今月の18日に倉敷にある大原美術館へ行ってきました。今回で4回目です。
初めて大原美術館を訪れたのは高校の卒業記念でした。日常生活からかけ離れた素敵な場所に行く感じでワクワクして中に入ったのを今でも覚えています。一番の目的はエル・グレゴの「受胎告知」です。見上げて作品を鑑賞し、インパクトのある絵でした。
二回目は家族で行きました。印象に残っている絵は、モディリアーニの「ジャンヌ・エブテルヌの肖像」です。デフォルメされた絵がより悲しそうで暫く足を止めて見入っていました。
三回目は同僚と行った時で、新しく改装されており、広くて沢山の作品に感激でした。
今回は、小学生の子どもたちが自由に鑑賞をしていました。更に幼稚園の子供たちが学芸員さんの話を聞きながら楽しく鑑賞していたことです。美術館は特別な場所ではなく開かれた場所になっています。子どもの時から美術館に入れるなんて幸せですね。展示方法も変わっており、入り口には児島虎次郎の絵が展示しています。明るい色彩の絵で素敵でした。エル・グレゴの「受胎告知」は目の高さに展示されており、思ったより小さく感じました。近くで観れるので細かいところまではっきり見られます。行く度にいろいろな印象をもつ事ができ、次に訪れるのが楽しみです。
前回タヒチのスケッチを紹介しました。今回はパステルでタヒチの海を描いた絵です。