茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

今日は恒例の博物館に初詣の日

2023-01-08 22:28:00 | 美術館・博物館
博物館に初詣です。

さすがに玄関や大階段の生花はなくなっていました。
そして、今年はいつもの本館2階ではなく、平成館での開催でした。
染付水葵に兎図大皿。
ちょっとユーモラスなうさぎ。
うさぎの部分は盛り上がってました。
可愛い^_^。
ガラスが光って、写真が撮りづらかったです。

波兎蒔絵旅櫛笥。
波間を走る兎の姿が躍動感にあふれ、好きです。

紺麻地波兎雨龍模様。
兎は火災を防ぐ火伏せの象徴なのだとか。
高く飛沫をあげる波の上に、赤い兎。
火事装束です。

波頭型の兜ですが、兎の耳みたいです。

玉兎黄金の酉年。
明治5年の兎ブームを物語るものだそうです。

うまく撮れなかった兎の水滴。
ポスターですが。

この後、特別企画の「大安寺の仏像」も見てきました。
本館一階の、普段仏像が展示されている部屋です。

南都大安寺。
奈良時代の木彫群です。

不空羂索観音菩薩立像。
お父ちゃんの写真をもらいました。

楊柳観音菩薩立像。

正面から。

私のイチオシは、これ!
増長天立像の横顔がツボだったので、頑張って撮りました。

インフォメーションで、特別展の仏像のパンフレットがもらえます。
結構ちゃんとしたパンフレットです。
眺めていたら、また、奈良に行きたいなと思いました。
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博物館に初もうで

2022-01-02 22:50:00 | 美術館・博物館
今年はトーハク150周年!めでタイガー‼︎
なんだそうです。
恒例の博物館に初もうで。
行ってきました。

今年も、昨年同様、閑散とした感じでした。
入場前に少し並びましたが、全体的にはゆったりした感じでした。

玄関前、右側のいけばな。
蝋梅・椿・南天・あせび・梅の古木

蝋梅の黄色が暖かく感じました。

玄関前、左側のいけばな
花材は右側とほぼ同じですが、シンビジウムが目立って華やかです。

階段ステージのいけばな。

花材はやっぱりほとんど同じです。
新春らしい堂々とした大きな作品です。
今年は真生流のお花でした。

さて、今年は寅年。
虎は西方を守る守護神であり、獰猛で残虐な動物であり、龍と対峙する武勇を象徴する動物でもあります。


あまり虎っぽくない虎。

龍虎の鏡

虎?

陣羽織

染付の大鉢


梅竹と虎の皿

虎?

展示品の多くは、虎というより、大きな猫といったものでした。
だから、獰猛な虎といったイメージよりは、ユーモラスな感じを受けました。
龍と対峙する姿は、やっぱりかっこいいかな?
とりあえずそんな感じです。
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ネズミくんのチョッキ展

2021-06-06 12:56:00 | 美術館・博物館
早起きして、頑張って、銀座松屋まで「ねずみくんのチョッキ展」に行ってきました。
優先チケットを持っていたのですが、ゆっくり見たかったので、開店前から並びました!
その甲斐あって、たぶん、一等賞だったと思います。

かわいいネズミくんの案内表示。

写真を撮れるところもいくつかありましたが、基本、撮影禁止。
絵本の原画が本当に素晴らしくて、じっくり見入ってしまいました。
原画って、本当に綺麗なんですよね。
感動しました。

これは、出口。
ネズミくんがチョッキのブランコに乗っています。
記念にネズミくんと自撮りしましたが、それは、非公開です。
グッズもたくさん買ってしまいました。
楽しかったです。


ネズミの覗き穴。

裏側。

小さい子どももいっぱいでしたが、原画にはあんまり興味がなかったみたいです。
ま、そうよね。
展示も子ども目線ではなかったし。
久々に、ほんわかして癒されました。



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寺山修司博物館

2021-04-26 13:03:00 | 美術館・博物館
三沢空港から無料バス・ぐるっとに乗り、三沢観光が始まりました。
この「ぐるっと」、だいたいの見学時間を盛りこんで時刻表が組んであるらしく、観光の足として、なかなか役に立ってくれました。
まず、出かけたのが、こちら、寺山修司博物館です。
寺山修司さんといえば、短歌やエッセーから前衛演劇まで、マルチな才能に恵まれた芸術家といった印象でしょうか?
戯曲は何本か読んだことがあるのですが、その言葉の美しさとは裏腹の、毒々しいまでのエログロにはついていけないなあと思ったものです。

さて、その寺山修司博物館は、三沢市の小川原湖(おがはらこ)を望む、三沢市市民の森公園内にあります。
ほぼ四半世紀たった博物館は、老朽化が進んでいますが、その個性的でアバンギャルドな外観は、いかにも寺山修司といった趣きがあります。

左半分が常設展示室。右半分が、事務所や企画展、物販や休憩スペースになっています。
打ちっぱなしのコンクリートの外壁には、寺山作品のレリーフが嵌め込まれていて、ものすごく、前衛っぽい雰囲気です。
常設展示室の部分は円形でテントを思わせるドーム型の明かり取りのある屋根を載せています。

こちらの外壁には、大きなピエロの仮面。
右半分の猥雑なイメージと比べると、すっきりした印象。
常設展示室には、寺山修司の遺品が展示されていますが、その展示方法がまた、ユニークなのです。

まず、中央の大きなドームの明かり取りの下に、劇団天井桟敷の舞台が繰り広げられています。
この、祝祭が行われている舞台の下に、寺山修司の遺品が収められた机が並んでいます。

この、古めかしい机の上には、スタンドと、懐中電灯が置かれています。
(この机にはラジオも置いてあります。)
この机の引き出しの中に遺品が入っていて、それを懐中電灯をつけて見ていくのですが…

なんと、懐中電灯がスイッチになっていて、その遺品と関連する映像が机の上に映写され、音楽やインタビュー音声などが流れてくるという趣向なのです。

この引き出しの中には、カルメン・マキの「時には母のない子のように」のレコードや「さよならの城」の詩画集がはいってました。

開けて、懐中電灯をつけると、机の上に、歌詞とイメージ映像が投影され、カルメン・マキさんの歌声が流れてきました。
な、懐かしすぎる。
ひとつひとつの机の引き出しをじっくり見ようとしたら、時間はいくらあっても足りません。
円形のテントの中には、マルチな才人だった寺山ワールドがいっばいに広がっていました。
さて、博物館の裏手には、雑木林を縫って散歩道ができています。

歌碑が道案内をしてくれます。
野鳥の囀りを聞きながら、春を告げる花を眺めながら、15分くらいの散歩道です。

この道は、どこに続く?

正面に、小河原湖の風景が広がっていました。
そこから左に折れてぐるっと歩くと、眼下には小田内沼が見えてきます。


しじみ漁の船がみえます。
この、沼を見下ろ展望台には、平成元年に建てられた文学碑があります。

本の形をした文学碑には、短歌が刻まれています。

君のため一つの声とわれならん失ひし日を歌わんために
一粒の向日葵の種まきしのみに荒野をわれ処女地と呼びき
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや


歌碑の前には、ビクターの犬?

こんなフキの葉っぱも群生していて、なんだか、コロポックルが隠れていそうな雰囲気。
この周囲は、自然観察のトラッキングルートにもなっているようです。

たっぷり1時間見学し、さあ、次はどこだ?
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博物館に初もうで2

2021-01-02 19:24:00 | 美術館・博物館
本館の入り口。
謹賀新年の幕が下がっています。

階段の踊り場には、今年は池坊の生花。

立派なお花です。

さて、牛を象った香炉です。
江戸時代のもの。

振袖。
浅葱縮緬地松竹梅鷹御所車模様。
こちらも江戸時代ものです。


本館1階に展示してあった、下村観山の「弱法師」

赤い落日の美しさに心が動きました。

また、平成館では「世界と出会った江戸美術
」という企画展をやっていました。
これは、聖母子像ですが、なんと、板踏み絵です。

踏めないよね。
長崎奉行所が所蔵していたものだそうです。

マリア観音像。
これも長崎奉行所旧蔵品。

「悲しみの聖母」
青がとても美しく、素敵でした。

写真は撮らなかったのですが,西洋へ輸出された伊万里や螺鈿の美しい所見台や箱も綺麗でした。
そして、なんと15ページもある立派なカラーの図録も、インフォメーションでもらえます!
こちらは11日までの展示です。

思えば、博物館を訪れたのは、昨年の「博物館に初もうで」以来のことでした。
緊急事態宣言が出されたら、また、美術館や博物館も閉められてしまうのでしょうか?
大声や飲食とは無縁の場所なのにね。

今日の上野は,こんな風景が広がっていました。
西洋美術館が閉館中なのと、上野動物園が閉園中なので、がらんとしています。

都内でも、渋谷や箱根駅伝とは全く別の風景です。
帰りに、花園稲荷と五條天神にもお参りしてきましたが,そちらもほとんど人がいませんでした。

五條天神の手水屋です。
まるで、新年とは思えない風景です。
これが、2021年のお正月なのですね。
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博物館に初もうで

2021-01-02 14:47:37 | 美術館・博物館
我が家の恒例行事。
博物館に初もうで。

「ウシにひかれてトーハクまいり」に行ってきました。
今年はコロナ対策のため、事前予約制。
日時指定の前売券をとっていたので、スムーズに入館できました。

マスコットもマスクで感染予防を呼びかけています。
毎年、このあたりまで長い入館の列ができていたのですが、ご覧のようにほとんど人がいません。
コロナ感染者が増えた影響か,予定されていた太鼓や獅子舞のイベントも全て中止。
私が楽しみにしていたカレンダーの配布も中止でした。
くすん。
静かで,人も少なく,ゆっくり鑑賞できたのは,ありがたかったけど、なんだかさびしかったのも事実。
展示されていたのは,まず、駿牛図断簡(すんぎゅうずだんかん)。
「見返り美牛図」です。

鎌倉時代のものですが、ちょっと優美です。

チューギェル立像。
中国・清時代。
チベットの死神ヤマが、仏教に取り入れられて,閻魔大王みたいな神様になったようです。
踊っていますが、生首のアクセサリーが不気味です。

こちらは、ヴァジュラバイラヴァ父母仏立像。
死神ヤマにも打ち勝つ仏だとか。
父母仏というのは、チベット仏教の男女が抱き合った異形の仏像のこと。
わかりにくいのですが、妃を胸に抱いています。

こちらは、焔摩天坐像。
力強い牛は、神仏の力のシンボルなのだそうです。
牛は、聖なる動物、神仏の強大な力や仏教の悟りの象徴だったのですね。
長くなったので,とりあえず、ここまで。
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博物館に初もうで

2020-01-13 15:29:00 | 美術館・博物館


毎年恒例の博物館に初もうで。
今年はインフルエンザで出遅れてしまいました。
初詣の気分はすっかり薄れてしまいましたが、ご挨拶に行ってきました。
今年は子年。
ねずみは大黒天の使いで、五穀豊穣や金運をもたらす縁起のいい動物です。
子孫繁栄、子宝や幸福の象徴としても愛されるねずみ。
ミッキーとは違う可愛らしい鼠を楽しんで来ました。

こちらのちょっと怖い神像は、「六臂マハーカーラ立像」
マハーカーラは、インド由来の神で、「大いなる暗黒」を意味するシヴァ神の別名。
日本では、この大黒天と大国主神が同一視され、ねずみが大黒天の使いと考えられるようになったとか。



隼人石像碑拓本。
聖武天皇の皇太子墓を守った十二支像。
獣頭人神像です。
なんか、可愛い。
可愛い鼠をいくつかご紹介。

鼠水滴。
リアルだけど、なんか可愛い。

同じく、水滴。
ふっくらした鼠です。

鼠蒔絵印籠。
写真じゃわかりにくいけど、一本一本、精緻に表現された鼠の毛がリアルです。


鼠志野の鉢。
江戸時代には、様々な色合いの鼠色が登場して、表向きは質素倹約令に従いつつ、お洒落を楽しんでいたのだとか。
鼠志野の鉢も、確かに、鼠つながりではあります。
青みがかった鼠色がお洒落です。

博物館に初詣は、26日まで。
特別公開の高御座と御帳台の特別公開がめちゃくちゃ混んでいるので、それが終わってからのんびり出かけるのもいいかもしれません。
高御座の公開は19日までです。

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宝塚の衣装

2019-08-01 13:38:38 | 美術館・博物館
宝塚版の「ボーの一族」は、先月WOWOWで放送されていました。
物語のエッセンスをすごく上手にまとめていて、わかりやすかったです。
その衣装の展示もあり、それは撮影可能でした。

エドガーの衣装。
エドガーといえば、これです。

こちらはアランの衣装。
アランっぽい。

エドガーのコートの衣装。

これは、エドガーとメリー・ベルかな?
かなりいい加減でごめんなさい。
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萩尾望都ポーの一族展

2019-08-01 13:38:10 | 美術館・博物館

今日は、松屋銀座の萩尾望都ポーの一族展に来ました。
懐かしい少女時代の思い出に包まれるひとときです。
周囲はほぼ同年代か、少し上の年代の方が多く、とても混んでいました。
じっくり一枚一枚に目を凝らしたので、すごく疲れましたが、とても気持ちのいい疲れです。
来る前に、「ポーの一族」を新作も含めて読んできましたが、家に帰ったら、また読みたい!
それから、「トーマの心臓」も。
古い漫画だけれど決して古臭くなく、永遠を生きるエドガーの孤独や悲しみが伝わる繊細な原画でした。
先日読んだ「屍鬼」とも繋がるテーマです。

さて、疲れたのでひと休み。
コラボカフェで、「僕が消えてしまっても 君は泣きもしないんだろうフロート」を注文しました。
ファンならすぐわかる、拗ねたアランの名ゼリフをもじったものです。
ローズシロッブで、ちょっぴり贅沢なひと時をすごしました。
しあわせ。
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最後は、ここでした。

2019-07-22 23:04:12 | 美術館・博物館

最後の目的地は、こちら。
甲府にある、山梨県立考古博物館。
こちらは、入館料が210円。
でも、広い無料駐車場を備えているし、隣接地には円墳や前方後円墳もあるので、じっくり古代史を楽しめます。
この博物館ができるきっかけとなった笛吹市・一ノ沢遺跡からの出土品が素晴らしいです。

この博物館のマスコットにもなっている土偶、いっちゃん。
重要文化財です。

キュートな模様の縄文土器。

人面装飾付土器。

カエルの模様。
土器がたくさんあって、圧倒されます。

さて、隣には巨大な丸山塚古墳と銚子塚古墳があります。

直径70メートルもある大きな円墳です。
右の斜面に点のように写っているのは子ども二人の影です。
大きさを感じてください。
そして、前方後円墳の銚子塚古墳ですが、これがまた大きい。
大きすぎて、写真に写せません!

ちょうど前方と後円の継ぎ目あたりですが、ただの丘にしか見えません。
そこで、上に登ってみました。

暑かったのよ、この時。
ちょうどお昼頃で、太陽もぎらぎら照ってきて。

後円から見た前方ですが、分かんないですよね。
ま、いい運動になりました。

二つの古墳以外にも、ちょっと小さめの古墳もあります。
山梨の古代に思いをはせたひと時でした。
夏休みには、子ども向けのイベントが企画されているようです。
自由研究にぴったりの場所です。

さて、来月は、土偶の旅第二弾。
長野に行く予定です。
あのひと(土偶です)に会いに行ってきまーす。

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ふるさと文化伝承館

2019-07-21 19:01:53 | 美術館・博物館
本日二つめの目的地は、南アルプス市の「ふるさと文化伝承館」です。

こちらも、とても親切な学芸員の方が丁寧に説明をしてくださいました。

ここの目玉は、こちらの「子宝の女神 ラヴィ」。
鋳物師屋遺跡出土の円錐形土偶です。
左手をふっくらとしたお腹に当てているところが、お腹の赤ちゃんをいたわる妊婦さんのような趣きがあります。
ほぼ完全形で出土したので、とても綺麗です。

手を上げて踊る土偶が貼り付けられた土器。
こちらも同じ鋳物師屋遺跡出土品です。
愛嬌のある顔や仕草が可愛くて、好きです。

はい、お顔のアップ。
アニメのキャラみたいですよね。

こちらは、鋳物師屋遺跡出土品のコーナー。
動物の顔をした土製品が前の方に並んでいます。

このお顔は、長野県茅野市出土の「縄文のビーナス」によく似ていると言われているものです。
古くから、交流があったことをうかがわせます。

こちらは、お猿の顔かな?
以上は重要文化財に指定されているので、展示ケースの中にいますが、すべて写真撮影オッケーです。
「縄文展」では押し合いへしあいでしたが、ここでは学芸員の方の解説付きで、一人でゆっくり鑑賞できます。
しかも、入館無料で写真撮影オッケー。
素晴らしい。

これは重要文化財ではありませんが、なんとなく気に入ったのでご紹介。
土偶が装飾された土器ですが、ぐるりと手を回して土器の周りを抱いているようにも見えます。
写真を撮るのを忘れたのですが、カエルと蛇のモチーフの把手とか、面白いものがいくつかありました。
縄文好きにはありがたい施設です。
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博物館に初詣

2019-01-02 16:05:31 | 美術館・博物館
亥年の博物館に初詣。
これで、何年目でしょうか?
今年もやってまいりました。



ただですねえ、亥年、つまり、猪です。
うりぼうはかわいいけど、イノシシです。
あまり、いいイメージはない。
ちょっと心配。

でも、チラシのイノシシは、かっこよかったんですよね。



で、本物は、こっち。



ちょっとイメージが違うけど、躍動感のあるイノシシです。
飛び出してきそうな迫力がありました。
他にもいくつかご紹介。



仮名手本忠臣蔵の挿絵。



亥年生まれの守り本尊、摩利支天。



なんだったか、忘れました。

そして、国宝の袈裟襷文銅鐸。



どこにイノシシ?ですよね。
右下に、弓で獲物を狙う人の姿が描かれているのですが、その獲物がイノシシ!
拡大するとこうなります。



干支なのに、獲物?
他にも、イノシシ狩りの図が展示してあり、なんだかな、でした。

だって、私、年女なんですよねぇ。
猪突猛進の猪武者とか、なんか微妙だけど、困難を恐れず、目標に向かって突き進んでいく!ということにしておきましょう。




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入江明日香展

2018-09-24 11:36:53 | 美術館・博物館
コーヒーカプセルが切れたので、朝イチで横浜高島屋へ。
ついでに、気になっていた「入江明日香展」を観てきました。

入るとすぐに、拡散希望の撮影可能エリア。
作品が3D化され、コラージュされていて、ようこそ!入江明日香に!といった感じでしょうか?
今日は、人が少なく、写真も撮り放題で、ゆっくり鑑賞できました。

入江明日香さんという方は、寡聞にして存じ上げませんでしたが、好きです。
抽象なのか細密なのか、摩訶不思議な世界観。
美しい色彩。
モチーフになっている動物たちの優しい瞳にきゅんときます。

こちらは、奈良の東大寺(だったと思う)の広目天をモチーフにした作品。

ね、ワンコがかわいいでしょ?
久々に絵葉書もたくさん買っちゃいました。
来週までやっているので、また行ってもいいかな。
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縄文展に行ってきました

2018-08-14 20:07:17 | 美術館・博物館


今日は上野に行ってきました。
国立博物館の「縄文 1万年の美の鼓動」がおめあて。
教科書に載っている火焔型土器がどーんと並んでいるのを見て、興奮しました。
実際に見る国宝の火焔型土器は、思っていたより小さくて、繊細でした。
重厚で力強いイメージのある縄文土器ですが、よく見ると、緻密な計算に基づいたようなパターンを見つけたり、まさに、目からウロコ。
流れるような流水紋の美しさも、印象的です。



そして、土偶。
国宝の土偶を一度に見られる贅沢さ。
たまりません。
時代的には、それこそかなり隔たりのあるものですが、それぞれの土偶は、なにか物語を感じさせてくれます。
稚拙な表現のように見えて、特徴がデフォルメされているのは、現代アートに近いものを感じます。

今日は平日で、しかもお盆の期間中だったので、それほど混雑していませんでした。
チケット売り場には行列ができていましたが、入場の列はなし。
中は流石に人で溢れていましたが、見たいものはちゃんと見たので、私的には満足です。
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与勇輝展

2018-05-25 16:11:39 | 美術館・博物館
仕事帰りに横浜まで足をのばして、与勇輝展を見てきました。

与勇輝さんの人形は、不思議な魅力にあふれています。
このチケットの半券の人形は「たま」という題名。
おそらく、女の子の名前ではなく、抱いている猫の名前ですね。
そう思うと、たしかに、猫の表情も、絶妙です。
(おたまちゃんがたまを抱いているのかもしれない?)
猫を抱いた少女のあどけない前髪、はにかんだような表情。
繊細な造形には、思わずため息が漏れました。

与勇輝さん人形は、以前から大好きで、何度か展覧会にも足を運んでいます。
若い頃は、ピーターパンのような、ちょっと幻想的な人形に心をひかれました。
その後、ノスタルジーを感じさせる人形たちの魅力に取りつかれました。
今回、旧作から新作まで、150点もの作品を一堂に集めて開催された展覧会には、今の空気を感じさせる子供たちの人形もたくさんありました。
傘寿記念の展覧会だそうですが、まだまだお若いのだなあと思いました。

そんな人形たちに会いに、たくさんの人がつめかけていました。
なかなかの盛況と言うか、混雑ぶりで、平日でこんなに混んでいたら、土日は大変だなあと思ってしまいました。
月曜日まで、です。

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