御霊

御霊とは何ですか？


すべての人には‟良心”があり、誰でも良心の影響力を感じたことがあるはずです。
「人のために何かを行いたい」と感じる思い、人の喜ぶ姿を見て喜べる心、
それらは良心の影響力です。

良心（良い思い）は神から来るものであり、それをわたしたちは‟御霊”と呼んでいます。

良心に従うなら、良心の影響力は次第に強まります。
良心に従わないら、その影響力は次第に弱まり、
ついには「悪を悪とも思わない」状態にさえ至ることもあります。
それであっても誰もが「何が善であり、何が悪であるのか」を知っています。

福音を聞くときに多くの人が「それは善い教えである」と感じます。
それは御霊（良心）影響力です。
御霊に従うならその教えを受け入れます。

御霊とは決して特別なものではなく、誰もがいつも心に感じているものです。

御霊の影響力を強めたいと願うのであれば、
心に感じる御霊の導きに従うなら、その願いはかなえられます。

言葉にすればとても単純なことですが、簡単ではないこともしばしばあります。
御霊の力（神から来る影響力）と同時に、それに反対する力もあるからです。

救いを伝える

悩み苦しんでいる人に手を差し伸べる必要があります。…皆さんは助けを与えられるまたとない立場にいる（かも知れません）
（救い主の方法で教える）

悩み苦しみの中にあるとき、救いを感じた経験を思い起こすことは誰にでもあると思います。
そのときに、「自分にそのような助けをできるなら…」という気持ちはありませんか。

それは良心（御霊）からもたらされる思いです。
助けられる（愛される）ことは喜びですが、助ける（愛する）ことはさらに喜びをもたらします。
御霊は常に霊的な喜びをもたらしてくれる事柄を勧めています。

「助けを与えられるまたとない立場」とは、親であったり、家族であったり、
信頼関係であったり、或いはその悩み苦しみに気付いている数少ない一人であったりもします。

「あなたにしか福音を伝えられない人がある」という言葉がありますが、
それは「あなたにしか‟救い”を伝えられない人がある」という意味でもあります。