茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

運慶展

2017-11-03 11:37:33 | 美術館・博物館
東博の運慶展にやってきました。
混雑は覚悟していたので、朝早く出かけてきた甲斐あって、開場して5分ほどで入場でき、ゆっくり観ることができました。
ムチムチの童子の足や、踏みつけられている邪鬼の可愛い?顔を、至近距離から眺められるのは、展覧会ならでは。
ヒラヒラのフリルのように柔らかな衣紋、うっすら残る彩色。
楽しい時間を過ごしました。
さて、私達が着いたのは9時前.。
その時には、既に門の前は大混雑。
係員の人がいなかったので、ここは、券のある列ですか?と声をかけあい、並びました。
対応の悪さに、ちょっとイラっときましたが、後から出てきた係員に噛み付いている人がいて、プラカードで誘導しろと言っているのを聞いているうちに、そんなもので並ばされるよりも、みんなで協力してちゃんと並んでいたことの方が、ずっと文化的だよなあと、思ってしまいました。
日本人って、すごくない?
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池田学展

2017-10-01 22:57:46 | 美術館・博物館
新聞に取り上げられたせいか、大変な盛況でした。
緻密で繊細なペン画は、実際に見ないと伝わらない感動に溢れています。
この絵は<誕生>というタイトルですが、写真撮影可でした。
東日本大震災の破壊からの復興をイメージした絵です。
大きな絵で、とてもスマホの画面に収まらないスケールです。
破壊された町の部分ではなく、新しい命が生まれる明るい部分をアップしたいと思います。
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民藝の日本

2017-09-25 18:49:33 | 美術館・博物館
先週、仕事帰りに横浜高島屋に寄って、「民藝の日本」展を見てきました。
柳宗悦が日本各地で蒐集した民芸品を中心とした展覧会で、素朴な風合いの日用品が並んでいました。
「用の美」という言葉がよく知られていますが、日用品のデザインは、その用途にあわせて無駄なく合理的に作られているから美しいんだと思いました。
古びていて、なんだか粗末なものもありましたが、それもまた、ひとつの味わいでしょう。

以前、「母の手仕事」という展覧会を見たことも思い出しました。
最近、手仕事が見直されています。
ちょっとした時間を使って、こちょこちょ針仕事もいいものです。
そうだ、お月見のタペストリー、しあげなきゃ。
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加山又造展

2017-09-05 15:15:42 | 美術館・博物館
仕事帰りに寄り道して、かわいい猫の絵を見てきました。
日本画家の加山又造さんの、生誕90年記念の展覧会です。

展覧会のチラシやポスターに大きく扱われていたこの「猫」。
蟷螂に遭遇して、きょとんと見つめる猫の、青い大きな目。
犬派の私もメロメロです。
思わず、財布の紐をゆるめて、絵葉書やらクリアファイルやらのグッズを買いこんでしまいました。
なんと、おそろしい、猫!!!

展覧会は、主に個人像の小品を中心に構成されていて、猫の絵もほかに何点か出品されていました。
どれも、作者の愛情が感じられて、心が柔らかくなるものでした。

前衛的な若いころの作品は、まるでピカソか?というような趣。
蟹の絵や、鴉とナイフの絵は、ベルナール・ビュッフェを思い起こさせます。
そうかと思うと、装飾的で絢爛豪華な琳派風の趣きの大作も。
尾形光琳みたいな紅梅図に、墨で描かれた様式的な水の流れが印象的だった「紅白梅」。
桜や富士、龍といった伝統的なモチーフの作品も見応えがありました。

面白かったですよ。
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池田理代子展その2(追記しました)

2017-05-02 16:02:28 | 美術館・博物館
会場内の衣装。
こちらは、マリー・アントワネットとフェルゼンの衣装です。



こちらは、オスカルとアンドレの衣装。

宝塚の舞台のパネルもたくさん展示されていて、それこそ、初演のころのものから、最近のものまであって、それだけでも楽しめました。



そして、お約束の顔出しパネル!
勇気のある人は、どうぞ!ですね。
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池田理代子展に行ってきました(追記しました)

2017-05-02 15:58:42 | 美術館・博物館

仕事帰りに、横浜高島屋に寄ってきました。
デビュー50周年記念池田理代子展を見たかったので。

会場に入ると、マーガレットの表紙がバーっと並んでいて、あっ、この表紙、覚えてる!
この頃「エースをねらえ!」も連載したたんだ、とか。
懐かしくて、楽しかったです。

原画は、「ベルサイユのばら」の物語の流れにそって展示されていて、ついついがっつり見入ってしまいました。
しかも、あれとか、これとか、有名な場面の原画が網羅されていて「ベルサイユのばら」の世界を知らない人でも、ちゃんとストーリーがつかめるという、親切なものでした。
「ベルばら」ダイジェスト、とでもいいましょうか。

会場には、私と同年代から、少し年上のシルバー世代の方がたくさんいらしてました。
みんな、楽しそうに、真剣に、見て(読んで)いました。
今日は平日だったので、そんなに人が多くなかったので、ゆっくり立ち止りながら楽しめましたが、混雑していたら、思うように楽しめなかったかもしれませんね。
グッズも、いろいろありました。

さて、親に依存しながら学生運動をするのに疑問ををもち、漫画で自活する道を選んだという作者らしい、初期の社会性に富んだ、というか、どことなく道徳的な作品も展示されていました。
小学生の頃読んで、その時は感動したけど、思春期にさしかかるとなんとなく鼻について気持ち悪く感じた作品群です。
池田理代子さんという人は、真面目で純粋な人だったんだなあと、今なら素直に思えます。

写真は、一階のエントランスにあった、宝塚の「ベルサイユのばら」の衣装です。
真っ赤なアントワネットの衣装と、オスカルの軍服。
会場内には、別の衣装の展示がありました。



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ミュシャ〜スラブ叙事詩

2017-04-27 16:02:13 | 美術館・博物館

火曜日のミュシャ展。
とてもよかったです。

アール・ヌーボーのミュシャも好きですが、この、スラブ叙事詩のミュシャは、また違う魅力を放っています。

スラブ民族の歴史を、神話の時代から描いた大作は、びっくりするほどの大きさで、まず、それに圧倒されました。
20点の作品を一堂に集めた展覧会は、画期的なんだそうです。



会場の一画は、写真撮影が許されていて、撮影に挑戦してみましたが、あまりにも大きすぎる絵は、小さなスマホのカメラでは捉えられません。

絵は、しっかり目で見るもの。

そんなことを実感させられた撮影エリアでした。
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草間彌生さんの作品

2017-04-25 13:55:46 | 美術館・博物館
美術館をとりまく、この水玉を纏った木々も作品のようです。
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ミュシャ展

2017-04-25 13:54:18 | 美術館・博物館

連日の東京。
仕事帰りに、足を延ばして、新国立美術館までやってきました。
NHKの特別鑑賞会に当選したので、ご招待です。
受信料を、取り戻さなきゃね。

日曜美術館で、しっかり予習もしました。
今日は休館日なので、比較的ゆったり鑑賞できるのではないかな?
これから受付です。
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河鍋暁斎

2017-02-25 15:11:36 | 美術館・博物館
Bunkamuraミュージアムで、暁斎展。
当った招待券で行って来ました。
なかなかの人気で、朝早かったのにもかかわらす、混んでました。
こちらのポスターは、「地獄太夫と一休」という、大変有名な作品です。
前世の報いで遊女に身をおとした地獄太夫を、一休が悟りに導くという物語がモチーフ。
しかし、一休和尚、骸骨に乗って踊ってますけど……。

まるで鳥獣戯画のような、蛙や猫やネズミたち。
ユーモラスな動物の曲芸。
諧謔の意味とかあんまり考えずに、楽しめばいいです。
ひっそり?春画のコーナーもあります。

とても気軽に楽しめる展覧会でした。


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私のお気に入り

2017-01-21 19:42:39 | 美術館・博物館
薩摩焼。
ぞうさんの背中の塔の上に人がたくさんいます。
ぞうさんの目つきも面白くて、今日、一番のお気に入りです。
(常設展)
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これ、行って来ました!

2017-01-21 18:28:32 | 美術館・博物館
何度もアップしていたのですが、ダメだったので、記事を書きなおしました。

今日は、お父ちゃんと上野に散歩に行ってきました。
よく晴れて、そんなに寒くない、お散歩日和の一日でした。
おひさまに後押しされて、上野の博物館まで。
毎年恒例の「博物館に初詣」でもありますが、平成館で開催中の「春日大社千年の至宝」展がおめあてです。

春日大社は、平安の正倉院と呼ばれ、平安貴族の美意識を反映した宝物がたくさん伝わっています。
展示品は、愛らしい神鹿の絵や像、手の込んだ工芸品や「春日権現記絵」から、奉納された刀剣や甲冑、狛犬や獅子、舞楽面・伎楽面、能面、衣装。
そうそう、仏像も。
バラエティーに富んだ展示品は、見ていてあきません。

博物館の一押しは、どうやら金地の螺鈿の太刀の鞘なのですが、雀をねらう猫の意匠がキュートです。
躍動感のある猫の姿はなるほど傑作でした。
グッズもたくさんありましたが、跳躍する猫じゃなくて、丸まっている猫のモチーフのもの。
私には、そこがちょっと残念でした。

今日は、そんなに混雑していませんでした。
けっこうおもしろいので、お勧めです。
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常設展

2017-01-21 17:58:56 | 美術館・博物館
お正月恒例、博物館に初詣。

鳳凰

鶏のモチーフの水滴

十二神将。酉神。

いまひとつ、インパクトに欠けたかな?
ま、ちょっと遅過ぎたかも。
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弥生美術館に行ってきました(追記)

2016-12-17 15:52:53 | 美術館・博物館
私が出かけて行ったのは、こちら。
根津にある、弥生美術館です。

弥生美術館は、民家を改装したみたいな、こじんまりとした美術館。
竹久夢二のコレクションで有名みたいです

昨年、陸奥A子さんの付録コレクションの展覧会をやっていて、行きたいなと思った所。
今回、山岸涼子さんの原画展だというので、出かけてきました。



デビュー作から最近の作品まで、たっぷり楽しめました。

とにかく美しい。
書き損じとか、絵の具がはねちゃったとか、にじんじゃったとか、そんなの全然ない。
プロだから、当たり前かもしれませんが、いやいや、すごい。
狭いところだから、わんさか展示されているわけではないのですが、懐かしかったし、十分です。

お土産に絵葉書や一筆線なんかのグッズも売っていました。

今日は、ギャラリー・トークも開催されていたようですが、お父ちゃんと待ち合わせをしていたので、さっさと帰っちゃいました。
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スヌーピー・ミュージアム

2016-11-06 12:25:44 | 美術館・博物館
外のオブジェ。
何体か並んでいますが、この、初期のデフォルメされていないスヌーピーが好きです。
犬の愛くるしさがよく表現されていると思うから。



スヌーピーとチャーリー・ブラウンの大きなモザイクアート。



新聞の連載漫画で出来ています。

今回の展覧会は、第2期。
もう一度、初めましてスヌーピーというテーマに沿った展示です。
来年の4月まで。

スヌーピーの姿に癒やされて、グッズ売り場で財布の紐がぶち切れる。
可愛くて、危険な場所です。
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