「美」を愛する人へのメッセージ

岩国市を中心に「いろ・色・パステル画」展を開催しています。また、「美」という大きなテーマに向かって発信していきます。

BEAUTY AND THE BEAST

2015-06-26 17:35:24 | 休憩タイム

 好きなものと聞かれたとき、絵を見ること映画を見ることスポーツを見ること、そして演劇を見ることと次から次へと好きなことが頭に浮かんでくる。日常では好きなことに満たされているとは言い難い。しかし、先日劇団四季の「美女と野獣」を見に行くことができた。ディズニーの映画で見たときの感激とはまた違った喜びを得ることができた素晴らしい内容だった。ミュージカルは歌と踊りに注目しがちだが、今回はワンシーンごとの豪華な舞台装置に圧巻されてしまった。目を閉じれば、あの色彩感覚がよみがえってくる。美術は夢の世界へ誘ってくれる魔法のような気がする。

広島公演は7年ぶりだそうです。7月4日まで上野学園ホールで上演されています。


Switzerland

2015-06-15 20:26:16 | メモリアル

 この時期になると、スイスへの思いが強くなります。酒井治にとっては2度目の旅を計画していたのに実現することができなかったスイス。今は、残された絵を見て彼の思いや大自然を目にした驚がくと強い印象を感じています。

作品は大きく見えますが、F.20号より小さいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 


文化三昧

2015-06-04 08:50:32 | 「美術展」

 先日、東京に行く機会があり、Bunkamuraザ・ミュージアム、江戸東京博物館、三菱一号館美術館に行ってきました。

Bunnkamuraザ・ミュージアムでは、今話題の「ボッティチェリとルネサンス」展を開催しています。歴史に残るボッティチェリの作品をぜひ見たいと思いました。正直、絵は宗教的な絵が多くみな同じ描き方で興味をそそるものは乏しかったです。ただ一点「ヴィーナス」の絵は女性の美を求めて描いており、深く心に残る作品でした。歴史の事はよくわかりませんが、ルネサンス誕生がフィレンツェ金融業の繁栄と深くかかわっていたことです。その時代は、金融でお金を稼いだ人たちは、悪いイメージのお金を、美しいもの(芸術)にかえることで自分たちの仕事を正当化していったと言うことです。この展覧会は、フィレンツェの歴史とルネサンスの誕生を見るうえで貴重なものになっています。

 このミュージアムは渋谷にあります。この場所にたどり着くまでに二人に道を尋ねました。すぐ近くで渋谷スクランブルを渡って、渋谷109の左側を行けばいいと教えてくれたので、その通りに進んで行きましたが、行けどもそれらしき建物は見つからず、交番で若い警察官に尋ねました。警察官もすぐそこですと教えてくれたので、2,3分歩いて行っても見当たらず約10分ぐらい歩いていくとありました。そのとき思ったことは、都会の人の距離感の感覚の違いを感じたことでした。面白い経験ができた一日でした。後でわかったことですが、違う道を通れば渋谷駅から近いです。

 

 

 江戸東京博物館は両国駅から降りたら、相撲の国技館の後ろにあります。江戸の歴史を分かり易く再現しており、今の東京が発展してきた時代を感じることができます。

 三菱一号館美術館は丸の内駅から歩いて7,8分のところにあります。ワシントン★ナショナル★ギャラリー展を開催していました。印象派の有名な画家の作品68点を見ることができました。ルノワールの「猫を抱く女性」とラトゥール「葡萄とカーネション」など部屋に飾りたくなる小作品がたくさんありました。対照的にルドンの「グラン・ブーケ」はこの美術館所蔵で、縦248.3cm 横162.9cmのパステル画です。キャンバスに描いた作品は水彩画のようにも油彩のようにも見えます。近づいていくとパステルだなということがわる不思議な作品でした。