God Bless Ozzy Osbourne [Blu-ray] [Import] | |
クリエーター情報なし | |
Eagle Rock Ent |
オジーオズボーンの生い立ちからいまに至るまでのまでのドキュメント。
その人生は山あり谷ありで、中いつ死んでもおかしくない状態だったり、下手すると歌手生活を断念しなければいけないような犯罪を・・・実際に奥さんの殺人未遂までおこしちゃって。
酒や薬によって、家族の崩壊…でも、いまはそれを乗り越えたみたいで、シャロンさんが「成長した」と言っているように、いまは穏やかみたいです。
本当にそれが続いてほしいですね。
ブラックサバスがオジーを切らなければいけなかったのにも、オジーがそのころ酒とドラッグでどうにもならない状態だったからのようですね。トニーは最初からオジーが嫌いっぽいけど。
でも、オジーにとってはブラックサバスから切られてしまったのは、相当ショックだったのでしょう。また酒とドラッグの日々。
それを救ったのはシャロンであり、そしてランディーローズだったのかもしれないです。
ランディーローズの貴重な映像もみることができました。とおもったら、いきなりあの事故。
ランディが活動した時間は本当に短かったんでしょうね。通しで見せてくれる映像観たことないですもんね。
2枚アルバムがつくられただけでも奇跡のような気がしてきました。2枚目を無理してつくってなかったら、ランディーの作品は1枚だけだっただろうから。
オーバーザマウンテンのライブ映像が出てきますが、ギターのところが出てきません。セットはたぶんそのままだったんだろうけど、ギタリストはブラッドギルスだったのかもしれません。
ランディがどっかの新人賞を受ける映像が流れますが、なんかはにかんでてランディーってやっぱりいい人なんだなあ…と思っちゃいましたが、「これで終わりたくない」みたいなことを希望を持って話しているのがそのあとの悲劇を思うと胸が締め付けられます。
月に吠えるからのPVをつまらなそうに見るオジーですが、その頃の記憶があまりないみたいです。ずっと酩酊、ラリってたからでしょうけどね。記憶がないだけじゃなくて、思い出したくない感じです。ビデオの陳腐さだけでなく、その時の自分の置かれていた精神状態から振り返りたくない時代だったのかもしれません。
その時期のギタリストのジェイクがなんだかかわいそうですが…。オジーがそんな感じだと、ジェイク自身もいい思いをしてなかったかもしれません。
ザックになってから、何となくいい感じに回り始めたような気でいましたが、実際は大変な状況だったとは・・・。
最初の方のところで、労働者階級という言葉が出てきます。自分の出身を普通に労働者階級という言葉が出てくるのはすごいですね。ジューダスプリーストのドキュメントでも労働者階級という言葉を使っていましたが、やっぱり、出身階級の自覚を持っているのは日本と違います。