茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

星野道夫の旅

2016-10-27 14:37:08 | 美術館・博物館
高島屋で開催中の写真展に行って来ました。
没後20周年ということですが、人気は衰えていないようで、会場は大盛況。
絵はがきやカレンダーも、飛ぶように売れていました。
北極圏という過酷な環境の中で生きる動物と人間と自然と。
命の輝きが写し取られた写真からは、ただかわいいのではなく、愛おしさが溢れていました。
私の大好きな、ワイルドストロベリーに降りた霜の写真もありました。

絵はがきと卓上カレンダーをお土産にして帰りました。
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カラヴァッジョ展

2016-04-18 20:01:54 | 美術館・博物館
仕事のあと、上野の国立西洋美術館の「カラヴァッジョ展」に行ってきました。

月曜日なので本来は休館日ですが、NHKの特別鑑賞会に当選したのです。
ラッキー(#^_^#)

招待者だけの観覧なので、ゆったり鑑賞できてました。
こういうのって、いいですよね。
(常設展を見れなかったのは、ちょっと残念でしたが。)

さて、昨日の「日曜美術館」で「カラヴァッジョ展」を紹介していました。
予習のためにちゃんと見ていたのですが、画面の絵の具の質感など、やっぱり実物を見なければ分からないものですね。
無心に絵の前に立つのもいいのですが、今回は、予習のおかげて、じっくり楽しむことができたように思います。

徹底的に写実を追究した絵は、独特の力強さで迫ってきました。
心がぞわぞわしてくる感覚です。
「自然以外の何者も師としない」という、カラヴァッジョや彼の影響を受けたカラヴァジェスキたちの絵画は、ルネサンスの絵画よように、美しくはないけど、美しい。
不思議な魅力に満ちていました。

今回、カラバッチョ展にやってきたカラヴァッジョの絵画は、11点。
少ない気がしますが、カラヴァッジョの真筆は60点あまりで、しかもその作品の多くは教会の壁を飾る宗教画で、移動不可能なものだから、今回の展覧会は世界有数の規模なのだそうです。

「バッカス」の手に持つワイングラスの硝子の質感や、「果物を持つ少年」の匂いまで伝わってきそうな果物は、本当にすごいなあと思いました。
世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」のうっすらと閉じられた目や、口元に浮かんだ不思議な微笑も、なんともいえません。
そして、暗い闇と、そこに射す光。

不思議な美しさと魅力にあふれた展覧でした。
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兵馬俑には負けない!その2

2016-02-09 19:31:33 | 美術館・博物館
埴輪の馬もいます。



兵馬俑の写実に対し、埴輪の素朴な可愛らしさ。
なかなかいい勝負してますよね!

*スマホから投稿した記事について、写真の入れ替えや、訂正・追記しました。
 よかったら、見てください。
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旧暦で、博物館に初詣

2016-02-09 15:09:57 | 美術館・博物館
ここ数年は、「博物館に初詣」していましたが、今年は行きそびれてしまいました。
旧暦のお正月だから、ま、いいかと、大胆に行きましょう!

曹源寺の十二神将、申です。
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兵馬俑にも負けません!(追記しました)

2016-02-09 14:52:17 | 美術館・博物館
日本の国宝、埴輪くんです。
全体写真はこちら。



結構、大きかったです。

考古学展示室がリニューアルしたようで、以前より明るい感じの展示室になっていました。

日本の兵馬俑、埴輪も、負けてないと思うのですが、どうですか?
結構、凛々しい埴輪君。

こっちは、カワユイ系の埴輪たち。
なんだか、メルヘンの世界みたいでしょ?



座っているのは、みこの少女です。



ほっこりします。
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東博に来ています

2016-02-09 12:12:28 | 美術館・博物館
お父ちゃんと一緒に、大兵馬俑展に来ています。
本場の兵馬俑を見たことのあるお父ちゃんの解説付き。

思ったよりも混んでなく、並ばずサクッと入れました。
銅馬車は2台とも複製品ですが、とても良くできています。

ずっと前、やっぱり兵馬俑展があったときはガラスケース越しでしたが、今回は、近くで360度見渡せました。

本物の兵馬俑博物館に行ったお父ちゃんにしてみたら、ちょっと物足りなかったようですが、私には、十分でございます。

会場の出口で、レプリカと写真が撮れます!



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インドの仏

2015-05-16 10:30:23 | 美術館・博物館
上野に来ました。
「インドの仏」を観るためです。

今日は、あいにくの雨ですが、そのおかげで、ゆっくり鑑賞できました。

ハンサムな仏やら、美形の女神やら、おもしろかったです。

会期はあしたまで。
明日にするつもりでしたが、明日は、晴れ。
きっと、混雑するなと思って、今日にして大正解。

もっとも、平成館の「鳥獣戯画展」の方は、雨の中、開館直後から二時間待ちになってました。

なんでも、本館も、ゲームに出てくる刀剣が人気で、混雑しているとか。

さあて、このあと、どうしようかな?
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黒田記念館リニューアル・オープン

2015-01-04 15:01:37 | 美術館・博物館
耐震工事のため休館中だった黒田記念館が、2日からリニューアル・オープン。



特別室では、黒田清輝の代表作の「湖畔」「読書」「舞妓」「智・感・情」をゆっくり堪能できます。
(開室日は年3回なので、注意!新年は12日までです。)
観覧無料なので、ちょっと足を延ばすといいですよ。

建物自体も、とても素敵な洋館です。

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揺銭樹

2015-01-04 01:12:14 | 美術館・博物館
後漢時代の青銅製の組み立て式の樹。
わかりやすく言うと、「お金の成る木」です。



ほら、よく見ると、枝には「銭」がなっているでしよ?
そして、龍や鳳凰、仙人の姿も。



樹のてっぺんには鳳凰。



そして、樹をたてる台は、羊です。
なんだか、すごく金運が良くなりそう。
東洋館の5室にあります。

ところで、東洋館はいつもすごく空いています。
なんだかもったいない!
ガンダーラ仏とか、見所はいっぱいありますよ。
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博物館に初詣 その2

2015-01-04 00:11:43 | 美術館・博物館
メモを取るのを忘れていたので、確認しながらアップします。
まず、アフガニスタンから出土した牡羊小像。



次は、緑釉羊園。
後漢時代のもの。



隋の時代の鏡。
四神十二支鏡。



浄瑠璃寺の十二神将立像、未神。
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博物館に初詣

2015-01-03 23:51:17 | 美術館・博物館
すっかり恒例になった「博物館に初詣」
行ってきましたよ!

まず、博物館の前庭の羊。
韓国の王様のお墓の周りに置かれた石の彫刻です。
災いを払い、お墓を守る羊なんだそうですよ。



二つ目は、カルタゴの出土品の羊。
「羊頭部形垂飾」という名前でした。
ぶれて、なんか、残念。



青玉筆洗。
清朝のもの。
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神品です!(追記しました)

2014-06-28 15:24:33 | 美術館・博物館
國立故宮博物院展、行ってきましたよ!
目玉の「翠玉白菜」を見るのに1時間くらいかかりましたが、まだましだったようです。
私たちが帰る頃(12時過ぎ)には、なんと210分待ちとのことでした。
翠玉白菜は、キトラと同じく、本館の特別展示室に展示されています。
白菜以外は平成館で、「白菜はいいわ」、という方は、(今日は)ほとんど並ばずに入館できていました。

さて、翠玉白菜ですが、特別展示室の奥に、丸いブースが作られ、その真ん中のガラスケースに鎮座して展示されています。
照明の効果もあって、透き通るような白菜の葉っぱが本当に美しい。
緑と白の天然の翡翠の塊を、白菜ときりぎりすとイナゴに見立てたその眼力が神です。
葉脈の細かな彫りは、まさに神業。
たった20センチ足らずの白菜が「神品」だなんて、と思っていましたが、間違ってましたね。
一度は見ておきたいお宝です。
これだけでも、十分満足なのでした。

平成館の方は、書画や陶磁器、工芸の傑作が並んでいました。
書画の方は、あまり詳しくない私でも知っている「王義之」や「蔡じょう」などの書がズラッと並んでいました。
鉛筆でメモをとりながら鑑賞している人もちらほら。
みなさん、勉強熱心です。
(私はほとんどスルーさせてもらいました。書道には、大学時代の苦い思い出があります。)

私の心に残っているのは、犠尊や亞醜方尊なんかのユーモラスな動物の造形。
汝窯の青磁の水色の美しさ。
豪華絢爛な景徳鎮窯の艶やかさ。
二重構造の藍地描金粉彩遊魚文回転瓶。
金魚かわいかったなあ。
臙脂紅椀のピンク色。
透彫の細やかさ。
そうそう、熊と人間もかわいかったなあ。

さて、けっこうじっくり見たので、ちょっと疲れました。
そこで、東洋館のロビーでちょっと休憩。
東洋館は、訪れる人が少なくて、のんびりできます。
施設は新しいし、展示されているものも結構おもしろいと思うのですが、なぜか人気がない?
イケメン揃いのガンダーラ仏とか、私は結構気に入ってます。
ここの5階では、「翠玉白菜」と連動して瑪瑙の「柘榴」と「金魚」が展示されています。
こちらは写真OKなので、アップしておきますね。

博物館のHPで調べたら、柘榴の種?にはルビーが嵌め込まれているそうです。
色が赤っぽいところがそうかな?

金魚、かわいくないですか?

これから、いらっしゃる方は、ぜひ東洋館にもいらしてください!
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武井武雄の世界展

2014-05-04 18:54:40 | 美術館・博物館
お父ちゃんのスーツを買いに行ったついでに寄ってきました。
(半期に一度のメンズバーゲンフェスティバル開催中なので)

童画だというので、ほっこりするのかと思ったら、意外に毒のある絵。
かわいい、とは言えないけど、なんとなく気になる絵です。
挿し絵だけでなく、おもちゃや造本など、かなり見応えのある展示でした。
お孫さんをつれたおばあちゃんやおじいちゃんの姿も見られ、のどかな雰囲気でした。
岡谷市にイルフ童画館という、美術館があるようです。
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法隆寺~祈りとかたち

2014-04-27 13:26:01 | 美術館・博物館
キトラの後は、東京芸大の美術館で開催中の「法隆寺」展に行きました。
こちらは、混雑もなく、のんびりまわれます。
看板にあるように、金堂の吉祥天と毘沙門天がお目当てでした。
こちらは、金堂の壁画の模写のに囲まれて展示してあり、360度、ちゃんと後ろ姿まで眺められます。
衣の裾の方には、朱色や緑色の彩色が残っていました。
残念ながら、看板の写真のように鮮やかではありませんが、それでも、平安の昔をしのぶには十分です。

キトラと法隆寺をみて、また奈良にも行ってみたくなりました。
こっちの写真の方が、彩色がわかりやすいですね。
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キトラ古墳壁画展

2014-04-27 13:07:14 | 美術館・博物館

今日は、早起きして博物館。
キトラ古墳展を見るためです。
9時30分からなのですが、9時前から並びました。
行ったときにはすでに列ができていて、前売り券を持っていてよかったと思いました。
9時になると、列も長くなってきたので、門の中に入れてもらえました。
(平成館で建仁寺展もやっていますが、門の外では一緒にならびますが、中に入ると別の列で並ぶようになります。)
どんどん列が延びていくのを見ながら、早起きした甲斐があったと思いました。
朝一でも入場制限はかかって、100人くらいで止められました。
でも、みんな入口入ってすぐのレプリカのところで混雑していて、奥にあるホンモノの四神の壁画のところはガラガラ。
ゆっくり立ち止まって眺めることができました。
たぶん、皆さん音声ガイドを聞いているから、そういうことになるんじゃないでしょうか?

私は朝一だったのでゆっくり眺められましたが、外にでるとすでに平成館の方まで長い列ができていました。
こうなると、きっと、立ち止まらないで下さいにになちゃうんでしょうね。
これから考えている方は、朝一番に行くことをおすすめします。
それから、前売り券を買っておくこと!
壁画はびっくりする位小さいですか、なんだか不思議な力を感じました。
図録がちょっと高いのですが、お土産もいろいろありました。
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