毎年恒例の博物館に初もうで。
今年はインフルエンザで出遅れてしまいました。
初詣の気分はすっかり薄れてしまいましたが、ご挨拶に行ってきました。
今年は子年。
ねずみは大黒天の使いで、五穀豊穣や金運をもたらす縁起のいい動物です。
子孫繁栄、子宝や幸福の象徴としても愛されるねずみ。
ミッキーとは違う可愛らしい鼠を楽しんで来ました。
こちらのちょっと怖い神像は、「六臂マハーカーラ立像」
マハーカーラは、インド由来の神で、「大いなる暗黒」を意味するシヴァ神の別名。
日本では、この大黒天と大国主神が同一視され、ねずみが大黒天の使いと考えられるようになったとか。
隼人石像碑拓本。
聖武天皇の皇太子墓を守った十二支像。
獣頭人神像です。
なんか、可愛い。
可愛い鼠をいくつかご紹介。
鼠水滴。
リアルだけど、なんか可愛い。
同じく、水滴。
同じく、水滴。
ふっくらした鼠です。
鼠蒔絵印籠。
鼠蒔絵印籠。
写真じゃわかりにくいけど、一本一本、精緻に表現された鼠の毛がリアルです。
鼠志野の鉢。
江戸時代には、様々な色合いの鼠色が登場して、表向きは質素倹約令に従いつつ、お洒落を楽しんでいたのだとか。
鼠志野の鉢も、確かに、鼠つながりではあります。
青みがかった鼠色がお洒落です。
博物館に初詣は、26日まで。
特別公開の高御座と御帳台の特別公開がめちゃくちゃ混んでいるので、それが終わってからのんびり出かけるのもいいかもしれません。
高御座の公開は19日までです。