撮り散らかし鉄の記憶

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JR西日本 西舞鶴(2024.9.5) 113系 S4+S7編成 普通 東舞鶴行き

2024年09月14日 23時18分08秒 | JR各社
9/5にJR西日本 舞鶴線 西舞鶴駅で113系の4両編成を撮りました。
1枚目は後追いですが、西舞鶴駅を出発する113系S4編成 クモハ112-5304(旧モハ112-332→クモハ112-304)の普通 東舞鶴行きです。
貫通扉に福知山線・舞鶴線全線開業120周年記念ロゴマークのステッカーが貼付されています。



2枚目は、東舞鶴駅に向かうクモハ112-5304です。
折り畳まれていますが霜取用にパンタグラフを1基増設された車両のため、ダブルパンタ車です。



3枚目は順番が逆ですが、西舞鶴駅を出発する113系S7編成 クモハ113-5307(旧モハ113-6335→クモハ113-307)です。



4枚目は、クモハ113-5307の車体側面の「東舞鶴」の行先表示幕です。



以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
国鉄時代の1962年に3扉セミクロスシートの直流近郊形電車として111系が登場し、翌1963年に主電動機の出力が強化された113系が登場しました。
そのため、モハ111、110形の中間車ユニットは1962~63年のみで、以後はモハ113、112形の中間車ユニットに移行していますが、制御車は引き続きクハ111形として増備されていました。
1982年までにグリーン車サロ124、125形を除いて2943両が登場しており、103系には及ばなかったものの直流電化区間の各地でお馴染みの車両でした。
1987年の国鉄分割民営化により、JR北海道以外のJR旅客鉄道4社に2788両が継承されて、引き続き各地で活躍しました。
しかし、2007年にJR東海、2011年にJR東日本、2019年にJR四国での運用を終了し、JRの現役で活躍しているのはJR西日本のみとなりました。

吹田総合車両所福知山支所には113系のS編成が2両編成×5編成が配属されています。
S編成は1996年の山陰本園部~福知山駅間の電化に伴う2両編成での運転のため、1995~96年に中間車であったモハ113、112形の先頭車化改造により300番台に改番されて登場しました。
先頭車化改造では、工事費低減のため廃車となったクハ111形の前頭部が接合されたそうです。
当初はワンマン車であることを識別できるよう湘南色にクリーム色の帯が入っていましたが、後に京都地区の地域色である抹茶色に塗装変更されました。
なお、300番台に改造された車両は元々は0番台でしたが、前には京阪神快速用に高速化改造やブレーキてこ比変更を受けて6000番台に改番されていました。
一部の車両はブレーキてこ比が戻され5000番台に、さらに高速化が解除され0番台に戻っていました。
1996年に再び高速化改造が施工され、全車とも番号に5000が足されて5300番台に改番されました。
S4編成は霜取用にパンタグラフを1基増設され、1999年に想定寿命40年の体質改善40Nリニューアル工事が施工されています。
S7編成は300番台への改造と同時に高速化解除とブレーキてこ比復元が行われたため、6000番台から直接300番台へ改造されてえいます。

舞鶴線では平日の朝ラッシュ時の西舞鶴→東舞鶴行きと、折り返しの東舞鶴→福知山行きはS編成が2編成連結された4両編成で運用されています。
この日は仕事で京都府北部に出掛けましたが、早起きして西舞鶴駅で撮ることができました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
管理人様 (SDTM)
2024-09-16 12:22:31
☆ 113系のクモハで
ダブルパンタ!
こういうのがあるんだ~と
感激しました。
模型の世界ならありそうで
現実にあるというのが凄い!
返信する
ご来訪有難うございます (HK559)
2024-09-16 22:30:04
SDTMさん

ご来訪頂きまして、有難うございます。

Wパンタは2編成だけのようなので運が良かったです。
さすがに真夏ですので、霜取り用のパンタが上がることはなさそうです。
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