マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

忙しい日

2014-01-31 23:40:53 | 日記
今日は朝から何か力が出ない日でした。
とにかくだるい…。
でも、今日までにしないといけないことがたくさんあって、何とか頑張ってこなしましたけど。
まずは先日のリサイタルの著作権使用料の書類。
プーランクだけは著作権が切れてないのですよね。
昨年没後50年でしたが、敗戦国規定とかで、延長されているのです。
他はすべて消滅している作曲家ばかりだからいいのですけど。

その後は、会社の給与支払調書の提出締切日だったので、作成して、税務署と市役所へ。
市役所では、ついでにお義母さんの住民票の移転をやっとすることができました。
同居の家族ではないと、委任状が必要なのですよね。
それを昨日やっと書いてもらったのでできたというわけです。
他にも振込や電話連絡や、とにかく今日中に!というものがいろいろあって、何とか忘れずに全部できたかな。
今日でなくてもいいものは残ってますけど。
何事も期限を常にチェックです。
何しろ自分の用事に会社の仕事、実家の両親のことにお義母さんのことなどなどいろいろあるもんだから、常に意識していないと忘れてしまうのですよね。

ピアノの椅子

2014-01-30 23:54:03 | 日記
ピアノの椅子を新調しました。

今までも同様のタイプの椅子でしたが、もう少し安い物でした。
練習している時、ちょっと動くとギーギー音がするようになり、油を塗っても向きを変えても結局改善しなかったので、もっとしっかりした分にした方がいいか…というので、先日来ずっと検討していました。
ネットで見るだけでは決断しかねましたが、まぁいろんなサイトで調べた結果、これなら良さそう…と、決断したのです。
在庫があるとあったのに、注文してみたら在庫切れで、10日ほどかかったかな。
昨日やっと届いて、椅子の足は自分で取りつけるタイプだったので何とか取り付けてさっそく使用!!
いい感じでした。
どっしりしていてちょっと高級感ありで、多分長時間練習しても疲労が少ないかも…とか思ってます。
けっこう高めの値段でした。
ギーギー言わないことを願って…。



今日もランチ

2014-01-29 23:41:32 | 日記
午前中は、昔仕事上でお世話になった方が亡くなって、告別式だったので、行ってきました。
短大の学長までされた先生でしたが、私が結婚で姫路に来た時、理論ばかりでなく音楽をたくさん聴かせる音楽史の授業をしてほしいということで、そう言う授業だったら面白そう…と、させていただいたのでした。
その授業をすることで、私自身も勉強させてもらいましたね。
それがあったおかげで今の私の活動もできているのかもしれません。
それにしても、人の死に接するにあたっていつも思うのは、「諸行無常」という言葉ですね。
そんなの当たり前と言われればそうですが、どんなに社会的に高い地位を得ても、死は等しく訪れるわけで、人生どう充実した生き方をするか…が大切かな…と。
ま、日ごろはそんなこと忘れてますけどね。

告別式には、神戸方面からの人を3人、車でピックアップして一緒に行きましたから、終了後はランチをして帰りました。
駐車しやすいということで、イーグレの「ミレ」へ。
ミレではいつも旬菜弁当です。

あまり濃い味ではなく上品でおいしいですね。
1575円…これでコーヒーが付いていたら文句ないのですけどねぇ…。
この3日間毎日ランチしてますねぇ…。

午後はレッスンで、子供相手にしゃべると喉の調子がまた悪くなりますね。
しゃべらないのが一番…か。

連続「食菜家うさぎ」

2014-01-28 23:42:50 | 日記
このところ3回続けて「食菜家うさぎ」に行きました。
昨日は、フランス語の後、駅前店に、今日は家でのパソコン講座のあと砥堀店へ、先日も連弾の練習の後砥堀店へ行きましたから、計3回。
昨日駅前店に行ってわかったことは、駅前店は他のお店より値段が高いということ。
場所代かぁ…。
砥堀店ではいつも「うさぎ花籠御膳」にしています。
種類が多くてお値段も1449円で、デザートと飲み物も付くのです。
きょうのはこれ。

デザートは撮り忘れ…。
先日のは、お刺身がちょっと違っていました。
 
ご飯は3種類の中から選べるので、これまたいつも梅じゃこです。
これだけ食べると、けっこうお腹にズッシリ来ます。
味もちょっと濃いめ…。

昨日は、日替わりランチ1260円にしました。
 
やっぱり花籠の方がよかったか…とちょっと思いましたけど…。

それにしても、お昼はいつも女性がいっぱいで、しかもけっこう大声での話がはずんでいます。
私もその一員と言えばそうですが、まぁ平和…ということか。



リサイタル終了しました

2014-01-27 23:41:28 | コンサート
昨日はリサイタルを何とか終えることができ、晩ご飯を食べると、疲れから寝てしまいました。
昨日は多くの方にご来場いただき、楽しく終えることができました。
ありがとうございました。
いろんな方のご協力をいただいたおかげで無事終えることができ、ホントに感謝感謝です。
若い時には3度リサイタルをしたことがありますが、その頃は勢いでできてしまった…感じでした。
久しぶりのリサイタルということで一番心配だったのは、やはり、準備、リハーサルから本番終了までの長丁場をやりぬくための体調でしょうか。
直前に風邪をひいてしまったことはさておき、勢いで突っ走ることはできなくなっていますから…。
のどの調子が悪かった以外はそうひどい状態ではありませんでしたが、ビデオを見てみると、やはり声は普通じゃないなぁ…でした。
演奏の方は、私自身の感想としては、スクリャービンが思うように弾けなかったことがちょっと残念でした。
昨日はビデオを見る気も起らなかったので、今日やっと見てみましたが、自分で見ても、やっぱり「動物の謝肉祭」は楽しくできてる…と。
ナレーションも表情豊かに語ってもらって、なかなか良かったという感想をいただきました。
他にもいろいろ思うことはありますが、何か一つでもよかったと思ってもらえるものがあったら幸いです。

ドレス、実はピンクのドレスを作るつもりでしたが、やはり時間の余裕がなくなって断念!
以前に着たことのある既製品のオレンジに。

連弾は、黒地に赤いバラ模様の布を守本さんと揃えて準備していましたので、何とかスカートだけ作ることができました。
ホントは上も仕上げたかったのですが、また次回のコンサートで…。
 
最後のスクリャービンは、星のきらめき…のイメージで、ちょっとキラキラを添えてみました。


今日はさっそくフランス語で、メンバーも聴きに来てくれていましたから、また次も楽しみにしてると言って下さったのですが…。
でも、雑用をほったらかしにする言い訳ができて、ピアノに専念できる時間というのは、実はとても楽しい時間、幸せだと感じる瞬間だったかもしれません。

そうそう、思い出しましたが、昨日のリサイタルでは、ホール入口に飴を置いておいたのです。
「咳が出そうで心配な方は飴をご利用ください」ということで置いておいたら、何と、終了後にはみんななくなっていました!
私もコンサートなどに行くと、何ともないと思っていても、急に咳が出そうになって困ることよくあるので、あったらいいかな…と。
好評でなによりでした。







リサイタルは明日

2014-01-25 23:20:06 | コンサート
いよいよ明日になりました。
準備は万端か…と言われると、どこまでやっても多分満足いくところまではできないかもしれない…ですね。
年末年始のお義母さんの退院、引越しなどで時間を取られたし、体調は崩したし、予定通り進まなかったというのが正直なところ…。
その中ではまぁ、何とかそれなりにできた…とは思いますが…。
新聞にリサイタルの情報を載せてもらったので、お問合せがあったりして、そういうのはうれしいですね。

さて、プログラムについて、まだ書いていないのは、プーランクのノクターンについてです。
ノクターンと言えば、ショパンでも説明しましたが、プーランクのはちょっと違う…かな。
弾くのは、短いですが、8つのノクターン より 第1曲 ハ長調。
プーランクは、1930から38年にかけて8曲のノクターンを書きました。
1930年作(1929年という説もある)の第1曲ハ長調は、非常に魅力的な旋律で作られています。
明るい色彩感は、夜想曲というより、「朝の音楽」と呼んだ方がしっくりくるかもしれません。
プーランクのハ長調の曲はどれも透明感があって、すご~く好きですね。
この曲は、今回のリサイタルのために仕上げた曲です。


ショパンのノクターンとエチュード

2014-01-25 00:40:00 | コンサート
26日のリサイタルで弾くショパンの曲は、小品を4曲。
バラードやスケルツォといった大曲は今回は弾きません。
ノクターンを2曲とエチュードを2曲です。
ノクターンとは日本語では夜想曲のこと。
低音部の和声的な伴奏の上に、高音部が、夜の静寂と夢見るような心持を表す優雅な旋律を歌う…といったような形です。
全部で21曲ありますが、うち18曲は、2曲、3曲とまとめて生前出版されています。
弾くのは、第2番と第13番。
第2番変ホ長調は、1832年に作品9として最初に出版されたものの一つです。
ショパンのノクターンと言えばこの曲!というくらい有名ですが、内容的には平凡な曲…でしょう。
第13番ハ短調は、1841年ショパン円熟期の作品で、ノクターンの中で最も壮大で高貴な作品となっています。
とても好きな曲なので、感動的に弾きたいと思っています。

ショパンのエチュード(練習曲)は、作品10の12曲、作品25の12曲、3つの新練習曲から成り、全部で27曲あります。
ショパンのエチュードは、単なる指の練習にとどまらず、すばらしい芸術音楽となっています。
今回弾くのは、作品10-3と作品25-12です。
作品10の第3番ホ長調は、1827年作で「別れの曲」としてよく知られていますが、ショパン自身の命名ではありません。
カンタービレな表現の練習曲です。
作品25の第12番ハ短調は1836年の作。
広い音域を使った俊敏な両手のポジション移動をする曲で、大洋の真ん中で大きなうねりをなす波を思い起こさせるため、「大洋」と呼ばれていますが、これもショパンの命名ではありません。
楽譜上は16分音符の連続ですが、そのアクセントの効果によってみごとに旋律が浮かび上がっています。
この曲も好きな曲で、この音型もまた好きな形なのです。
このパターン、荒れる海を表現するのにピッタリ!ということで、私の「“うみ”による変奏的カプリッチォ」でも利用しています。
このブログ右側にYouTubeでアップしています。
この音型、実は左右の視線の移動が大きく、体調悪い時は目まいがしそう…なのです。

ノクターンお勧めCD
ショパン:夜想曲全集
アシュケナージ(ウラジミール)
ポリドール
 
ショパン:ノクターン全集(通常盤)
クリエーター情報なし
EMIミュージックジャパン


エチュードCD
ショパン:12の練習曲 作品10/作品25
クリエーター情報なし
ユニバーサルクラシック

ショパン:練習曲集(全27曲)
クリエーター情報なし
ユニバーサルクラシック





スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番

2014-01-24 01:00:43 | お勧め
一昨日はリサイタルで最初に弾く曲、キラキラ星変奏曲について書きましたが、今日は最後に弾く曲、スクリャービンのピアノ・ソナタ第4番について。
スクリャービン(1872 – 1915)はロシアの作曲家で、自身もピアニストでした。
1873年生まれのラフマニノフとモスクワ音楽院で同級だったとか。
作曲家としてはラフマニノフが、ピアニストとしてはスクリャービンが有望視されていたにもかかわらず、ピアノ卒業試験で、ラフマニノフが1位、スクリャービンが2位…。
スクリャービンは小柄で、病弱だったので、いろいろハンディがあったようです。
訓練しすぎて右手を痛め、作曲にも力を入れるようになったようです。
唇への虫刺されが炎症を起こし、敗血症がもとでモスクワで1915年に急逝します。
短命でした。
スクリャービンという名は、一般の人にはあまり知られていませんが、ピアノを弾く人の間では、人気のある作曲家です。
ショパン的な要素、ロシア的な要素に、スクリャービン独特の音楽感があって、魅力的です。
後半の作品は調性から逸脱する前衛的な方向に行って、なかなか理解しがたい面もありますね。
今回弾く第4番のソナタは、前衛的になる前の作品です。
1903年作曲で、スクリャービンの特徴の一つである、左手が広い音域を駆け巡る書法が随所に現れるため、技術的に難しい曲となっています。
静かな1楽章と躍動感あふれる2楽章は続けて演奏され、序奏と主部という関係を作っています。
1楽章開始部の天上的な静けさは、スクリャービンが後から付した詩によれば、彼方の星が放つ、美しく優しい輝きです。
2楽章は対照的に「飛翔」を表していて、その辿りつく先は、もはや彼方の星でなく「燃ゆる太陽」であり、壮麗なクライマックスが築かれます。
1楽章の静けさと夜の星のきらめきから、最後のクライマックスに向かって、いかに盛り上げて行けるか…完全燃焼して終わりたいものです。

お勧めCD
アシュケナージ スクリャービン / ピアノ・ソナタ全集

あっという間でした

2014-01-23 23:17:02 | 日記
今日の昼は、FMゲンキの「飛び出せ!まちの元気人」に出演してきました。

木曜日のパーソナリティは中村さんで、ここ最近お馴染みになっていて、楽しく話をさせていただきました。
話の引き出し方が上手なのですよね。
ついしゃべってしまいます。
この声で…。
なんか時間が短かったような感じ…でした。
ラジオを聞いて、リサイタルに行ってみようかなと思ってくださった方がいらっしゃったらいいです…ね。

出かけたついでにやっておこうと思ったことがありましたが、一つ忘れて帰ってしまいました。
忘れっぽくて困ったものです。
体調は徐々に良くなっていますが、喉はとにかくなかなか良くならないですね。
どうしたもんなんでしょう??
まぁ歌を歌うわけではないので、いいと言えばそうでしょうけど…。
実はピアノを練習すると、喉が痛くなったりするのですよね。
声は出さないけど歌ってる…ということか…と。
なので、治りが遅いのかも。

明日はラジオ出演

2014-01-22 23:27:09 | コンサート
今日もお医者さんへ。
今日で4回目の点滴です。
随分良くはなりましたが、声がまだ完全には戻りません。
明日は、FMゲンキに出演の予定なのですが、この声ではねぇ…。
13:15~13:45の「飛び出せ!まちの元気人」のコーナーです。
再放送は、18:30~19:00。
下のサイトから、ネットで聴くことができます。
http://fmgenki.jp/index.html
何を話すかは、パーソナリティさんとの打ち合わせで決まる…でしょうね。
ラジオ出演はけっこう楽しいものです。

リサイタルまで、あと3日。
練習はやってもやっても限がないですね。
練習しないといけないというのは、しんどいと言えばしんどいですが、棚に上げてしまっている雑用からは解放されているので、その意味では練習三昧できるのは楽しいことです。
それにしても体調は回復するのか…。