五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

娘夫婦遊びに来る

2013-12-28 23:02:35 | 娘二人
本当は、私が会社を辞めて、年が明けてからゆっくり遊びにくるようなことを言っていたのですが、
シフトの関係上、娘夫婦が28日~31日の帰省になりました。

28日は私の最後の夜勤の日。

だから、せっかく来てくれたのに私とはすれ違い。
ダンナもどうしても外せない忘年会があるそうで、迎えにも行けずに、駅からタクシーでくるそうです。
次女も遅番で、よりによってこんな日に重なります。

火の気のない寒い家に入るのもかわいそうなので、取り敢えず義父母の家に行っているように言いました。
昔だったら義母も、ご飯はうちで食べて行け、と言っていたでしょうが、
年なのでしょうか、婿の口に合う物を作る自信がないからなのでしょうか、
そういうことも言わなくなりました。

私が作り置きしてもいいものを作って置いて行きました。
煮込みハンバーグ
ポテトサラダ
切り干し大根のトマト煮込み
ミネストローネ

後で合流した次女と孫
すぐ婿殿とすんなり仲良くなったそうです。

新婚さんにお邪魔虫

2013-12-02 21:08:54 | 娘二人
誕生日パーティーの続きです。
婿殿が帰って来ると同時に鳴らすクラッカー。
イベント好きの娘のサプライズ。

せっかくのパーティーに私がいてすみません、状態でしたが、こんなケーキも

私にまでサプライズでした。

世の中の大概の家庭が誕生日パーティーをしているのかわかりませんが、
我が家は子供達が家を巣立って行くまではきっちりイベントはしていました。

私のささやかなこだわりが、きっちり子供達に受け継がれているんだろうか、
と思うと、母として嬉しく思いました。

誕生日パーティー

2013-12-02 20:19:31 | 娘二人
その日娘は仕事だったので、仕事が終わるまで私はデパートなんかで時間を潰し、
少し早引けをした娘とやっと5時に再会。
その日は誕生日パーティーを家でやることにしていて、
娘がいつも行くスーパーで買い出し。

あれやこれやと探し回りながら買い物をしている娘に
「なんで休みの日とかに買い物していなかったの。こんな日持ちのするもの冷蔵庫に入れておけるでしょ」
そんな母親らしい駄目出しをしたのだけど、
買い置きは無理だとアパートに着いてから判明。

2LDKの新築アパートで、私が泊まれる部屋もある結構広いアパートなんだけど、
家電製品が、独身用。
ひょっとして、冷蔵庫に至っては、大学入学の時に買ったもの?
これじゃあ、食料品入らないわけだ。
メニューは彼に内緒だって言うから 、余計買い置き出来なかったんだ。

リビングには、向こうのご両親に買ってもらったという42型テレビがデンとあるだけで、
その他は、以前娘のアパートにあったものがほとんど。
ベッドもシングル用のパイプベッド。
これに二人で寝ているなんて変でしょ。

結婚のお祝いに少なくないお祝い金を渡したのに、使っていないのか、他のに使ったか。
二人の話では、近い将来マイホームを購入する予定なので、今は仮の姿なのだそうです。
私がとやかく言う事ではないので、何も言いませんでしたが。

帰宅後、娘と二人で、狭いキッチンでパーティー料理を作りました。

おままごとみたいなテーブルに乗せた料理は、ヨーロッパで買ってきたワインに合いそう。

初めて作るというパイ包みスープ。
冷凍パイ生地をスープカップに乗せて焼くというあれ。
絶対失敗するよ、とアドバイスしつつも手伝ったんだけど、案の定失敗。
膨らむ前に柔らかくなって落下。
私も以前同じ失敗をしました。

そんな料理も美味しいと言って食べてくれた優しいだんな様でした。


誕生日プレゼント

2013-12-01 23:34:13 | 娘二人
今回の旅行、偶然娘のダンナの誕生日に当たってしまい、
本来なら二人で祝いたいところだろうに、私なんかがお邪魔して申し訳なく、
たぶん最初で最後になるだろう、婿殿にプレゼントを買って行くことにしました。

東京駅に隣接の大丸デパートに行きました。
数年前に行った時よりも賑わっていたような気がします。
景気が上向いてきたのかな、、、
しかし、東京のデパートはハードル高し。

事前に娘に何がいいか聞いてみたんだけど、ネクタイが無難ではないか、
という返答でした。

ネクタイ売り場に行ってみました。
バカみたいに高くはないけど、あまりにも豊富な品数。
若い人用のネクタイなど選んだことがなく、店員さんがそそと寄ってきて、
「プレゼント用にお探しですか」と尋ねてくる。
「ええ、ちょっと」としどろもどろ

ネクタイはやめにして、マフラーがいいんではないかとマフラー売り場に行っても、
カジュアルなのがいいのか、フォーマルっぽいのがいいのか、
迷いに迷い、結局決めることができず、諦めかけ、
東急ハンズに行って見たら、私が気に入ったマフラーがある。
これなら婿殿も気に入ってくれるんじゃないかと購入。

グレーと黒の千鳥格子。
巷では千鳥格子が流行っているらしいし、もし彼が気に入らなかったら、娘が使えそう、
なんて、都合のいいことを考えたりして。

ああ、でもせっかく東京のデパートに行ったのに、東急ハンズか、、、
ラッピングも可愛くなかったし。

フランス土産

2013-11-12 20:08:59 | 娘二人
6月に結婚した長女が、豪華ヨーロッパ新婚旅行に行ってきました。
今日お土産がうちに届きました。

いや、何もいらないと言ったの。写真とお土産話だけでいいと言ったの。
しかし、少なくない金額の餞別をやったのよ。
多少は期待するでしょうに。

ダンナにはもちろんワイン。
私にはスカーフ。ポリエステルの。しまむらにも売ってそうなやつ。
次女にはエコバッグ。おまけでもらうような。
孫たちにはなし。
それとばあちゃんとか私の実家とかには定番のチョコやクッキー。

そうか、初めて行くヨーロッパ旅行はこんなお土産か。
そんなもんなの?
ゆっくり買い物する時間がなかったのでしょうか。

30年位前。そうか、あの頃はバブルだったから?
ダンナが長期のヨーロッパ出張に行った時は、あのダンナでさえ色んなお土産買ってきました。
セリーヌだったかエルメスだったかのスカーフ。どこかのブランド財布。
フランス人形に置物。口紅にブローチ。
まだ赤ちゃんだった娘にはイタリア製靴とかおもちゃとか絵本とか。
今思えば、お金はどこから捻出したのだろう。

ダンナはあの頃の輝かしい?時代を思い出したのか、
うちらもそのうち海外旅行に行こうと妙にはりきっていました。

夢の話

2013-10-15 18:03:37 | 娘二人
前置きしますが、これは夢の話です。寝ている時に見る夢の方。

毎日夢は見ているはずなのに、だいたい起きると忘れてしまう夢ばかりですが、
今日の夢ははっきり覚えています。

「ああ、夢で良かった」としばし呆然とする夢を見ることが年に数回あります。

今回は次女の夢。

お金を使いすぎ、借金をしてしまい、
「私どっかにばっくれるから」
「孫はどうするの」
「一緒に連れて行く」
「そんな世間から逃げるような生活して孫の学校はどうするの」
「しょうがないじゃん」
「行くなら孫を置いて行きなさい」

ここで夢から覚めました。

なんかリアルな感じで、目が覚めても心臓がドキドキしていました。

娘が離婚したことはあまり深刻に受け止めないようにしていますが、
私の心の奥深くでは、3人の行く末を案じているんでしょね。

私があなたたち3人を守ってやるよ。

まだ夢からちゃんと覚めない頭で、布団の中で固く決意した私でした。

いよいよ三十路

2013-09-03 16:14:22 | 娘二人
今日は長女の誕生日です。
遠く離れているので、メールでおめでとう、というくらいなのだけど。

彼女も30歳になりました。
30歳前に結婚するという夢は果たしたことになるんで、
思う存分30代を満喫なはれ。

自分の子供が30歳なんて信じられない気分。
私との年の差はずっと変わらないままなのに、
子供達が段々私に近づいて来ているように思えるのはなぜ?

往復書簡

2013-08-29 19:58:33 | 娘二人
長女から一通目の手紙をもらったのは、確か一ヶ月ほど前。
私宛とダンナ宛の2通

結婚式の時の「花嫁から両親への手紙」で書けなかった事をつらつらと書いた手紙だった。

・・・結婚式では、あまり長たらしくなく書いたほうが良いとゼクシィに書いてあった・・・
とのことで、まあ言うなれば結婚式での手紙は月並みな手紙でした。

それが彼女には引っかかっていたらしく、もっと突っ込んだ内容の手紙でした。
親が思うに、彼女は手ひどい挫折経験はないとは思うのですが、
長女として、弟ばっかり可愛がって、と思っていたり、
大学に行く時『あなたの好きにすればいい』と言われ、放任されたように思えたこと。
大失恋したとき、母さんと旅行に行ったこと、
そして、締めくくりに『世界一の父さんと母さんだ』と書かれていました。

・・・なんて良い子なんだ。(本当に私が育てた子?)

こんな手紙をもらったら、返事を書かないわけにはいけません。
パソコンで下書きし、文を推敲し、便箋に手書きするという手間をかけ、
便箋10枚の超大作を書き上げました。

今まで子供達には話したことがなかった私達の結婚前の事。
人生の修羅を見たな、あの時は(不倫とかそんなんじゃないですよ)
あれがあって、あなたが生まれたことを告白しました。

たぶんあの10枚に私の思いの丈が詰まっていました。

で、彼女から返信が届きました。
便箋5枚。「母さんの思いしっかり受けとめます」と・・・
そして、「私達、時代に逆らって、こんな手紙のやり取りしていておかしいね」とも。
でも、メールや電話よりずっと心の内を話せるし、また手紙のやり取りしようね、
と書かれていました。

時々、母と子ではなく、友達みたいな気持ちになる事があります。
彼女にだ寄りかかっちゃダメだよな、と思いながら精神的に頼りにしています。


娘との時間

2013-05-06 23:35:34 | 娘二人
その日、むこうのご両親、及び娘のダンナ(義理の息子とはまだ気持ち的に呼べないな~)
は、市内のホテルに泊まりました。
本当は我が家に泊まってもらえればよかったのでしょうが、
そうなると、家中の掃除しなけらばいけいないし、私は次の日仕事だし、向こうも気を使うだろうし、
ということで。

始めは、娘も一緒にホテルに泊まる予定だったけど、私がお願いして、娘だけ我が家に泊まることに。
娘も向こうの人間になってしまったんだなあ、と一抹の淋しさがありました。
一日お借りします、そんな低姿勢で娘を泊まらせる事への若干の違和感があったりして。

正月以来来ていないし、結婚式に向けて色々話をしなければいけないことがたくさんあります。
気持ち的には、山口百恵の「秋桜」なんだけど、特に結婚生活に向けて教訓めいたことも言えず。

♪苦労はしても笑い話に時は変えるよ、心配いらないよ♪

そんな気の利いた言葉を皆さん話しているのでしょうか。

結局事務的な、交通手段とか、宿泊はどうするとか、そんな話で終始。

それと、娘へ結婚祝いを渡しました。
近くに住んでいないので、親らしい準備もしてやれず、祝い金を渡しました。

娘名義の定額貯金。
今は、高額の貯金は本人しか下ろせなくなっているそうで、
100万円入っている通帳と印鑑。それと現金で50万円。

これで親の役目は果たせたのでしょうか。

手紙の差出人

2013-04-26 23:40:33 | 娘二人
長女から結婚式のことで手紙がきた。
結婚式でのあれこれを書いた私信プラス贈りもの。

差出人の住所を見て、見慣れない名前に一瞬戸惑いました。

ああ、娘は姓が変わったんだっけ、
なんか別の人に取られたようで、一抹の淋しさを感じました。

私ももう旧姓より今の姓で生きてきた年数が長くなりました。
もうすっかりこっちの方がしっくりするまでになりました。

旧姓も一般的な姓でなく、結構かっこいいんですけどね。

結婚した時は、姓が変わり嬉しくて、幸せに浸っていましたが、
母は、忸怩たる思いだったに違いありません。

その時になって初めてのわかる親の気持ち。