五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

はっぱかけたげる

2013-09-30 23:20:26 | 雑記
今日、Qさまをちらっと見ていました。
こういう番組を見るといつも思うのだけど、
私達は、日本語のほんの一部しか使わないで生活しているんですね。
それと、日常的に平仮名で書いている言葉にもたいがい漢字があるというのにもオドロキ。
私があまりにも知らない熟語が多すぎ。
私が単に無教養だからでしょうか。

その流れでこの話になりますが、
こないだ仕事で、「ちょっと~、ハッパかけてきてよ」
と若い子に言ったら、
(食事後に口腔ケアと言って、歯磨きをしなければいけないのに、なかなか立たないお年寄り)
「ハッパかけるってリアルに聞いたの初めてですぅ」
と妙なところで感動されました。

なんでも中森明菜のファンで、(彼女は二十代前半なのに!)
♫ハッパかけたげる♫
この歌詞で、ハッパをかける、という熟語は知っていたけど、
初めて日常会話で聞き、まるで私を教科書に載っている歴史上の人物のような目で見ていました。

いやいや、最近は言うこともなくなったけど、
子供達がいたことは「ハッパかける」とか「気合いかける」とか、
日常的に使っていた気がするんだけど。

話は変わりますが、歴史上の人物流れで、、、
私の仕事場の高齢者施設で、94歳の方がいます。
その人はヘレンケラーを見たことがあるんですって!
なんでも、秋田に講演に来た事があったらしい。
94歳だからね、マッカーサーを見たことがある、なんてのもあながち嘘ではない世代だものね。

まるで生きている化石?なんていうと失礼。
私も20代の子にとっては、生きている化石に見えているんでしょうね。

ちなみに、今回改めて「ハッパをかける」と書いて、(口ではしゃべっても字にする機会がなかった)
イメージとして、『葉っぱ』でしたが、よく考えると、『発破』なんですね。

勝ち組観察

2013-09-29 23:48:10 | 雑記
少子化が日本一だという秋田県において、結婚し、子供がいるというのはある意味勝ち組な訳です。
若い夫婦が一堂に会しているのを見る、という機会はそうそうないものでして、
保育園の行事くらいなものです。

秋田県において、結婚できる男性は、なんて表現すればいいのかわかりませんが、
チャラ男?茶髪にあごひげみたいな、普通の一般企業にはいないタイプの人が多い。
単に目立つから、多いように感じるのかもしれないけど。

これは単に私の想像なんだけど、
女性と遊ぶのがうまくて、あまり将来的なことを深く考えずに成り行きで結婚しちゃう、
そんなタイプの人でなければ、なかなか結婚しない秋田県の現状。

県は、チャラ男を育成して、何とか少子化に歯止めをかけるよう戦略を練ると良いのではないでしょうか。
ま、私個人的にはチャラ男は嫌いですが。

保育園の行事に参加すると秋田県の人口に占める年齢分布の縮図を見ているようです。
高齢者の多いこと!(たぶん60代だからまだ高齢者とは言えませんが)
園児の競技はすぐ終わるのですが、祖父母参加の競技は、その人数の多いこと!
去年までは、8人ずつ走るような競技だったのですが、あまりにも多くてさばききれずに、
今年は玉入れでした。
私もはずかしながら祖父母競技に参加。
着ている服だけは、祖父母というより、父母寄りの私でした。

この祖父母達も子供を一人前にし、結婚させ、孫までいる、
という点では、ある意味勝ち組。




孫の運動会

2013-09-28 19:12:42 | 
秋晴れの中、孫の保育園の運動会がありました。
年長になったら、運動会にかける意気込みもすごいもので、練習にも熱が入っていました。
年長になると障害物競走があり、
ネットをくぐり、平均台を渡り、ヤクルトを飲み、走り縄跳びをしてゴール、
というものなのですが、ヤクルトの早飲みと縄跳びの練習に励み、
縄跳びにおいては、もうやめたら?というまで、何回続くか挑戦していました。
ついこの間まで、気に入らないことがあるとビービー泣いていた子が、こんなに心の成長したんですね。

本番は、結果としては、1位ではなかったのですが、(ヤクルトで遅れをとった)
縄跳びでの追い上げは目を見張るものがありました(孫バカか?)
かけっこも余裕で1位と思ったのですが、孫より早い子がいてびっくり。
もし、その子と同じ小学校に入ったら、きっとリレーを組むことになるかもしれない(妄想)

3歳以上の子全員で走るリレーも残念ながら3位で、孫は悔し泣きをしていました。
単に泣き虫なのか、負けず嫌いなのかは微妙なところですが。

年中のリーちゃんは、エヘラエヘラしていて、(彼女も足が早いのですが)意気込みなど微塵も感じられない。
この1年の違いは相当なものがあります。

私は運動会は大っ嫌いだったのですが、うちの子供達は、旦那に似て?足が早く、
息子においては、リレーの選手で県大会まで行きました。
あの時の彼のあどけないながらも真剣な眼差しが目に焼き付いています。
ついこの間みたいな気がするんだけど、12年前なんですね。
孫のそのような活躍を見る事ができる可能性があるのは、6年後?
6年なんてあっという間です。

東京オリンピックには間に合わなかったな、うちの孫(どんだけ孫バカなんだか)

写真の中の私

2013-09-27 18:53:00 | わたし
結婚式の写真を実家の母に見せた。
彼女は、歯に衣着せぬというか、感じたまんまを変換せずにしゃべるので、辛辣。

「向こうの義母さんは、あんたより若いのか」
え~、どう見ても私の方が若く見えるでしょ。
この言葉には少なからずショックでした。
向こうの義母さんは、私より、3,4歳年上のはず。
それなのに、、、

結婚式のちゃんとした写真は、それぞれの実家に作ったそうです。
向こうでも、この写真を見て、何や彼や言っているのでしょうね。

ブスッとしていたらまずかろうと、私なりに笑顔を作っていたはずなんだけど、
片頬が上がっているだけで、何だか引きつっている。

もっと鏡で笑顔の練習をしていくべきだった。

病院にて

2013-09-25 19:36:02 | 雑記
今日は実母の通院介助。
いつもは病院に置いてきて、電話をもらってから迎えに行くのですが、
眼科の白内障の手術のことで相談したいことがあるからと、私も付き添っていました。

そこは総合病院の眼科なのですが、
そこもお年寄りだらけで、耳がよく聞こえない人が多いのか、
お医者さんも大きい声で、診察している声が筒抜け。

私も職業柄色々病院に行ったりするけど、
このように患者さんに丁寧な言葉遣いをする人に初めて出会いました。
患者さんには◯◯様
言葉遣いも、◯◯して下さいませ。
・・・終始そのような言葉遣いでした。

お年寄りの突拍子もない話に丁寧に答えており、
だから、診察時間が長く、11時の予約だったのに、1時になっても順番が回らず、
お医者さん自ら待合室にきて、
「まだ時間がかかりそうなので、先に食事にでも行ってきてください」
そんな気遣いまでするんです。

自分が診察してもらう分にはいいけど、その対価として、待つ時間が長い。
どちらがいいのだろう。

それにしても、つくづく医者ってサービス業なんだな、
と思いました。

あの感動を再び

2013-09-24 20:41:33 | 雑記
こないだ結婚した長女が、やっと出来た、と、結婚式のDVDと写真を送ってきてくれました。

ちゃんと結婚式を挙げるとこんなメモリアルが残るのね。
挙げなかった人を非難する訳ではないけど、
きちんと(という言い方も変だけど)成長した社会人が、
きちんとけじめをつけ、世間に披露出来るって、
考えれば、すごく大事で、大変な事。
娘夫婦にはすごく感謝しています。

DVDをダンナと二人で見たのだけど、感動長大作。
DVDを見て、また泣いてしまいました。

DVDを見ていると、本番では気づかなかった事がたくさんありました。

新郎の受付をしている子がやたらイケメンだった事。
受付のディスプレイがやたら凝っていたこと(私達は素通りしていた)
祝辞を述べる娘上司が、全くメモなしに彼女の経歴を詳しく淀みなく述べていたこと
(さすが偉い人は頭の出来が違う。しかし、そのためにやたら祝辞が長かった)
娘からの手紙を聞いているダンナが泣きそうな顔になっていたこと。

何より、自分がしっかりおばちゃんを通り越し、おばあちゃんだった事がショックでした。
自分の動いている映像なんかそうそう見るものではないのですが、これだけは見なければ良かった、、、
と思いました。


帰路で見たもの

2013-09-23 23:15:57 | お出かけ
帰りは、津波で被害を受けた状態っていうものはどんなものか、この目で確かめてみたくて、
石巻の方に行ってみました。
しかし、カーナビもついていないうちの車。
どこまで海岸に行けばそういう光景が見られるのかもわからず、
しかも物見遊山的な気持ちで行っている、という自覚があるから、
あまり海岸近くに行って、誰かに「何しにきた」なんて言われるのも恐れて、
恐る恐るそれっぽいところまで行ってみました。

正直な感想は、「よくわからなかった」でした。

元々どうなっていたかわからないから、草が生えている地が本来は家があった場所なのか、
元々何もないところだったのか、私にはわからなくて。

ただ、やたらダンプカーが走っていて、時たま鉄筋がむき出しになっている建物があり、
仮設住宅らしい建物があったりしているのを見て、
「やはり津波が来たのは事実だったのね」
そんなうすらほんやりとした感想しか持てませんでした。

車で2,3時間のところで、あのテレビで見た悲惨な出来事があったなんて、
未だに自分の中では実感できず、
映画のロケ地でも見に行く気分でいる自分が後ろめたく、
とりあえずそそくさとその場を離れました。

幸せ家族

2013-09-23 18:35:11 | お出かけ
旅行2日目は、遊覧船に乗ったり、歴史好きという婿殿のリクエストで「伊達政宗歴史館」に行ったり。

「伊達政宗歴史館」は、割と狭い建物に蝋人形が何百体とあって、その臨場感ったらハンパない。
孫たちは、お化け屋敷にでも迷い込んだみたいに半泣き。
足早に見学したため、一緒に手をつないでいた婿殿は、もう一度逆戻りして見学していました。
歴史館を出るとカフェがあり、
戦国武将にこじつけたようなパフェがあり、歴女みたいな方が一人でほおばっていました。
ここは歴女の人気スポットなのだろうか。

お昼は、鮮魚市場のようなところがあり、そこで、こんなのを食べ

娘夫婦とはそこで別れました。

あ~、とっても楽しかった。
元々宿泊費はタダなんだけど、ちょっと施設に入ったりすると大人1000円とかかかる。
それが5人だから、5000円。何カ所入ったのだろう。
トータルするとけっこうなお値段。
でも最近の私は太っ腹。
ここに来るのも最後かもしれないと思うと、お金を出して思い出作り。

「あの時は楽しかったな」
といつか語れる出来事がまた増えました。
なんか私たち家族、だんだん人数が膨らんで行き、
それに伴い、幸せも膨らんで、幸せ家族じゃないの。

と、ちょっとクサイ台詞だけど、しみじみ思いました。

部屋割

2013-09-22 22:40:37 | お出かけ
さてと、部屋割はどうしよう。
ま、事前に決めていたことですが、部屋を2つ借りて、
(まさかみんな一緒って訳にもいかないでしょ)
娘夫婦、そして残りメンバー。
これが一番常識的に考えて無難。
男子2人というチョイスも過酷な試練のようで面白かったのですが、
私もそこまで意地悪じゃないです。

当然お風呂は男女別なんだけど、
婿殿とダンナ、どうしたのだろう。

夕食は、バイキング料理コースもあったのですが、敢て部屋食にしました。
ここでも婿殿は完全アウエイ状態でした。
娘に「私は向こうではいっつもこんな状態なんだよ」と言われ、小突いていました。
しっとりとお話したかったのですが、
孫がいて、やれおつゆをこぼしただの、デザートが食べたいだのって騒ぎ、大人の会話(ってなんだよ)
はできませんでした。
彼は助かったのかもしれませんが。

夕食後に部屋飲みしたのですが、私は夜勤明けの旅行だったのですぐ寝てしまい、
あまりお話できなかったな。
前日は夜勤で、夕飯だけ作って仕事に出ちゃったし。

「娘をお願いします」くらいはちゃんと言いたかったな。
結婚式の時も言ったっけかな。全然覚えていない。

復興進んでいます

2013-09-22 18:18:36 | お出かけ
中尊寺の次は松島。
こんなことを言っていいものかわかりませんが、津波のダメージはどこにも見受けられませんでした。
写真を展示してあるので、「ここまで津波が来たんだ」と頭では理解するのだけど、
実際みんなきれいに元どおりになっているんで、実感わかず。
ここまでにするのに、どれだけの苦労があったのか、やはりよくわかりません。

ホテルは大観荘というところに泊まりました。
高台にあったので、津波の被害は受けなかったそうです。
かなり大きなホテルで、私たちが泊まったのは、日曜日であったのにもかかわらず、
満室かどうかはわからないのですが、観光バスなどが目につき、ホテルは賑わっていました。
復興支援で、宮城の方に来るツアーが多いのでしょうか。