも。賑やかな夜になった。