唐茄子はカボチャ

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モスラ対ゴジラ

2008年08月02日 | 怪獣映画 ウルトラマン
モスラ対ゴジラ

東宝

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このゴジラが一番かっこいい。顔も小さめできりっとしている。ゴジラといえば、このゴジラです。

話としてもなかなか面白いです。今見ても、結構見れます。
嵐のシーンとか、街に接近するゴジラとか、ゴジラと親モスラの死闘とか・・・けっこう心の中で「おお!」とか思っていました。海辺に浮かんでいる卵もよかったです。

新聞記者の会話が結構面白い。漫画を読んでいるみたい。

インファント島(だったかな?)で記者さんが「核兵器廃絶なんて耳にタコだけど、この光景を目の当たりにすると・・・」みたいな事を言っていました。金儲けのための開発にも批判的な一面もあって、まだまだ子どもをターゲットに!ということではないのかな?エビラのやつとはちょっと違う感じです。

東京タワー(?)に繭を作るのはこれじゃないのか。

最後のモスラの幼虫に追い返されるシーンは記憶がありました。
電気のビリビリのシーンもそういえば・・・って感じもします。

小美人のザ・ピーナッツさんも、なんかいいです。いつの間に機に登ったの?って感じとか、「卵をかえしてください!」というところとか、ちょこんと会釈をするところとか、いい感じです。歌もつくりこんでるなあ・・・って思いました。

長老の協力を即断るところも面白い。
ドンだけ人間不信だよ!って感じだし、核実験は日本人が直接やったわけじゃなくて、逆に、日本も被害者なんですみたいに言えば、もっと友好的になれたかも。

当時の外交=駆け引きだった時代で考えると、人間不信のない平和な世の中というテーマは案外鋭い視点だったりして。