唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ゴッド・ギャンブラー

2012年01月01日 | 映画 か行
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↑ここまでみました。
チョウユンファってすごい存在感る人だったんですね。
ⅡとⅢでもその存在を追いかけてしまいました。
ギャンブルのときの緊張感がとてもいいです。Ⅱ、Ⅲになっていくと、ギャグの要素が増えて・・・しかもそれが香港お決まりの汚いやつとかわざとらしいのとかが増えて、それでⅠからだんだんかけ離れていってしまっているのがちょっと残念ではありますが、それはそれで楽しんじゃってる自分もいます。

Ⅱの顔についた麺がすごく気になってなんかいやでした。劇団ひとりのおすしの早食いのあとに口にずっとついていたご飯粒もかなり気になりましたが・・・。

香港映画って、続編の作り方が、テキトーな感じがいいですね。
日本映画も昔はそんなとこあったけど、最近はそういう何でもあり的なつくりをしなくなりましたね。


↓完結編はチョウユンファさんがまた出てくるみたいなので楽しみです。

ゴッド・ギャンブラー 完結編 [DVD]
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いきなり目を疑うような奥さんの死に方です。ここまでされちゃうとちょっと・・・。そこまでの過程を想像しちゃうととおぞましい・・・その前の人(Ⅰのときの人)の転落死もひどいとおもったけれど。
基本香港映画の女性っていい死に方しないですよね。

レオンカーフェイがあんな演技をするなんて・・・
といいながら、昔観た黒薔薇対黒薔薇のがいっちゃってたからそれは大丈夫です。

チョウユンファのカードを取るときのしぐさがかっこいいです。

オーケストラ!

2012年01月01日 | 好きな映画・良かった映画
オーケストラ! スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
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Happinet(SB)(D)


ロシア人うるさい!もっとまとまれや!と、何となくいらいらしながらみていましたが、最後のコンサートのシーンは、感動です。
音楽の持つ力に圧倒されます。
演奏によって告白するというシチュエーションも素晴らしいと思いました。音楽がすべてを語ってくれる。真実を教えてくれるのだと思いました。

ソ連のブレジネフ時代に、ユダヤ人の排斥みたいなことがあったんですね。その時代に演奏を中断させられてバラバラにされた人たちが30年の時を超えて最後まで演奏をするというのもいいです。

「共産主義ソ連」に翻弄された人たち・・今でもその時の傷跡は深く残っているのかもしれません。
実際、ソ連の崩壊が、それがマルクス、共産主義の否定となってしまっていると思うし、それは、日本の外からソ連を見るのとは全く違って、恨みというか、否定的な感情も深いものがあると思います。ロシアは、そういう意味では、前にも後ろにも行けない国になっているのかもしれませんね。

ソ連から追い出され、今のロシアからも相手にされない人たちの、コンサートという一瞬だったけれど輝きです。この人たちにとっては大きな宝物ですね。

それにしても、あの女の人、きれいだったなあ…

2010-12-22 23:26:12

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最後以外は、もっとまじめにやれ!と思ってしまいます。
ハチャメチャ過ぎる。
あんな無意味にめちゃくちゃにしなくてもと思いつつ…

あの共産党の人も、自分の大きな夢を持ってパリに来ているわけですが、その夢はフィリポフの夢をかなえるために捨てました。いや、実はこの人もフィリポフの音楽を愛していて、それを実現することが本当の夢だったのかもしれませんが。だけど、それならこんな展開にはならんだろうな。
そんな偽装しないで、単独でパリに行けばいいだけのことだからね。

何にしても、一人ひとりの個性が団結して一つの音楽をつくりだす、これこそがコミュニズムだみたいなセリフはぐっときますね。ただ、周りの連中見てたら説得力はないけどね。

アンヌマリー(でしたか?)ジャケさんの戸惑いの表情、ちょっとムッとした感じが美しい。最後の演奏の時にも、2人がいないのを見て、またかよ!って目をしますよね。あれもすごくいい。
それと、最初にフィリポフをみるあの表情も素敵です。あこがれの人にあえた喜びを表情で見せてくれます。
それに比べると、演奏の時の顔がちょっと引きつった感じになっているのは、やっぱり指を動かしているからなのでしょうか。何であんなにそれっぽく見せることができるのかな?もともとバイオリンとかやってたのかな?
演奏の後のおなかに手を当てながら泣いていて、その手をフィリポフの胸にあてるシーンも泣けます。コンサートの中での告白。謝罪の言葉に涙してるって感じが良かったです。
食事で、自分は代用品じゃないと、中止しようというところもいいし。
もしかしたら、映画そのものが、このジャケさんがいなければ成り立たない、協奏曲みたいな作りをしているのかもしれません。

しかし・・・やっぱり危なっかしい映画だ。

2011-01-03 21:21:58

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去年は3日に見たんですね。
しかし、今日の地震は驚きました。
また3・11が来たのかと思いました。
粋なるバリバリバリって感じでゆれだしましたもんね。
こわいこわい。

そんな中で、たぶん4度目のオーケストラですが、アンヌマリージャケの美しさを見れるだけでもいい映画です。
つんとしていて、でも愛を求めていて、最初にフィリポフさんに会ったときの、作り笑顔がいいんですよね。探っている感じが。憧れの人に会った喜びと緊張が伝わってきます。だから、食事をしたときの幻滅も大きくて。結果的に自分の存在を否定されたようにも感じたかもしれません。

そこからの最後の演奏ですからね。ヴァイオリン協奏曲の中にこめられたフィリポフの思い、お母さんの思い、そしてジャケさんの思い、演奏という告白の中ですべてが結びついて重なり合い・・・
あんなにツンとしていたj彼女の顔が、だんだん柔らかくなっていくんです。

何回見ても泣けてきます。
ヴァイオリン協奏曲の中にこめられたフィリポフの思い、お母さんの思い、そしてジャケさんの思い、演奏という告白の中ですべてが結びついて重なり合い・・・まさにこれがオーケストラ。これが本当のコミュニズム!

今回はじめて気がついたんですけど、第一楽章だけをやってたんじゃないんですね。

ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル

2012年01月01日 | 映画 ま・や・ら・わ行
大作というのはこういう映画をいうんでしょうね。
お金かかってるな・・・って感じで、アクションもすごいし、映像がとても豪華です。ちゃんとポイントポイントで見せ場も作っているし。そういうところはさすがです。

クレムリンの爆発なんて、こんなことやっちゃうんですね。でっかいビルもスケールが違う。

話の中身についていけない(セリフも字を追っているとついていけないときが何度もありました)ところはありますが、まあ、そんなもんわからなくても、なんとなく、イーサンハントがいつものようにだまされて、ぎりぎりで大逆転というお決まりのパターンであることはわかったので良しとしましょう。しかし、何でイーサンばっかり利用されちゃうんだろう。最後に逆転されちゃう教訓を悪人も学べばいいのにね。
しかし、いつまでたっても核ミサイルだの、テロリスト(これはしゃあないか)ばっかりですね。

スパイの技がだんだんコンピューター化して、機械化されて、その中でのだまし合いなので、実際ついていけないところもあるし、同時に、その機能が本当に現実にできるところまで来ているものもいっぱいあるんだろうと思うと、なんだかこわくなってきたり・・・

でも、見る側の気持ちがわかっているなと思うのは、緊張ばっかりできつくなりそうなときにちゃんとふっと気を緩めるちょっとしたギャグとかを入れてくれるところです。ちょっと笑いすぎじゃね?とおもうくらいうけていたご婦人もいましたし・・
最近の映画って、いっぱいいっぱい過ぎて、押し付けがましくて、見ててつらくなるときがあるんですが、そういう点でもしっかりつくられている映画化と思います。

でっかいビルで終わるのかと思って終わる心構えをしていたら、もっと先があったとは。まだ続くのか~とも思いましたが、そうこうしているうちにまたお話に入っていったのでまあ、いいです。

奥さんのシーンは半端に出さなくてもよかったような気がします。

帰りにⅢのブルーレイも買って家に帰ってみてしまいました。