ランチ会と弟へ

きょうもいいお天気です。30度越えでした。

幼なじみと久しぶりの再会のために

集合場所へ向かう途中で

竿燈の桟敷席が竿燈大通りに作られており

夏祭りが近いことを感じさせてくれました。

そう言えば　友人が今年は息子家族が夏に来るとかで

3食何を食べさせるか考えただけで、頭が痛い！

と言っていたなぁ・・・(-｡-;

我が家はいつも通り取り立てて、おもてなしはしません。（笑）

秋田に来たら魚を買いにあちこち出かけるのが楽しみなむこ殿。

買ってきては、むすめっこと料理を作ってくれるし、あとは

ありもので普段とおりの食卓です。

年金暮らしの老夫婦ですから・・・(*^^*)

むすめっこ夫婦があれこれ買い込んで作ってくれるので

いつもよりは少し豪華で、ハイカラなものを作ってくれるので

変わりばえのしない食卓が華やかになるので

秋田の父母は来るのを楽しみに待っておりますよ。

今日のランチは秋田美人ランチです。

今夜の夕食も和食だからと洋食のランチにしました。^ - ^

久しぶりの再会でしたので、

話すことが溜まっていあれこれと話題いっぱい・・・

幼なじみですから、方言いっぱいの女子会となりました。

きょうは弟の命日ですので花を買ってきました。

なぜか　数日前から命日気になっておりました。

毎年命日が来るのに今回はとても気になりました。

7月5日に生まれて7日に亡くなった弟です。

弟のことで覚えていることは・・・

母が隣で寝ていた今思うと弟に

覆い被さって泣いている母の姿と

そのそばで小さな白い着物を縫って、白い団子を作っていた祖母の姿です。

それを窓のさんにつかまって爪先立ちで近所のトコちゃんと

外からながめていたことだけをまるでモノクロの映画のように

その部分だけを今でもはっきりと覚えております。

近所のおばさんに手を引かれて、火葬場に行ったことも・・・

あれから母が泣くのを見たことがないし、

弟の名前を知ったのは、随分と後になってからです。

いつしか弟がいたということを聞くのも話すのもタブーになり

今より後のことは絶対に口にしない母でしたので

母に聞くこともなかったのですが、

小さな骨壷を埋葬することがなく仏壇の側に置かれていたことが

母の思いだったのでしょう・・・

祖母の家にあった小さな骨壷がなくなったことに気がついたので

祖母に尋ねたら、母が亡くなったときにやっと一緒になれるね。

と　お墓に入れてあげたと話してくれたことがあったので

お寺さんに話して弟に戒名をもらって、

祖母や母と一緒に我が家の仏壇におります。

我が家の仏壇祖母の家が取り壊されるときに

なぜかわたしに回ってきた御先祖さまご一行さまと

お奉行さまの父母と姉もおり仏壇は過密となっております。（笑）

弟がこの世にいた証はお墓に刻まれた戒名と

弟がいたということを覚えているのはわたしだけです。

写真も無く、姿形を見たわけでもなく、顔も声も記憶になく

あれが弟だったんだろうな　と思うだけです。

笑顔も笑い声も青空もこの世が色に溢れていることも

好きな食べ物や好きな色も大好きな人も知ることなく逝ってしまいました。

ある時　祖母に弟の事を聞いたことがありました。

あの子はね　亡くなってよかったんだよ。

あのこのためにも、お前のためにもね・・・

もし　あのまま生きていても長くは生きれなかったんだろうし

生きていたとしても、面倒見るのが大変だったろうし・・・

と　祖母が淡々と話してくれましたが

亡くなってよかった・・・要らない命・・・生きていなくてよかった・・・

そんな命ってあるのだろうか？

わたしが生きているのは、生かされているのは必要だから？

なぜ？誰にとって？と答えのないスパイラルに入ってしまい

弟が生まれた時のことを話してくれただろうけれど

全く記憶にないくらい、亡くなってよかった　

と言う言葉が今も残っております。

今だったら、祖母なりの家族と弟の事を思ってのことだったろうと

思えるのですが、中学生になったばかりのこには

とてもとても重いものでした。

などなど　遠い昔を思い出した弟の命日でした。

わたしが痴呆になって忘れない限りは、

こうしてお花とわたしが好きなお菓子を供えてあげますよ。（笑）

大丈夫　ずっとあなたがこの世にいた事を忘れないでいるからね。

(たぶん　きっとだいじょうぶ。自信がないけれど(-｡-;)

こうして書いて残してほしかったのかなぁ。

きょうは七夕。

赤れんが館には願い事が書かれた笹の葉の飾りつけをしておりました。

願いごとがかないますように