マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

13年目です

2019-09-30 23:37:37 | 日記
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今日からこのブログも13年に入りました。
プロムナード・コンサートを始めたことがきっかけで、ブログを開始しましたが、プロムナード同様、やめるきっかけもなく何となく続けているという状態で、はや、満12年。
10年ひと昔とは言いますが、世の中は大きな変化があっても、私自身のやってることは大きな変化もなく…
12年も経ったのか…と、毎年、9月30日になると思ってます。
始めたことは続けるというのが私のモットーですから、これからも綿々と続けていくと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

さて、今日のニュース…というほどでもないですが、午後、フランス語講座に行くべくバス停で待っていると、3つ前のバス停を出たという表示がされたのに、なかなか近づいてこない…で、ちょっとイライラしながら待っていると、バス停のすぐ手前で、自転車で転んだおじいさんがいるのに気が付きました。
痛そうな顔をして立ち上がらないのです。
近づいてきた、バスに乗ると思われる人に声をかけて、助け起こそうとしましたが、骨折でもしていたら困るし、相手は男性ですし、男性の方がいいだろうと、目の前の信用金庫に入って助けを求めました。
そこへ、遅れていたバスが来たので、私は申し訳ないけど、バトンタッチして、バスで行くことにしました。
他にも通行人の人が寄って来てくれたし、見たところ意識の方は問題なさそうだったし…。
私はそのバスを逃すと完全に遅刻になってしまうので。
足とか腰とか、ひょっとしたら骨折でもされていたかもしれませんが、歩道で普通に自転車に乗ってる分には転ぶようなところではないですが、私は見てなかったのでわからないものの、バス停の表示パネルにでもぶつかったのかも…です。
最近高齢者のドライバーが問題になりますが、自転車も同じだと思いますね。
今回は自分で転んだようですが、よく見ないで車道を横切ったり飛び出したり、フラフラ乗っていたり、自転車にヒヤッとするのはよくありますからね。
まわりに目が行かなくなったら乗るべきではない…と思いますけどね…。


第51回プロムナード・コンサート終了しました

2019-09-30 00:52:27 | ラ・プロムナード・ミュジカル
終了しました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

今回は体調はいいかな…と思っていましたが、今朝起きると、首が痛かったり腕に力が入らなかったり…。
割とゆとりで準備していたのですけど、終わってからの写真にはやはり疲れが出てるなぁと感じました。

さて、ドレスですが、前半のハイドンの時はちょっとシックに…と、ブルー系です。
アマゾンでお手頃価格で買ったのを、身頃の長さ調整をして首周りに飾りを付け足しました。
後半は、明るい色で。
これは、6月にフランスに行った時、パリのモンマルトルにあるお気に入りの生地屋さんで買った布で、リメイクしたものです。
大慌てで買ったのでゆっくり選べなかったのですが、一目で気に入って3m買おうと思ったら残りが少なくて、たぶん1.6mくらいしかなかったのですが、それでも何とか利用できると思って買ったのでした。
ず~っと以前に作ったピンクのドレスの上に、オーバースカートを作り、上半身は残った布を最大限利用して手縫いで縫い付けたのです。
前から見るとわからないのですが、スカート部分、後ろは一部近い色のチュール素材の布を足しました。
割と満足いく仕上がりになったかな…。
試行錯誤だったので、けっこう早い時期からちょっとずつ進めていました。

終了後、打ち上げということで、イーグレの4階にあるミレで、ランチをしました。
開店以来一度も変わらなかったメニューに変化があり、驚き!!
旬菜弁当が、旬菜御膳になり、和風と洋風がありました。
今まで和風のみだったので、じゃぁ洋風にしてみるか・・と。
若干残念な感じ。
洋風にするならお吸い物じゃなくてスープにしてほしいし、全部が洋風というわけじゃないし、やっぱり和風の方がいいかも…という結論になりました。

その後、洗濯をしたりコンサートで使ったものなどを片付けたりして、夕方の新幹線で横浜に戻りました。
とにかく眠たくて、半分くらいは寝てた…かな。



明日の演奏曲の解説

2019-09-28 21:57:46 | ラ・プロムナード・ミュジカル
第51回プロムナード・コンサートは明日の10時からです。
お天気、どうでしょうねぇ…。

明日演奏する曲について、ハイドンとショパンのスケルツォ第3番については記載しましたが、リストのウィーンの夜会については、以前にアップした記事がありますので、そちらを参照いただければと思います。

リスト:ウィーンの夜会第6番

ドビュッシー:月の光
ドビュッシー初期1890年作曲の作品「ベルガマスク組曲」の第3曲。
ヴェルレーヌの詩集『雅びた宴』の中の一つ、「月の光」から名づけたという説があります。
一見楽しそうではあるが、仮面の下には悲しみや郷愁の念をかくしもっている道化師たちの様子がうたわれています。
イメージとしては、ターナーの絵「ルツェルン湖の月明かり」のような感じ…かも。

ハイドンのピアノ・ソナタ変ホ長調 Hob.ⅩⅥ:52

2019-09-27 23:50:36 | ラ・プロムナード・ミュジカル
ハイドンのクラヴィア(鍵盤楽器)のためのソナタは、全部で54曲。
私が大学院で修士論文を書いたときは、そうでした。
その後研究してませんので、新たに発見されたり確定したりしたものがあるかは知らないのですが…。
クリスタ・ランドンによるウィーン原典版ハイドンピアノ・ソナタ全集では、62番まで番号付けされていて、この曲も62番とされています。
Hob.というのはホーボーケンによる整理番号で、私にはこちらの方がなじみがあるし、そもそも54曲しか確定していないものを62番とするのは、研究した身としては、したくない…。
私の大学、大学院時代、ハイドン研究家と言えば、私の師であった大宮誠氏と、クリスタ・ランドン氏だったのです。
大宮先生に直接指導を受けて、ソナタの成立事情まで確定したので、まぁこだわりと言えばそうかな。
番号はまぁいいとして、この今日は1794年に作曲されていて、ハイドンの曲にしては珍しく自筆楽譜が残っています。
そこに、1794年と記載されているので、確かでしょう。
また、その自筆楽譜によると、テレサ・ジャンソン夫人のために作曲されています。
ハイドンは、長い間エステルハージ侯爵のお抱え音楽家だったので、オーストリアのハンガリーとの国境近くの田舎に暮らしていました。
よって、モーツァルトと違って、当時の音楽の中心地ともいえるパリに行くことはなく、音楽界の情報は少なかったようです。
エステルハージ家から解放されて、1791~2年には初めてロンドンに行き、演奏をしました。
1794年は2度目のロンドン滞在中で、たぶんいろんな刺激があったのでしょう。
ハイドンの、いわゆる「ピアノ・ソナタ」と言われるものは、大半がピアノのための曲ではありませんでした。
ピアノという楽器に出会っていなかった…はず…。
1794年ごろには3曲のソナタが作曲されていて、そのうちの一つに、ダンパーペダルの指示と思われる記載があるので、この頃はピアノ・ソナタと言ってもいいかもしれません。
モーツァルトはこの曲が作曲されたころにはあの世に行っていましたので、実はモーツァルトの曲より新しいわけですが、モーツァルトの曲の方が新しく感じられるのは、作曲家自身の個性ばかりではなく、環境という部分も大きかったのでは…と思うわけです。
ベートーヴェンと比べると、これまた第1番は、ハイドンのこの曲より前に作曲されているのですよねぇ。
作風というのは、必ずしも年代に比例するわけではないのです。

ということで、つい細かいことにこだわってしまいましたが、曲についてです。
3楽章から成り、第1楽章は重厚な変ホ長調の主和音で始まり、一見、ベートーヴェンを思わせる曲調です。
目まぐるしく変わるモティーフの羅列…のように感じるかも・・・です。
変化に富んでいて、弾く方としては苦労するところです。
第2楽章は、第1楽章の変ホ長調に対して、ホ長調という、とんでもない遠隔調です。
ゆったりとした曲ですが、強弱が目まぐるしく変わるのは、ピアノの特徴を思う存分試したかったのか…と。
第3楽章は、軽快なロンドで、変ホ長調に戻ります。
速く弾けば弾くほど面白いかもしれませんが、無理…。
でも、とても楽しい曲です。
やはり重厚さはありますね。
ハイドンのピアノ・ソナタの中で、一番演奏効果があって難しい曲でもあります。
まとまりのない感じ、転調が多いなど、弾くうえではいろいろ迷うことだらけですが、何とかハイドンの曲の面白さを表現できれば…と思っています。


ゴッホの講座へ

2019-09-27 01:09:36 | 日記
午後、ゴッホについての講座があるので、朝日カルチャーへ。
出かける前に、練習時間をしっかり取ろうと思っていましたが、何だかんだしていると、すぐ時間がなくなってしまいます。

今日のゴッホ講座は、オランダ時代の絵でした。
10月11日から、上野の森美術館でゴッホ展が開催されますが、そこに展示される「ジャガイモを食べる人々」については、前回詳しい話を聞きました。
オランダ時代は、その絵と同様に、ちょっと暗い色調の絵が多く、ニューネン時代は古い教会を題材にした絵をたくさん描いていて、ざっくり言えば、そこにゴッホの様々な思いがある…。
なかなか理解するのは難しいです。
何しろ、1月から正田先生のゴッホの講座を聞くまでは、オランダ時代の絵についてはほとんど知識がなかったし、ゴッホが絵に込めた思いとか、考えたことなかったのですよね。
ゴッホについて詳しいわけではないので、何を聞いても、へぇ~そうなのかぁ…と。
知れば知るだけ、おもしろいですけど。
朝日カルチャーの講座は、3か月ごとに更新されるので、次はまた10月から3回。
ゴッホが絵を描いたのは10年間ですが、10年とは思えないほどの作品数があるので、話が尽きることはない…でしょう。

この秋は、ゴッホ展にコート―ルド美術館展、ルノワール展など興味のある美術展が目白押しだし、ゴッホの映画も公開されるので、なんか忙しいなぁ…。
今の所は、コンサート目前なので、のんびりできないのですが。


リメイクと練習

2019-09-25 23:58:18 | 日記
ここ数日、ドレスのリメイクとピアノの練習に励む日々。
前半で弾くハイドンのソナタについては、楽譜を見て弾く予定ですが、後半の3曲は何とか暗譜で…と思っているので、音の確認や指のトレーニングに時間を費やしています。
ドレスは、前半で着るのはほぼ完成したので、後半用に取り掛かっています。
6月にフランスに行った時、大慌てで買いに行ったものの一つで、残念ながら残りがわずかで十分な長さがなかったので、いろいろ工夫して、元々あるドレスにプラスして作り直すことにしたのです。
大体思ったようなイメージに出来上がりそうで、ヤレヤレ…。

ショパンのスケルツォ第3番

2019-09-25 01:33:46 | ラ・プロムナード・ミュジカル
29日の第51回プロムナード・コンサートで、最後に演奏するのは、ショパンのスケルツォ第3番です。
ショパンのスケルツォと言えば、第2番が何と言っても有名で、演奏されることも多分一番多いでしょう。
とは言え、第3番もドラマティックでなかなか魅力的な曲です。
「スケルツォ」というのは、元々は歌の一種で、ユーモラスでこっけいな内容を持つものでした。
「愉快な音楽」という意味で、だんだん器楽にも使われるようになりましたが、ハイドンが、交響曲の2楽章または3楽章で、「メヌエット」の代わりに「スケルツォ」を使い始め、その後、ベートーヴェンが使ってから、存在感が増したものです。
スケルツォという言葉には、「冗談、おどけた」などの意味がありますが、器楽では、「急速なテンポによるドラマティックな曲」というような意味になっています。
ショパンの4曲のスケルツォも、素晴らしく、またドラマティックな曲となっています。

第3番 嬰ハ短調は、1839年マジョルカ島で着手されましたが、体調がすぐれなかった時期で、完成には時間がかかったようです。
序奏ののちのオクターブの第1主題は、ややベートーヴェン的な趣がありますが、一転して、第2主題は和音によるコラール風で、非常に美しく、この対比が、演奏するうえではなかなか難しい所でもあります。
最後は一段とドラマティックで、駆け抜けるように激しく終わります。

私は、この曲を初めて弾いたのは大学時代です。
録音も残していないし、どんな風に弾いていたのかな…とは思いますが…。
感情の起伏が激しいのに、自分の気持ちがついて行かないような気がして、長い間封印していましたが、少しわかるようになったかも…と、今回弾くことにしました。
あ~こんな曲だったのかぁ…というのに気が付くことも多いですね。

またユザワヤへ

2019-09-24 00:11:07 | 日記
午後はフランス語。
いつも直前にしか勉強しないので、あまり進歩してる感はありませんが…。
今日の予習はわりと楽だったかも。
テキストの内容によりますから、今日の所は比較的理解しやすかったということです。
終わってから、先週に引き続きユザワヤへ行きました。
先週行った時、ちょっと悩んだ素材があって、1週間考えるに、やっぱりあった方がいいかな…と。
ちょっと地味かなというドレスをリメイクしているので、ちょっとキラキラしてみよっかな…と。
ドレスに使えそうな布地もいろいろ見ましたが、決心するほどではなく、買うのは断念。
それにしても、今日もすごく人が多かったですね。
男女問わず…です。
ユザワヤのセールということもあるでしょうが、消費税アップも関係あるのかな…。

今日は…日付越してしまいましたが、9月23日は、結婚記念日。
35年です…珊瑚婚式…とのこと。
特に何かをしたわけではないですけど。


プロムナードのブログを新たに

2019-09-23 00:55:13 | 日記
第51回プロムナード・コンサートは来週ですが、今頃になってやっと、プロムナードのブログをを開設しました。
Yahooブログはありましたが、今年12月で終了ということで、何と、今月初めから新たな記事の投稿ができなくなっていて、ブログでのお知らせができていませんでした。
いずれ別ブログに移行しようと思っていたので、慌てて新たに開設しました。
WEBサイトが閉鎖になった後、ブログの方に過去の記録などを掲載しようと思っていましたが、ブログも閉鎖ということで、別ブログに移行してからと思っていましたが、とりあえずいろいろ追われていて、なかなかできていません。
29日のコンサートが終わったら12月までは少し余裕があるので、その間に何とかしたいと思ってはいますが…。