撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

東急 緑が丘1号踏切(2019.2.24) 8638F 各停 大井町行き

2019年02月24日 21時07分59秒 | 関東大手私鉄
本日は、東急大井町線 自由が丘~緑が丘駅間の緑が丘第1踏切で最後の大井町線8500系を撮りました。
8500系は1975年に田園都市線と当時の営団地下鉄半蔵門線の相互乗り入れ用として登場し、1976年には鉄道友の会のローレル賞を受賞しました。
1991年までに400両が登場しており、東急の系列としては最大勢力となりました。
一部の車両は東横線でも運用されましたが、後に10両編成×40編成の全車両が田園都市線で活躍するようになりました。

1986年に登場した8638F+8639F、8640F+8641Fは5両編成同士が連結された10両編成で、5両編成の大井町線の予備も兼ねていました。
2002~03年に後継車の5000系の登場により、10両編成×2編成は引退し、8638F+8639F、8640F+8641Fは5両編成ずつに分割されて大井町線に転属しました。
その後、大井町線では変化なく活躍していましたが、2018年に田園都市線に2020系が登場して同線の2000系が大井町線に転属し始めました。
そのため、2018年11月に8638F、、今年1月に8640F、今月は8641Fと続けて引退が続き、大井町線の現役は1編成になりました。
残る8638Fの活躍も先が見えていると思われるので、記録を撮りに出掛けました。

1枚目は、緑が丘第1踏切に向かうデハデハ8638の普通 大井町行きです。



2枚目は後追いで、緑が丘駅に向かうデハ8538です。



長らく東急の顔として活躍してきた8500系も、2003~08年に14編成は引退し、他社やインドネシアへの譲渡が行われた以降は小康状態でした。
しかし、2020系の増備とともに引退が進む模様ですので、機会が有れば記録しておきたいです。

【お詫び】
申し訳ございませんが、本文中の車番の表記が誤っておりましたので訂正いたしました。