「美」を愛する人へのメッセージ

岩国市を中心に「いろ・色・パステル画」展を開催しています。また、「美」という大きなテーマに向かって発信していきます。

Vietnam(ベトナム)の美

2014-03-31 17:58:50 | 「世界の美」

 先週ベトナムのハノイに行ってきました。日本の美があるようにベトナムの美を私なりに見つけてきました。絵画、彫刻、自然の美です。美術博物館では写真を撮ることができ幸運でした。一つずつ説明をしながら紹介をしたいと思います。

 

ベトナムも日本と同じように仏教国です。お釈迦様の仏像がたくさん展示されていました。(美術博物館)

漆の工芸作品が有名で美術館にも漆で描かれていた作品を見ることができます。題材は、日常生活の暮らしやそのほかには崇拝するホーチミンさんと人々の交流を描いた作品があります。

母と子の日常を彫刻にした作品です。(美術博物館)

レストランに飾られた絵です。画家の名前は分かりませんでした。でもこの方の作品が何枚も飾られており画廊にいるようでした。(WAID RICE RESTAURANT)

レストランに飾られていた絵です。

どこまでも続いている田園風景です。この写真には上手く撮れませんでしたが、ベトナムの菅笠をかぶって農作業をしている人、そして横には牛が草を食べている風景は本当にのどかで美しいと思いました。

世界遺産になっているハロン湾です。このような切り立った岩が何重にもあるのが驚きです。

ハロン湾をクルージングができるようになっています。自然の造形美を堪能できる旅です。


輝く女性たち(裸婦)

2014-03-24 13:03:23 | メモリアル

 今回は外国の方をモデルにした裸婦を紹介します。外国の建物を背景にして人物を描くとよほどのインパクトがないと人物が沈んでしまいます。酒井治はいつも基本は人物だと言っておりました。この絵が納得のいく作品になっていたかは今となっては分かりません。


輝く女性たち(モデル)

2014-03-17 10:38:46 | メモリアル

 今回は、スケッチブックに描かれたクロッキーを紹介します。モデルの対象になるということはその人の持っているオーラがあるからでしょう。でもそれを引き出していくのは描く人であると思っています。モデルになることで更に輝きを出していくのではないでしょうか。

 

 

 

 


ニューヨーク

2014-03-10 10:39:25 | メモリアル

 3・11東日本大震災が3年目を迎えようとしています。テレビや新聞などでは毎日のように報道されています。残された人々の悲しい出来事や必死で生きようと自分に励ましてきた強い意志の人々。その記事やニュースを見るたびに酒井治のことを思い出します。半年後の9月12日に酒井治は亡くなりました。病気と分かって傍にいる私はもっと何かできたのではないかと今だに自責の念を抱いています。私が今できることはどんな形であれ酒井治の絵を紹介すること。それは私にとって酒井治とつながっている絆だと思っています。

 3年前の3月、酒井治は2度のニューヨークへ旅していました。1回目目に見れなかったメトロポリタン美術館や芸術家が集まるハーレムを見るために出かけて行きました。そして毎日のようにニューヨークの写真が送られてきました。今日はその写真と現地で描いたクロッキーをお届けします。

 

3月26日 メトロ美術館

3月27日 ルノアールの作品

3月27日 ハーレム画家の「フランコ」の作品

3月27日 ハーレム

3月28日 MOMA美術館の中から見たビル街

3月29日 ニューヨークの街

 

 


輝く女性たち(フルート奏者)

2014-03-03 10:18:32 | メモリアル

 絵本「ワニのオーケストラ入門」の中に、フルートを説明しているコーナーがあります。それには、この世の中に、純粋さー魂の純粋さや感情の純粋さーほど大切なものはありません。そして純粋さは、私(フルート)のように、最高級の木材や、金、銀、プラチナなどで作られて、初めて生み出せるのです。私がほかのどんな音も、自分の音で圧倒してしまおうなんて、絶対に思わないからです。

 フルートの音色は心を癒してくれる優しい楽器です。彼女が演奏すると二重にも三重にも私たちの心に響いてきます。今日、紹介する方は、一回目から「いろ・色・パステル画」展で演奏してくださった藤本宣子さんです。貴重なデッサン1枚が残されました。