唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ザマンザイみたけと②

2019年12月09日 | ほか
見てなかった前半部分、霜降り明星までを見たけどそれほどでもなかった。

みんな、なんかのってない感じがする。

でも、本当に面白くないのか、自分の気持ちがそんなに入っていなかったから冷めた感想になってしまうのかはよくわかりません。

女の人たち、安定して見えた。



ザマンザイみたけど

2019年12月08日 | ほか


霜降り明星終わったあとから見たけど、そんな面白くなかったな。話題の人含めて。期待しすぎた。期待させるテレビのやり方もやだね。

もしかしたら、見ていない前半のほうが面白かったかも。

漫才って、若いころのほうが、ネタづくりとか、練習とかもいっぱいして情熱があって、そういうほうが迫力が出て面白いのかも。
普段から漫才を披露する量の多さにやっぱり出ちゃうんでしょうね。

ネタも安易になってなんか、その場しのぎで逃げようとしちゃうんだろうな。そこまで時間かけられませんって感じでしょう。そのフォローはサクラの客にしてもらう。「サクラが見る会」だったりして。

あと、芸能界の問題があったことを口に出すのが挑戦してると思わせたいのでしょうか。なんか、そういう、人の失敗や弱い部分を関係ない人が無神経にネタにしちゃうのは、どうなんでしょう。それがタブーがない言いたいことを言って笑いを取るお笑いらしさなのでしょうか。

やはり、お笑いは、人が好きという前提が必要な気がする。

昼間とかに、タレントが、薄っぺらなことを言ってる番組と同じ。言わされてるし、そこに信念がない気がします。

同じタレントとしてかばうまでいかなくても、なんか、そういう失敗に対してただバカみたいに責めるのでなく、本質的なところまで目を向けた発言はできないのだろうか。…といいつつ、テレビなんか見てないので、誰がどんな発言してるかも知らないでかいてるから、これも、妄想の類ですが。
何かがあると、急に白い目で見られたり、嘲笑の対象になってしまう風潮がこわい。

タブーに踏み込むなら個人攻撃でなく、もっと大きな本当にひどいものに対して踏み込んでいってほしいものです。

最後に、おぎやはぎさんの変な独特な感じは良かったですが。





隠れビッチやってました

2019年12月07日 | 映画 か行
隠れビッチやってました…あの日のオルガンつながりで佐久間由衣さんを見に来てしまいました。

オルガンとは全く別すぎる役を一生懸命演じていました。あれは、大変ですよ。演技とはいえ。(素だったりして)

清楚な感じ、好きだなあーなんてみていたらいきなり最初から無駄にテンション高くてひいちゃうぐらいの大声で、音でかっ!とか思い、そして男の立場からすれば許せんなあ…オレも、ああやって裏で笑われちゃう男なんだろうなあ…なんて思いながら嫌な気分で物語が進んでいくと、自分の居場所が見つからない彼女にだんだん涙してしまい、泣いてるシーンでは、涙を分けてあげたい!そうすればもっといい絵なのにと思ったり。
俺だったらおまえ父親と一緒じゃないか!とケンカしちゃいそうと思ったり、逆にあの男の人のほうが暴れだして、隠れDV出ちゃいましたと題名が変わったらどうしようとヒヤヒヤしたり…。

最後の最後でまた不安にさせて。
エンドロールのあとも連絡しないでくれ〜と、心で叫びました。

二人のその後がどうなるかがすごく気になるちょっと意地悪な終わり方でした。
でも、それでどっちに転んでも、それを乗り越えるのは二人だから、ま、いっか!と、割り切ることにしました。
うまくいってない人だって、ごまかしてでも生きていかなければいけないのが人生だと思いますし。

子ども時代のシーンが見ていて辛くて、演技とはいえ、この演技でトラウマになっちゃうんじゃないかと、心配したり。

というわけで、なんか、いろいろな意味で動揺する映画でした。



母を訪ねて三千里

2019年12月04日 | アニメ
ハイジのあとはこれ!
オープニングの映像の美しさに度肝を抜かれます。マルコかっこいい!
ただのかわいい子ども出ない、マルコのきかんぼうのところが素晴らしい。ボクは一人前に何でもできるんだぞ!と言っちゃうところが子どもなんです。そんなかわいげのないマルコがいろんな人と触れ合う中で成長していく話です。おかあさんとの再会のシーン。泣けます。でも、いいんです。泣きたいときは泣けばいいのです。

フィオリーナとその家族がいいです。
フィオリーナがマルコとふれあう中で自信をつけていくのももう一つの見どころです。お姉さんも本当は、普通に恋をして普通の暮らしがしたいんですねえ…お父さんもいい加減そうで、ほんといい加減で、でも、いい加減で、いい加減でした。

何と言ってもアメデオです。たまらんです。ほしいです。アメデオがいなかったら、もうちょっと旅も楽だったかもしれませんが。

最初の晩餐

2019年12月04日 | 好きな映画・良かった映画
あの日のオルガンで戸田恵梨香さんが気になってしまって、その流れでこの映画を知り、観てきました。

この映画もすごい面白かったです。
子どもが上手で自然でいいです。子どもを大切にできる映画は間違いありません。

戸田恵梨香さんは、はまり役で良い味出してます。気持ちがない人には冷たくできるキャラクターで好きにはなれない人です。冷たくされたら、ほんと暗くなってしまいそう。あの目が…。
ただ、子ども時代が結果的には「以外」といい性格だったので(最初のにらみつけるような目つきには笑いましたが)、家族の問題だけでなく、その後の生き方がどういうふうだったか気になってしまいます。
みんなそうですね。描かれなかった部分、離れていた時間をどう過ごしてきたのか。気になってきます。
父親のこと何もわかってなかった的なセリフがありましたが、人間なんて、ホントに他人をわかってないし、あぶなっかしい細い線でつながってるのかもしれませんね。だけど、その細い線が実は強い線だったりするのでしょうか。
兄と昔の話をしたときに、共通の記憶もあるけれど、父や母の記憶で、自分だけの記憶って結構あるんだなあと思ったことも思い出しました。

めったに会わない親戚も、わずらわしいし、普段なんの関係もない、見えないような細い線だけれど、なんのかんのでつながってる。最後、みんなで集合写真を撮ったときに、(それでいいんだなあ…)と、自分で何がどういいのか分からなかったけど、そう思いました。
あの集合写真はとても大事なシーンでした。中心の家族に彼女が加わった写真にもできたと思うけどそうしないで親戚一同に彼女が加わるようにしたところが良かったです。

しかし、あらためて、家族ってなんでしょう。自分にとっては、故郷の思い出という、過去でしかなくなっているのが、寂しいところです。

ミイラ展行きました。

2019年12月04日 | 博物館・美術館・資料館
子どもとか、30歳ぐらいとか、若い年齢が多くて、よく考えたら30代は今で言う何歳ぐらいなのでしょうか。
子どものミイラを見ていて、大きくなってどんな生活したのかなと思い、ハッと我に返って、そうだ、死んでるんだ…と、妙にさみしくなったり。
死体を見ている感覚がなく、ミイラという、愛されたその人に思いを馳せる感覚でした。生身の形見とでもいいますか。

中には、殺された…のもありますが、それはそれで、殺した方は残らないで、殺されたほうが歴史に残るんだから皮肉なものです。

死体の復活を信じてつくられたものは、形をのこされたことでなんか命を宿している気がしてくるし、自然埋葬の袋の中でずっと形を維持してきたものは、もう、それだけで歴史を生き抜いてきたような気がしてしまいます。死んで生を受ける特別な存在な気がします。
なんとなく、愛情を感じるのです。

でも、日本のミイラは、ちょっと感じ方が違って、執念、情念(?)のような、迫力を感じました。なんでだろう。生きているうちからミイラに自らなろうとしているからなのかもしれません。


アルプスの少女ハイジ

2019年12月02日 | アニメ
高畑勲展をきっかけに、アルプスの少女ハイジを見ました。50話すべて。何日もかけて。普通、昔のアニメをみると、こんなだったのか…とガッカリすることが多いのですが、この作品はすごい!
色あせない。
物語がしっかりしていて、子どもが見ても面白いというだけでなく、むしろ、大人がみたほうが面白い作品です。
ハイジは元気でかわいいなとか、おじいちゃんいい人じゃん!と思ったり、クララが立った!と喜ぶだけでなく、デーテおばさんがおじいさんにハイジを押し付ける辛い気持ち、くやしい気持ちがわかったり、ロッテンマイヤーさんも育ちとか立場的にそうなるのも仕方ないなとか、思えたりするのです。

後半のハイジはおまけで、クララの物語になっている気がしました。そしてクララに優しいおじいさんになんか、(ずるいなあ…)と思ってしましました。クララはいい子だよ。

というわけで、まとまりない話で申し訳ありませんが、もう、見たら最後、先を観たいけど、今が面白くてしょうがない、でも早くこの先が知りたい!という、毎日がハイジ地獄になります。





ターミネーター ニューフェイト(ネタばれありです)

2019年12月02日 | 映画 た行


3を無きものにするという、スカイネットの正体はこの映画の製作者だと思います。3結構好きなのに。
でも、正当な続編とかなんとか言われたらそりゃ観ないわけにはいかないでしょうということでさっそく観ました。
そしたら、ジョンコナーを無きものにしてしまうとは!!
1も無きものにしてしまうとは恐れ入りました。
ここで導き出されるのは、一人の英雄が歴史をつくるわけではなく、どんな状況でも圧政に対して立ち上がる人々がいるということでしょうか。ヒーローや救世主を消したところで、新たな人物が出てくる必然があるのです。
なんてことを語っている映画ではありませんが、それなりに楽しめたと思います。
ただ、アクションは目がついていかない。何をやっているのか、特に空のシーンはわけわかりません。
もう一つ、サラコナーさんがせっかく「 I'll be back」とかっこよく言い放った決め台詞を、簡単に無視した現代的(未来的)若者の無慈悲さ。
最後まで残念なのは、サラコナーさんがそんなに強くないことです。
まあ、ただの人ですからね。