茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

首切り王子と愚かな女

2021-06-27 19:48:00 | 舞台・コンサート
実は、先週の観劇でした。
つまり、マチは池袋で「マタハリ」、ソワは渋谷で「首切り王子と愚かな女」のはしご。
2日通うより、一日にまとめた方が効率的ではありますが、疲れます。
とくに、「首切り王子と愚かな女の子」は、ひとつひとつの台詞を噛みしめながらの観劇で、脳みそフル回転でした。
でも、決して理屈が勝った舞台ではなく、心にさざなみが立つような、ゾワッとしたなんとも言えない変な気持ちというか、違和感を感じる舞台で、気がついたら、泣いているというか。
この舞台は本当にすごくて、一週間経っても、ふと、あれは?とひとつひとつのシーンが頭に浮かんだりするのです。
例えば、トル王子が手に怪我をしているのを見て、母親である王女デンが取り乱すシーン。
トルの身を案じて、という母心とは少し違う?
その違和感の正体がわかったとき、心底ゾッとしたのです。
デンにとって、トルは器にすぎないから、器の中身なんか、どうでもいい。
そういえば、デンが優しい言葉をかけたのは?
そういうのを確かめたい思いがつのります。
一幕目の傍若無人に見えるトルが、ヴィリとの関わりの中で変わっていく姿にほっとしたのに、ヴィリの裏切りを知り、捨てられた子犬のようにしおれていく姿が愛おしく、その歌声に心を掴まれました。
すごく実験的な舞台で、観客の想像力を信じたシンプルな舞台装置も、パーテーションで区切られた舞台上の楽屋も、こうきたか!という感じでした。
あの椅子だかテーブルだかわからないシロモノが、本当に冬の孤島や城の中に見えて来るのは、そこで演じる役者の熱量も関係しているのだと思います。
そして、井上芳雄さんと伊藤沙莉さんの、はっきりくっきりした滑舌の良い台詞回しは、言葉がすっと心に届いてきます。
台詞の二重唱や三重唱でも、ちゃんと埋もれずに太字で届くのです。
ダークファンタジーだけど、シェークスピアっぽい感じもあるし、ドロドロ不倫?もBL?も、首切り役人の苦悩もある。
もう一度見に行きたいなあ。



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エアコン掃除、完了!

2021-06-27 10:15:00 | お気楽生活
昨日、少し暑かったのでエアコンをつけてみたら、フィルターやら羽根やらがものすごく汚れていてびっくり。
慌てて掃除機をかけ、アルコールティッシュでカビを拭き取り、動作確認を終え、試運転。
ちゃんと涼しい風が噴き出してきて、なんとか無事本格的な夏を迎えられそうです。

しかし、このエアコン、何年になるのかな?
テレビもBlu-rayも、もう10年越えです。
我が家は物持ちがよくて、全自動洗濯機の25年越えを筆頭に、20年越え間近の冷蔵庫など、長寿家電がいっぱい。
それが一度に故障したりしたら、目も当てられません。

ボーナスで、ひとつくらい買い替えを検討しておいた方がいいのかな?

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