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時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

アマ段位

2011-09-12 23:08:18 | 将棋
アマの段位といえば昔は日本将棋連盟発行の段位免状があった。
今も当然あるだろうが、今はネット将棋の普及で免状で何段より
リーディングで何点という方がよりシビアな指標になっている。
免状で何段といっても、どういう経緯で取得したかでまるっきし
価値が違う。
30年前、関西将棋会館建設を記念してアマの段位テストなる
ものがあった。
ペーパーテストで採点してもらい段位を確定するというやつだ。
私は気合を込めて受けてみた。
感触的には二段くらいかなと思った。
そしたら結果は五段と認定された。
始めはメチャ嬉しかったが、段位免状をもらうにあたり将棋連盟
に五万くらいの支払が必要だった。
要は関西将棋会館の建設費集めじゃないか。
安易に段位を認定して金集めしているだけじゃないか。
と、すっかり冷め切ってしまった。
そこで私は今後の目標のために段位の基準を決めることにした。

初段は県大会大衆部の優勝。
二段は県大会準優勝。
三段は県大会優勝。
四段は九州大会優勝。
五段は全国大会準優勝。
六段は全国大会優勝。

と決めた。
(ここでいう県大会とは我が県のように小さい県の場合である)
これだと入賞賞金の代わりに日本将棋連盟発行の免状をタダでもらえ
るケースが多い。
これが本当の段位の取得である。
段位を高い金払って取るのは本当の実力ではないと当時の私は思った。
ゆえに私は初段止まりのままだった。
最後に出た県大会で三位になり、次の日、主催の新聞を見たら勝手に
三段にされていた。
初段とは書きづらかったのだろう。
免状もないしそんなのは絶対インチキだと思った。
三段は県大会優勝でタダでもらわなければ三段ではないのだ。
コメント (6)
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