イスラム教徒・・・アラブ系・・・自分の考えるイメージは、かなりあいまいで画一的といいますか、岩とどこまでも続く砂漠・・・水の無い誇りっぽい感じ・・・土の壁、男の人は白い服装円筒形の帽子、女の人は顔を隠して・・・どこも同じイメージでとらえていましたが、ロンドンに向かうたびの中、場所によって景色も服装もちがくて、それが新鮮でした。
そう。景色といえば、雪山が出てくるけど、それが驚きです。
そして、どんどん道路事情もよくなっていくことが、カメラのぶれ具合とかでよくわかって・・・そういう演出なんだと思いますが・・・でも、旅が進むに連れて・・・目標に近づくにつれて、顔から表情がなくなっていくような気がして・・・・厳しい体験をしてきたからというのもあるんだろうけれど・・・最後のほうで、難民キャンプの映像がまた出るんですけど、そこでの子どものはにかんだかわいい表情とのギャップがあって、果たしてこれでよかったのか・・・とも、思います。
話が進んでいくと、あれだけいっぱい走っていた「TOYOTA」の文字がなくなったところもおもしろい。
タイに行ったときもあのでかい「TOYOTA」の文字が気になっていたんですが・・・本当にトヨタなの?って言うぐらいどの車もトヨタの文字がペイントされていました。
生きるために命をかける。これって、なんなんでしょう。夢を実現するとかでなく、生きることそのものを目的として、命をかけて出て行くって、自分では考えられない。