撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

大阪市交通局 関目高殿(2013.9.8) 3049 普通 八尾南行き さよなら30系ヘッドマーク

2023年09月05日 23時23分42秒 | 地下鉄
10年前に、大阪市交通局(現在は大阪メトロ)谷町線 関目高殿駅でさよなら30系ヘッドマークを掲出した3000系を撮りました。

1枚目は、関目高殿駅に到着するさよなら30系ヘッドマークを掲出した3049の普通 八尾南行きです。



2枚目は、3049の貫通扉のヘッドマーク、番号板、前照灯です。
ヘッドマークにデザインされた車両のイラストも車番は3049、行先表示幕は八尾南となってます。




30系は1967~84年に登場しており、旧7000、8000形からの編入車、北大阪急行か7000、8000系の譲渡車も含めると最盛期には363両が堺筋線を除く各線で活躍したので、文字通り大阪市交通局の地下鉄を代表する車両でした。
前面は切妻で、ATCの車上機器設置のために左側の窓が小さく、左右非対称なのは登場当時は珍しかったと思います。
側面には片側4ヶ所の両開扉が設けられ、18m級の車両長のアルミニウム合金またはステンレス鋼製の車体でした。
1991年からは非冷房車を中心に引退が進み、1995年以降は冷房化改造、客室改良された新30系6両編成×13編成が谷町線で運用されました。
後継車の登場により2008年から新30系の引退が始まり、2013年9月に3045F、10月に3049Fが営業運転を終え全車引退しました。
なお、2013年8月からは引退記念イベントとして「さよなら30系Last Run」のヘッドマークが掲出され、9月からは今回紹介した「さよなら30系 たくさんのご乗車ありがとうございました」と書かれた30系アルミ車のイラスト入りヘッドマークに変更されています。

【お詫び】
申し訳ございませんが、タイトルの日付が誤っておりましたので訂正いたしました。