而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

里山の音楽会

2013-06-10 | 秋田のあちこちとあれこれ
土曜日の朝7時40分を家を出て友だちを乗せて向かった先は”あきた山の学校”です。
里山の音楽会が行われます。



その前に里山の散策があります。



だんだんと参加者が集まってきました。

4つのグループに分かれて・・・



"山の学校”の山の案内人の引率で里山を散策です。



途中木の説明や花の名前やいわれなど話してくれます。



朴の木の花がさいておりました。
木の枝の高いところにそして、葉っぱの上に咲くので近くではなかなか見れないとのことでした。
甘いいい香りがします。



落とし文・・・ステキな名前がついております。
産み付けられた卵が周りの葉っぱを食べて大きくなります。早くでておいで・・・



先日植樹したわたしの樹が根付いてくれたようです。
しっかりと里山の一員になっておりました。

山アジサイも咲いて・・・



ユウレイ草も咲いて・・・



里山は初夏に移っておりました。



”山の学校”のすぐ側に熊だながありまして・・・
熊が木にのぼって枝をかき集めて枝先についている胡桃を食べた跡とか・・・
さすが山の学校です。熊がこんなすぐ近くまで来るなんて・・・
でも 来るのは胡桃が実る秋なので今は来ません。とのことでちょっと安心です。

里山散策から帰ったら”山の学校”の会員のおじさんたちがつくった
ミズ(ウワバミソウ)山菜鍋が待っておりました。



持参したおにぎりをほおばりながら・・・
午後の演奏会はもしかしたら寝てしまうかもなぁ~・・・
歩いたし、おなかいっぱい食べたし、心地よい風が吹いているし・・・イビキをかかないようにしなくちゃ・・・

柳田耕治さんのチェロと中島章恵さんのピアノで、森の朗読とともに音楽会が始まりました。



第三部は柳田さんのお話を間にいれながらの演奏です。
みなさんが一度は聞いたことのある曲を演奏してくださいました。

白鳥の剥製をみながらの”白鳥”を演奏するのは初めてのことだと・・・
そして 鳥の歌の演奏が終わると静かだった森から待っていたかのように鳥の声が聞こえました。



窓の外にまるで演奏に合わせているかのように揺れる緑の森をみながら、
聞く音楽会は最高でした。
そして・・・



ピアノには緑の森が映っております。

何度もなんどもアンコールの拍手が続き、それにこたえてくださいました。
参加者は形のない言葉にならない思いを抱いて解散となりました。

そして・・・わたしたちは・・・
演奏者の柳田さん中島さんと共に”あきた 山の学校”にお泊りです。
何年ぶりに出したんだろう・・・という寝袋を広げながら
女学生気分に戻ってワイワイガヤガヤと夜を過ごし、朝は森の爽やかな空気と共に目覚めました。
一週間後にまたお泊りがあるので、大事をとってテントでは寝なかったのですが今となっては寝たかった・・・
朝食後 次の公演があるという柳田さんたちを見送って・・・
わたしたちもお世話になった”あきた 山の学校”をあとにしました。

とてもいい機会を与えてくださったみなさんにありがとう・・・です。
とってもマメな山の学校のおじさんたちに感謝であります。

たのしい 思い出がまたひとつ増えました。(=^^=)

コメント
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