茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

エレンディラ

2007-08-23 19:06:46 | 舞台・コンサート
最後の、海の上をウリセスがはばたくシーン、すごくせつない気持ちになってしまいました。
あの決着のつけ方はうまいけど、個人的には納得できません。
それでもじわじわしてくるのは、音楽と視覚的効果がみごとだからだと感じました。

でも、4時間の舞台はやっぱり疲れます。
「羽根のある年取った男」と「エレンディラ」をつないで、その後のエレンディラを描くから長くなっているけど、その後のエレンディラって本当に必要?
予言の部分とかに現代を暗示させているんだろうけど、正直、またかと思ってしまいました。
御伽話は御伽話のままで十分含蓄に富んでいるから、種明かしはちょっぴり興ざめです。

全体的にもっとドロドロしているかと思っていたので、あっさりした演出にびっくり!
美波ちゃんの体をはった演技は立派です。
(3列目のセンターだったので、じっくり目の保養をさせていただきましたって、まるでおじさんのコメントだわ)
よく通るきりっとした声が魅力的で、2幕目以降は、お人形じゃない、自分の意思をもった女性としてエレンディラを演じている感じがしました。

美波ちゃんの容貌は私の知っているコロンビアの女の子にそっくりだったのですが、それ以上にエレンディラの性格と、彼女の頑固で純粋で家族思いなところが重なって、なんともいえない気分になりました。
エレンディラって、コロンビアの女性の一つの典型、もしくは原型なのでしょうか?

それから、瑳川さんのおばあちゃんの迫力はすごかった。
すごかったけど、やっぱり男性だから、戯画化されていて、妙な生々しさがなくてホッとしました。
文化人類学?(民俗学かも)でいう「グレイト・マザー(根源的な母」という感じ。

さて、あっきーですね。
頑張っていました。
素直な演技でした。
やっぱり、歌は素敵です。
もともと、恋する男は、誰がどう演じても、結局は間抜けで陳腐なもの。
それに、「エレンディラ」は「エレンディラ」が主役、「ウリセス」は狂言回しかな?
なんだか、また辛口?
でも、最初に書いたように、じわじわっときたのは本当です。
また見てみたい気持ちはありますが、まるまる一日かかるのは、やっぱり辛い!
せめて東京でやってくださいm(_ _)m。

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エレンディラ

2007-08-23 12:33:39 | 舞台・コンサート
「エレンディラ」は今日しかチケットを取っていないので、気合いを入れて出てきました。
家の方は雨だったので雨傘を持ってきたのですが、こっちでは日傘として使いました。
埼玉は遠い。日本は広い。

今、地下で楽団の演奏を聴きながら、途中のコンビニで買ったおむすびをほおばっています。なかなかいい感じです。
こんなことなら、おむすびじゃなく、トルティーヤとかタコスにしとけば良かったわ。
さあ、開場時間です。

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お転婆かしら?

2007-08-23 10:01:36 | 茶々
昨日の夜、お兄ちゃんに遊んでもらおうと、ひっぱりっこのロープを持ってったら、すっごく褒められちゃった!
うれしくって、ダイナミックなジャンプをいっぱい披露してあげたわ。
でも、調子に乗りすぎて、背中から着地して、ちょっと痛い思いもしちゃった。
夢中になると、わけわかんなくなるの。
「お転婆さんだねえ」っていうのは、褒め言葉かしら?
(茶々)
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