茶々子の畜犬登録を抹消せずにいたら、狂犬病予防注射のお知らせが届いてしまいました。
バタバタしていて行けなかったのもあるけど、茶々子がいなくなったことを認めたくない気持ちもありました。
でも、葉書が届いてしまったので、保健所まで出かけてきました。
今にも降り出しそうな曇り空の中、鮮やかな緋色の桜が満開でした。
こちらの桜は、繊細なな淡いピンク色。
今日は、ちょっと肌寒く、風も吹いていて、お花見日和ではありません。
さて、登録抹消の手続きは、あっという間に終わりました。
書類さえ、書いていません。
狂犬病予防注射の葉書を持って行ったので、茶々子の死んだ日を聞かれただけで終わってしまいました。
その間、1分足らず。
あまりにあっけなく、なんだか、かえって切なくなってしまいました。
茶々子は見えないけど、ちゃんとここにいるんだよね。
ね、茶々子。