茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

静嘉堂@丸の内

2025-01-03 12:57:00 | 美術館・博物館
「平安文学 いとをかし」という企画展に行ってきました
東京駅から歩いたのですが、駅前は大混雑でした
でも、丸の内仲通りは人通りもまばらで、スイスイ歩けました

再開発されたビルの中に入れ子みたいになっている静嘉堂@丸の内
「光る君へ」の人気で、もっと人が押しかけているのかと思いきや、そうでもありませんでした
まあ、まだ2日ですから

入り口付近に和漢朗詠集や古今和歌集の写本が並んでいて、思いっきり混んでいました
全然動かないおばちゃんがいて、その渋滞だったのですが、江戸時代の版本が多く、重文指定は「平中物語」くらいなので、何に見入っていたのやら?

絵巻物は、「平治物語」と「住吉物語」「伊勢物語」が展示されていました
会期中に場面替えがあるようです


住吉の第4段 侍従が姫君に手紙の返事を書くよう促す場面

こちらは伊勢の小野の雪の場面

そして、「源氏物語」のコーナーへ

土佐光起の紫式部図
月は、石山寺の月です

俵屋宗達の「源氏物語関谷澪標図屏風」
今回の展覧会の目玉、国宝です

「関谷」
牛がかわいいので、牛に注目してみました
山の中(逢坂の関)での源氏と空蝉の邂逅の場面


「澪標」
こっちにも牛がいますね
右上の船や松で、海辺(住吉詣)の情景を表現していて、遠くから眺めることで、その面白さが浮かび上がってきます


こんな感じです

さて、花嫁道具の源氏物語
素敵な源氏絵の箪笥です

横にもすてきな源氏絵が

こっちにも!
私も欲しいです

古筆の紹介もありました

高野切
金ピカの表装がなんか、あってないように思うんですけど、これでいいの?

国宝の和漢朗詠抄の太田切もありましたが、写真は撮り忘れました
高野切のキンキラに惑わされたもので


フォトスポットもあります
大きさも感じてみてください
私は結構楽しめました!


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