また高齢者の車の運転による事故です。
アクセルとブレーキを踏み間違えたとか。
それにしてもけっこうな距離を走ってますね。
踏み間違えるとパニックになるのでしょうか。
私も実は若いころに踏み間違えでブロック塀にぶつかったことがあります。
長男の出産後1か月も経たないうちに、母に頼まれて銀行に行った時、駐車場で駐車スペースに止めるべくバックをしたら、止まろうと思った瞬間、ブレーキのつもりでアクセルを踏んだ…というものでした。
バックだったので、一瞬あれどっちだっけ??という状態になったのを覚えています。
産後、十分な睡眠もとれない時期だったので、頭がぼぉ~っとしていたのでしょう。
幸い、空いている駐車場で、他に誰もいなかったし後はブロック塀だったし、まっすぐに下がったので、バンパーが少しへこんだくらいで被害は大きくなかったのですけど。
つまり、若くても状態によっては錯誤が起こるわけで、年を重ねるといろいろとっさに判断できないこともあるし、体が思うように動かないこともあるということを、自覚しないといけないと思います。
車が便利だから、楽だからという理由で、いつまでも運転をしていると、結局、事故を起こして晩節を汚すことになるわけです。
亡くなった母も、施設に入ることになった直接の原因は車の事故でした。
たまたま電話で話した時、車の運転はやめたほうがいい、万が一事故を起こしたら晩節を汚すことになるから…と言った2日後に事故を起こしたのです。
たぶん、ブレーキのつもりでアクセルを踏んだのでしょう。
車庫から道路に出るつもりがまっすぐ向かいの家に突っ込んだらしいので。
たまたまその家の前で花の手入れをしている人がいて、直接ぶつかったわけではないけど、驚いてよけようとした時転んでけがをされたのです。
母も、車の方が楽だからという理由で、ずっと運転していました。
まぁ出雲では車がないと生活しにくいことも確かですけど。
年を重ねて、自分自身でも衰えを感じることは多々ありますし、友人知人と話をしてもやはり日々いろいろあるようで、年齢相応に生活していくことが大切か…と。
特に車は凶器になりますから…。