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撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

岡山電気軌道 小橋~西大寺町(2019.2.2) 7100形、7200形、7700形、7900形 車体更新車並び

2019年02月04日 23時20分11秒 | 広島電鉄、岡山電気軌道
2/2に、岡山電気軌道(岡電)東山線 小橋~西大寺町電停間の京橋付近で岡電オリジナル車体を持つ車体更新車7100形、7200形、7700形、7900形の並びを撮りました。
昨日、紹介した3000形は旧東武日光軌道線からの譲渡車でした。
3000形は10両在籍して岡電の主力でしたが、これ以外にも他の事業者から少数ずつ譲渡された車両が多数、活躍していました。

これらの大半は1971~85年に、機器流用されて岡電オリジナル車体に更新されていきました。
日中5分間隔で運行される東山線では、京橋付近で頻繁に並ぶ光景を見ることができます。
そのため、何回か岡電オリジナルの車体更新車の並びを撮ることができました。

1枚目は、京橋の中央付近で並んだ、左側は7701の東山・おかでんミュージアム駅行き、右側は7201の岡山駅前行きです。
7700形は、1987年に2500形の機器流用で登場しており、元になった2500形は1952年に旧呉市電700形として登場して全廃後の1968年に岡電に譲渡されていました。
7200形は、1982年に3500型の機器流用で登場しており、元になった3500形は1956~59年に旧大分交通別大線500形として登場して全廃後の1972年に岡電に譲渡されていました。



2枚目は、京橋の小橋電停寄りで並んだ、左側は7102の東山・おかでんミュージアム駅行き、右側は折り返してきた7701の岡山駅前行きです。
7100形は、1981年に1000形の機器流用で登場しており、元になった1000形は1959年に旧秋田市電800形として登場して全廃後の1966年に岡電に譲渡されていました。



3枚目は、京橋の西大寺町電停寄りで並んだ、左側は折り返してきた7201の東山・おかでんミュージアム駅行き、右側は7901の岡山駅前行きです。
7900形は、1989~85年に3000形の機器流用で登場しており、昨日、紹介した3005、3007と兄弟車に当たります。



こうやって譲渡車の旧在籍事業社を見てみると、かつては日本のあちらこちらに路面電車が運行されていたことが分かります。
その頃に、日本全国を訪問してみたかったものです。