今日は東京滞在の恒例、ロオジエ訪問。
まずは、和歌山県産みかんとゆずのカクテルからスタート。
前回とほぼ同様ではあるものの、真ん中が人参のムースに。またプレゼンテーションも晩秋versionである。
下から、アボカド、ウォールナッツのクリーム、白トリュフ。ナッツのクリームの中央にある茶色の点々は、20年物のバルサミコとのこと。これが、えもいわれぬ美味しさ。仰天。
下から菊芋、手長海老、白トリュフ、ウォールナッツのムース。半生の海老の甘さと白トリュフの香り。幸せの絶頂。それにしても白トリュフ、まるでとろろ昆布のようにくっついて一気に食べ終えてしまう。本当はもっとありがたく少しずつ頂きたいのに!
友人の前菜は鯖。カルパッチョと聞いて想像していたものとは大分違う。
メインは「雷鳥」。ジビエにしては癖がない。内臓(写真上部中央)がとても美味しい。またスパイスの効いた肉も柔らかく、あっという間にお腹に収まってしまう。プラムの中は栗のチャツネ。付け合せはフォアグラに代えて、黒トリュフ入りのポレンタ。パンにつけて食べるとパンが進む。サイドにかぼちゃのムースがついた。これも甘くて好みでついつい完食。
友人は子豚を選択。なかなかのボリューム!
締めのデザートは、チョコレートのスフレとバニラシャーベット。暖かいために、チョコレートの香りが立ち上り、鼻腔をくすぐる。先ほどまでお腹は一杯だったはずなのに、知らないうちに何処かへ消えてしまう。。。
Brunoさんは、このところ大変お忙しい日々をお送りとのこと(想像に難くはないが)。そんな中、1月末にはLyonで開催されるBocuse d'Orへ、またシンガポールへも行かれるとか。まだ40代とお若くはいらっしゃるけれど、今後も体調を崩すことなく、創造性豊かで、美味しい料理を提供していただけるよう、陰ながら応援したい。