幸せとは

幸せとは何ですか？

多くの人はその答えを探しています。
クリスマスキャロルのスクルージは悔い改めて幸せになれたのでしょうか。
幸せになれたとしたら、それはなぜでしょうか。

宝塚歌劇団の稽古場には「ブスの25ヵ条」という張り紙があるそうです。

1、笑顔がない
2、お礼を言わない
3、美味しいと言わない
4、精気がない
5、自信がない

6、愚痴をこぼす
7、希望や信念がない
8、いつも周囲が悪いと思っている
9、自分がブスであることを知らない
10、声が小さくイジケている

11、何でもないことに傷つく
12、他人に嫉妬する
13、目が輝いていない
14、いつも口をへの字にしている
15、責任転嫁がうまい

16、他人をうらやむ
17、悲観的に物事を考える
18、問題意識を持っていない
19、他人につくさない
20、他人を信じない

21、人生においても仕事においても意欲がない
22、謙虚さがなく傲慢である
23、他人のアドバイスや忠告を受け入れない
24、自分が最も正しいと信じ込んでいる
25、存在自体が周囲を暗くする

これってもしかすると「幸せになれない25ヶ条」かも知れません。

悔い改め

悔い改めはどうすればいいのですか？

悔い改めは「悔いる」と「改める」の二つの言葉から成ります。

「悔いる」は無意識のうちに生じてくる感情です。
「改める」には意識して行動することが必要です。

クリスマスキャロルのスクルージの悔い改めを見るとよく分かります。
ゴーストの訪れは彼の望みではありませんでした。
しかしその後の行動は彼の意志から出たものです。

「悔いる」心は御霊（Holy ghost）によってもたらされます。
「改める」には自らの意志で行動しなければなりません。

ところで何のために悔い改めますか？
主の戒めだからでしょうか。
それとも、悔い改めることで‟幸せになれる”からでしょうか。

スクルージはどうだったでしょうか。

生まれ変わる

イエス・キリストを信じることで何が変わりますか？

わたしの場合は‟心の方向性”が変化しました。

「ウソもばれなければ」から、「心から正直でありたい」へ
「自分さえよければ」から、「人のためにできること」へ
「この世の生涯がよければ」から、「永遠の未来のために」へ

そのことを考えるときに「ディケンズのクリスマスキャロル」を思い出します。
どうしてスクルージは生まれ変わったのでしょうか。
‟自分の行いの結果”を知ったからです。

主はわたしたちの行いの結果を教えています。
それを知るときに、すべての人は生まれ変わることができます。
いえ、変わらずにはいられなくなるでしょう。

聖霊

福音を（学ぶ）目的は…主のような人になる…ことです。この目的は聖霊を通してのみ達成することができます。
（救い主の方法で教える）

イエス・キリストを信じる人は「主のようになりたい」と望んでいると思います。
その望みは、‟主の教えを学び、その模範に倣う”という行いに表れます。

主の教えを理解するためには、聖霊の助けが不可欠です。
「キリストを信じたい」という思いが心にある時点で、聖霊の力を受けています。

その力は小さく弱いものに感じられるかもしれませんが、確かのものです。
それは種に例えることができるでしょう。

その思いに従おうとする（信仰を行使する）ときに、その種は芽を出します。
信仰に頼る毎にそれは成長し、成長するにつれて聖霊の力は強くなってゆきます。