「ピトレスク」の千秋楽と入れ違いに入ってきたニュースが、井上芳雄くんのリーディングドラマ。
「夜と霧」です。
りゅーとぴあ主催ということで、まさか金沢まで遠征もできないし、残念ながら観劇は諦めています。
諦めている、と書きましたが、つらくてとても神経がもたないだろうというのが本音です。
「ピトレスク」でさえつらかったのに、絶対無理です。
今は新訳が出ていますが、旧訳版の表紙の写真を思い出すだけで、気持ちが折れそうになります。
どうして、人が人に対してここまで残酷になれるか。
高校生のころ、歴史を学びたいと思っていたことがありました。
なぜ、みんな幸せになりたいと願っているのに、戦争へと向かってしまうのか。
第一次世界大戦で大きな過ちに気がついたのに、なぜ、第二次世界大戦が起きてしまったのか。
特に、第一次世界大戦の敗戦国であったドイツが、再び戦争を選んでしまったのはなぜなのか。
何年か前に「それでも日本人は「戦争」を選んだ」という本が話題になりました。
東大教授の加藤陽子さんが、栄光学園の歴史研究部の中・高校生に行った日本の近現代史の講義録で、日本の指導者がなぜ戦争しかないと判断したのかが、具体的な資料を元に語られています。
この本を読んだ時、指導者が戦略として「戦争」を選んだことが理解できてすっきりしたのですが、同時に、普通の日本人はどう考えていたのかを知りたいと感じました。
指導者ではなく、その指導者を選んでしまった大衆は、どんなことを考え判断したのか。
「戦後」と「戦前」はなだらかにつながっている。
だから、いつまでも長い「戦後」であって欲しい。
そのためには、どうしたらいいのか。
大きな宿題をもらった「ピトレスク」でした。
「夜と霧」です。
りゅーとぴあ主催ということで、まさか金沢まで遠征もできないし、残念ながら観劇は諦めています。
諦めている、と書きましたが、つらくてとても神経がもたないだろうというのが本音です。
「ピトレスク」でさえつらかったのに、絶対無理です。
今は新訳が出ていますが、旧訳版の表紙の写真を思い出すだけで、気持ちが折れそうになります。
どうして、人が人に対してここまで残酷になれるか。
高校生のころ、歴史を学びたいと思っていたことがありました。
なぜ、みんな幸せになりたいと願っているのに、戦争へと向かってしまうのか。
第一次世界大戦で大きな過ちに気がついたのに、なぜ、第二次世界大戦が起きてしまったのか。
特に、第一次世界大戦の敗戦国であったドイツが、再び戦争を選んでしまったのはなぜなのか。
何年か前に「それでも日本人は「戦争」を選んだ」という本が話題になりました。
東大教授の加藤陽子さんが、栄光学園の歴史研究部の中・高校生に行った日本の近現代史の講義録で、日本の指導者がなぜ戦争しかないと判断したのかが、具体的な資料を元に語られています。
この本を読んだ時、指導者が戦略として「戦争」を選んだことが理解できてすっきりしたのですが、同時に、普通の日本人はどう考えていたのかを知りたいと感じました。
指導者ではなく、その指導者を選んでしまった大衆は、どんなことを考え判断したのか。
「戦後」と「戦前」はなだらかにつながっている。
だから、いつまでも長い「戦後」であって欲しい。
そのためには、どうしたらいいのか。
大きな宿題をもらった「ピトレスク」でした。