「美」を愛する人へのメッセージ

岩国市を中心に「いろ・色・パステル画」展を開催しています。また、「美」という大きなテーマに向かって発信していきます。

パステルに魅せられて

2014-12-15 15:04:28 | 「私」酒井治の作品

 この度、酒井治の遺作集「パステルに魅せられて」を自費出版しました。61歳で亡くなるまで約40年間の足跡を見ることができます。イラストレーターを目指していた大学時代のデザイン性のある個性的な作品や海外を旅して出合った美しい風景画など、また青の世界を表現した人物画や家族をテーマにした版画や詩など89点の作品を載せています。昨年、遺作展を開催し、訪れた方から「絵を見て癒されました。」という言葉を聞いて出版を決めました。できるだけ多くの方に絵を見て頂きたいという思いです。

画集はA判56ページ。1冊1000円(税別)です。岩国市と柳井市の明屋書店とふたば書店で販売しています。また、岩国市の三笠画材や発行元の郁朋社のホームページからも購入できます。郁朋社(03・3234・8923)

http://www.ikuhousha.com/

表紙になった作品です。この絵はオーストラリアノのグリーン島を訪れた時に描いたものです。その日は台風の後で海は荒れてこのような色ではありませんでした。それで次の日もグリーン島を訪れて描いたものです。

 

 


「パリの印象」

2011-02-20 07:54:06 | 「私」酒井治の作品

「パリの印象」

1994年に「パリ」に行き、それから何回か「パリ」を訪れるようになりますが、パリでの印象はとても強烈で印象に残るものでした。

 

特にパリで見た「パリジャン」の印象は、とてもユニークで新鮮な感覚を私に与えてくれました。

 

自由を謳歌している人達の姿を見ると、人物自体が動いているように見える作品ができたのは、とても不思議な感覚でした。

 

「モンパルナス」にある「グランド・ショー・ミエール」という美術学校がありますが、そこに何回かいってクロッキーを描いたことがあります。

 

世界中から美術を学ぶ人達がやってきて、ここで描いていました。

 

誰でも入ることができ、安い値段で絵が描けるということで、有名な画家たちがここで若い頃勉強をしたようです。

 

そこで描いてきたクロッキーを2枚に、パリから帰ってから描いたパステル画を紹介します。

 

「パリの印象」がいかに私にとって大きな存在だったかが、少しは理解できるのではないでしょうか。

 

また、その時とったパリの風景等もあわせてみてください。

 

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「タヒチでのクロッキー」

2011-01-29 08:00:57 | 「私」酒井治の作品

私は、絵を描く人に「クロッキー」をすすめています。と言うのも、瞬時に見たものを描いていくこの作業は、「画像の記憶」「感覚による線」が生まれてくるからです。

 

30年以上「クロッキー」を続けている私にとって、この作業はとても魅力あるものになっています。

 

2009年の12月に「タヒチ」に行き、その目的が「クロッキー」を描いてくることだったのですが、ある程度思ったように描け、今振り返ってみても、そのおもしろさは忘れられません。

この画像は「タヒチ島」近くにある「モーレア島」という島の「水上ホテル」です。

その海はこんなにも澄み切っていて、この世のものとは思えませんでした。

「無人島」では、このよううな風景が見られ、その美しさは目を見張るものがあります。

「タヒチ島」から飛行機で、40分ぐらいのところに「ボラボラ島」という島があり、「世界一美しい島」と言われていますが、あいにく天候が悪く、景色も少し暗くなっています。

このあたりから「クロッキー」を描いたのですが、今でもその美しさは鮮明に覚えていて、もう一度いってみたいような気がします。

 

その一連の「タヒチ」での「クロッキー」をまとめていますので、見てください。

「タヒチでのクロッキー」

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「わたしの作品」・・酒井治

2011-01-02 07:50:13 | 「私」酒井治の作品

昨年の私の作品は「青」をテーマに制作を続けました。

 

「青」という色がとても好きで、その理由の一つに「海」の側で生まれ、そこで育ったことが大きな要因だと思っていますが、それを思い出すかのように「太平洋」という存在がでてきました。

 

この3年間ぐらいに旅行した「太平洋の島々」から受けた「青」の印象を何とか表現したくて、こうしたことを試みてみました。

 

わざと、バックの処理を行わない方法をとってみて、「青」の持つ奥深いものをパステルで表現できないかということでの制作意図です。

 

少しでもその意図が理解できれば幸いです。

「わたしの作品」・・酒井治

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