ちょっとっ!
せっかく&ようやくの保元の乱なのに、視聴率が低下するって…
シンジラ~レナ~イ。
…なんてモノマネを繰り返していた今日この頃。
高橋直樹さんの『源氏の流儀』(文春文庫・書き下ろし)を読み終えました。
一応「源義朝伝」と副題がついているのですが、
どうも…作者は頼朝さんびいきではないかな、という気がします。
義朝さんも清盛さんも、描き方にそれぞれ敬意は感じられるけれど、
いささか筆が乗っていない気がするんですよねえ。
あの…
腹黒&屈折している登場人物こそ、高橋作品の真骨頂だと思うのです。
きっと、義朝さんも清盛さんも、高橋直樹さんが描くには大らかすぎたのでしょう。
腹黒&屈折のデパートな『鎌倉擾乱』は、本当に素晴らしい短編集でした。
なのに、いつの間にか絶版のようで…。文春文庫への復活を希望します!
永井路子さんの『はじめは駄馬のごとく』も是非!(…とここで言ってもしょうがないか。)
ところで。
作中、義朝さんの関東訛りについて描かれていたのが
とても嬉しかったです。
私も常々思っていたんですよね~。
正確には、義朝さんではなく頼朝さんについてそれを考えていたのですが。
いつまでもシティボーイのつもりな頼朝さんに対して、
「いやあ、都言葉がお上手ですね。まったく訛りが気になりませんよ」
…なんて、宗盛さんあたりが言いそうだなと。
宗盛さんに悪気はないのですが、頼朝さんは大ショックです。
「『上手』って…、オレ、京の人間だし!正真正銘のイケてる都会人だし!
『気になりません』って、そもそも訛ってネェから!」と。
…うん?これって小説の感想というより、私の単なるもーそーネタでは…(^^;
せっかく&ようやくの保元の乱なのに、視聴率が低下するって…
シンジラ~レナ~イ。
…なんてモノマネを繰り返していた今日この頃。
高橋直樹さんの『源氏の流儀』(文春文庫・書き下ろし)を読み終えました。
一応「源義朝伝」と副題がついているのですが、
どうも…作者は頼朝さんびいきではないかな、という気がします。
義朝さんも清盛さんも、描き方にそれぞれ敬意は感じられるけれど、
いささか筆が乗っていない気がするんですよねえ。
あの…
腹黒&屈折している登場人物こそ、高橋作品の真骨頂だと思うのです。
きっと、義朝さんも清盛さんも、高橋直樹さんが描くには大らかすぎたのでしょう。
腹黒&屈折のデパートな『鎌倉擾乱』は、本当に素晴らしい短編集でした。
なのに、いつの間にか絶版のようで…。文春文庫への復活を希望します!
永井路子さんの『はじめは駄馬のごとく』も是非!(…とここで言ってもしょうがないか。)
ところで。
作中、義朝さんの関東訛りについて描かれていたのが
とても嬉しかったです。
私も常々思っていたんですよね~。
正確には、義朝さんではなく頼朝さんについてそれを考えていたのですが。
いつまでもシティボーイのつもりな頼朝さんに対して、
「いやあ、都言葉がお上手ですね。まったく訛りが気になりませんよ」
…なんて、宗盛さんあたりが言いそうだなと。
宗盛さんに悪気はないのですが、頼朝さんは大ショックです。
「『上手』って…、オレ、京の人間だし!正真正銘のイケてる都会人だし!
『気になりません』って、そもそも訛ってネェから!」と。
…うん?これって小説の感想というより、私の単なるもーそーネタでは…(^^;