「美」を愛する人へのメッセージ

岩国市を中心に「いろ・色・パステル画」展を開催しています。また、「美」という大きなテーマに向かって発信していきます。

デッサン会

2015-07-29 11:17:59 | 休憩タイム

 パステルエンジョイでは、年に1回デッサン会をしています。今回は葡萄をメインにした静物画に挑戦です。人によってこんなにも葡萄の色の違いがあるなんて。同じものを見ても受け止める人によって物は変わることです。当たり前だけれど表現することでその違いがより明確になることに面白さを感じます。

 

 

 

 

岡澄子

相川悦子

藤井隆子

杉洋子

中川恭子

村実妙子

中元直子

高木弘子


BEAUTY AND THE BEAST

2015-06-26 17:35:24 | 休憩タイム

 好きなものと聞かれたとき、絵を見ること映画を見ることスポーツを見ること、そして演劇を見ることと次から次へと好きなことが頭に浮かんでくる。日常では好きなことに満たされているとは言い難い。しかし、先日劇団四季の「美女と野獣」を見に行くことができた。ディズニーの映画で見たときの感激とはまた違った喜びを得ることができた素晴らしい内容だった。ミュージカルは歌と踊りに注目しがちだが、今回はワンシーンごとの豪華な舞台装置に圧巻されてしまった。目を閉じれば、あの色彩感覚がよみがえってくる。美術は夢の世界へ誘ってくれる魔法のような気がする。

広島公演は7年ぶりだそうです。7月4日まで上野学園ホールで上演されています。


「冠山総合公園梅の里」・・③

2011-05-05 08:35:59 | 休憩タイム

「ゴールデンウィーク」に故郷へ帰ったり、親戚の人と会ったりする人も多いと思いますが、私も昨日「光市」に行き、東京や大阪からかえった親戚と合流し、ここ「梅の里」へ出かけました。

 

9名で久しぶりに再開し、昼食の後このあたりを散策しましたが、「ゴールデンウィーク」ということもあって、園内はかなりの人でにぎわっていました。

園内では「牡丹の花」が見られ、その色彩の美しさに心奪われながらの散策となりました。

「牡丹の花」を見るうちに、誰かが「横山大観」の名前を出し、そのうち日本画の世界まで話が発展すると、私が気づいたのは「日本人」は「繊細な色」が好きであると言うことでした。

 

「牡丹の花」をとってみても、「真っ赤」な花よりは、「ピンク色」の花や淡い感じの色の変化が見れる花が好きであることがよくわかります。

 

急激な変化よりは、季節ごとに少しづつ変化する色合いに、我々は気づかないうちに心のどこかにその面影を宿しているのかも知れません。

 

また、「足立美術館」という話も出ましたが、こうした景色を見ていると、そこにどこかで見た画像がよみがえってくるようでした。

 

話を元に戻すと、「もののあわれ」や「侘び」「さび」という、日本人しか理解できない世界があることに気づきます。

 

そうしたものは、こうした「繊細な色合いの植物」に囲まれて育った我々の好みかも知れません。

この木を見て、何人かの人が「はじめて見た植物」と言っていましたが、どこか「アジサイ」に似たこの木は、日本人の心をひきつける繊細な部分があるように思えました。

 

係りの人に聞いても、名前を知らないのでますますこの木のことが気になり、魅力のあるものにしてしまいました。

 

「ゴールデンウィーク」にいろいろな人と話をすると、今までの単調な生活空間の中に新たな視点が増えてきて、とてもいい勉強になります。

 

特に最近のように「核家族」の傾向にあり、人と接触する空間が少なくなると、他の人の考えやとらえ方が見えにくくなります。

 

こうしてたくさんの人が集まった時こそ、何か今までに見えなかったものが見えてくる空間があると、つくづく考えてしまうひと時でした。

 

それは別の言葉で言うと「豊かな空間」と言うこともできます。「効率」や「合理的な考えかた」がはびこっている現代、「人とのつながり」や「そこから生まれる生きた発想」、そうしたものがとても大事な時代にきているのではないかと、感じてしまいます。

 

「美」とはある意味では「調和の世界」であり、「自然と人」とのつながりの中からうまれるもので、決して「l機械文明」によって生み出されるものではないと言うことがわかります。

 

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「門司港へ」・・②

2011-05-04 08:14:01 | 休憩タイム

「下関」の「唐戸市場」を後に、次なる目的地「門司港」へ行きました。

 

「門司港」を見るのは久しぶりで、その変貌には驚かされました。「門司港」全体が観光地として整備され、「レトロの街」として発展しています。

 

この建物は「関門海峡ミュージーアム」でいろいろなものが展示されていました。

その前に、港では「日本丸」という「帆船」が停泊しており、この日のイベントに花を添える役目をしているようでした。

館内に入ると「海峡レトロ通り」というとてもノスタルジックな通りが作られており、思わず時代錯誤に陥った感覚がしてとても楽しい気分になりました。

 

大正時代か昭和の初めを想定して作られているこの通りは、日本人なら誰もが理解できる雰囲気を持っていて、心の中の琴線に触れる思いがしていきます。

通りにはこのような「レトロ調の電車」も配置されており、懐かしいひとコマを思い出してしまいます。

上から下を見るとその全景がわかりやすく、昔の街角のたたずまいを我々に呼び起こしてくれます。

こうした古い「看板」もとても懐かしく、我々の小さな頃の「美」の表現の一つとして数えることができるのではないでしょうか。

「汚い街角」のこうしたイメージは、日本のどこでも見られたシーンで、思わず「タイムスリップ」をしたかのような気分になり、あの頃の一場面を思い出さしてくれるところとなっています。

 

私はこの場所を見て、夜「もらい風呂」に家族で通った夜の光景を思い出し、とても懐かしいものを感じました。

 

息子はこうした世界は経験していませんが、こうした景観から何かを感じ取ることができるようなことを言っており、日本の生活の中に継がれている要素が、今でも垣間見られることを教えてもらいました。

 

そのものずばり同じものはありませんが、今の我々の空間にもその当時の変遷の一部が残っているように思えます。

 

「日本人」が誰もが共有できるものが、ここ「門司」にはあるのではないでしょうか。

 

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「ゴールデンウィーク真っ只中」・・その①

2011-05-03 07:28:41 | 休憩タイム

「ゴールデンウィーク」と言うことで、日本中が「民族の大移動」を開始しています。

 

私も息子が帰省したと言うことで、「門司」まで「ドライブ」をしましたが、「下松サービスエリア」では、既にこんな状態で車を止める場所もありませんでした。

 

車のナンバープレートを見ると、「練馬区」や「長野」「和泉」という車が次々と通り過ぎ、日本中から移動していることがよくわかります。

「サービスエリア」の中に入ると、この有様でひとの流れが普段とは比べ物にならないぐらい多くなっています。

「門司」に行く前に「下関」の「唐戸市場」によりましたが、近くの「駐車場」は既に一杯で、息子の判断で街中にある駐車場に置くことにしましたがこの判断が正しく、街中ではまだすいていました。

 

「唐戸市場」の中に入ると、人で身動きがとれず、行ってみたい「すし屋さん」は行列で、何時間待つのか検討もつかず、これまた若い人の判断で下で買って食べることにしました。

 

この人の流れを見たら、いかに人で溢れているかわかると思いますが、こうしたところへ来る時はよほど計画を立ててこないとひどい目に会います。

 

こういう時、若い人の判断はとても大事で、つくづくとそれが理解できた時間です。

皆さん「新鮮な魚」と「新鮮な食べ物」には目がなく、いかに人が「おいしい食生活」と言うものに興味があるのかよくわかります。

 

ここで食べた「海鮮丼」と「ふぐ汁」は格別おいしく、この味を求めて皆さん来ているのだと、納得しました。

「唐戸市場」の側にある通路にも、人の流れができていて「みやげ物」等を売っているところに移動する人達の姿が見られます。

 

昼までこの場所にいて、次の「門司港」へ向かうことになります。

 

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