心を聖霊で満たす

自分の心を聖霊で満たすことに心を向け（てください）。
（救い主の方法で教える）


「心の望むように好きなことを選んでください」と言われたら、何を選びますか。
建前や見栄ではなく、素直に自分の心に問うてみてください。
それがイエス・キリストの福音であるなら聖霊を受けることでしょう。

わたしにとって‟聖霊によって心が満たされる”ことは簡単ではありません。
‟この世の煩い”が心に残っているからです。
心が聖霊で満たされるとき、この世の思いはすべて消え去っています。

もしもこの世の煩いで心に余地がないとしたら、聖霊を受け入れられるでしょうか。
そうであるなら、この世の煩い事を片づけて、
心の中に聖霊を受け入れる余地をつくる必要があるかもしれません。

戒め

どうして戒めが必要ですか？


主に従うことは、真心からの望みですか？
そうであれば、戒めは喜びでしょう。

主に従うことを望まないなら、それは強制であり、自由を拘束するものかもしれません。

「必要か、否か」ではなく、「望むか、否か」で考えると分かりやすいと思います。
つまり「主イエス・キリストに従いたいと望みますか？」という質問です。

バプテスマを受けて教会に入ったのは、「主に従いたい」と望んだからではないでしょうか。
そうであるなら、なぜ今「…しなければならない」と‟強制”を感じる必要があるでしょうか。

主に従いたいと望むなら、戒めは道から逸れないための道標となります。

自らの望みであれば、御霊によって、その意味と目的を知ることができます。
御霊の教えをもたらすのは、戒めではなく、望みです。

義務や責任感で従うのも善いことですが、「従わなければならないもの」（強制）であるなら、その真の意味と目的を理解することは難しいかもしれません。

聖霊の促し

聖霊の促しを受けて…感じていることは何か、…霊的な感覚を聖霊の影響力と結び付けて考えられるように（し）てください。
（救い主の方法で教える）


先日同じようなことを書いたような気がしますが　 w


心に善い思いを感じたら、それが危険を伴ったり、
大きな決心を必要とするものでなければ、従ってみてはどうでしょうか。
善い思いはすべて聖霊からもたらされます。

物心がついたばかりの幼い子どもは、
理解はできていなくても親から言われたとおりに行います。
親を信頼しているからです。


その結果を見て、それが心を喜ばせるものであることを知れば、
やがては自分の意志で行うようになります。

それと同様で、聖霊の促しを信じるなら、
それに従い、その結果を見て、それが確かに善いものであり、
神からもたらされたものであることの確信を得ることができます。

「赦」と「許」

赦しとは何ですか？


「ゆるし」という漢字には、「赦」と「許」があります。
愛があるなら”過去の罪は赦し、未来の罪は許さない”と思います。

先日、一歳になったばかりの孫娘がテレビをひっくり返して壊してしまいました。
母親が叱ると、カーテンの後ろに隠れて出てこなくなったそうです　　ｗ

母親が叱ったことは‟罰”です。
この罰は「同じ過ちを繰り返さないように」という愛の表れです。

孫娘がそれに反応したのを見て「赦しても大丈夫かな」と感じたそうです。

神の愛は過去の罪を赦します。
しかし、過ちを繰り返すことは許さず、厳しく戒めます。

戒めばかりに目が向いて、‟赦しの愛”に気付けないとしたら、残念なことです。

証

簡潔な心からの証には…大きな影響を及ぼすことのできる力があります。証は心を込めて相手に直接訴えるときにもっとも力強いものとなります。
（救い主の方法で教える）


証とは‟饅頭のあんこ”のようなものです。

「心からあふれて出る言葉」と、「その場を繕う言葉」の違いを感じたことはないでしょうか。
文字にすれば同じ言葉であるのに、その力強さは全く別物です。
証とはそのようなものだと思います。

「神は存在します」と言うときに、自身の内にある確信はその言葉は力強いものにします。

確信のない言葉がとても軽いものに聞こえるのは不思議なことです。
それはあんこの入っていない饅頭を手にしたときのようです。

どうすれば‟あんこのたっぷりと入った饅頭”のように、
ずっしりとした重みを証に加えることができるのでしょうか。