最近の困り事は、常に車の鍵を探している事。
今までは、車の鍵は車につけっぱなしだったんです。
無用心なんだけど、まさか我が家の電動シャッターを開けて車を盗む人はいなかろうと
勝手な性善説の基で。
その方針を変えざるを得なくなったのは、
1ヶ月くらい前に車のバッテリーをあげてしまったこと。
半ドアだったとか室内灯をつけっぱなしだったとかというヘマはした覚えがないのに・・・
車屋の方に見ていただいたら、
「まず、車にキーを挿しっ放しはまずいですね」と言われる。
それからは「車庫に入れたら、鍵を家に持って行く」
その簡単な習慣を身につけるのが、50代の私にはとっても至難の業。
鍵を引っこ抜くまではいいのですが、
その鍵を時にバッグにしまったり、ズボンのポケットにしまったり、コートのポケットにしまったり。
それを無意識でするから、あとでどこにいったかわからなくなる。
そんなこんなの最近ですが、
夕方もう晩ご飯がほとんど出来上がってから、ダンナが
「インクがなくなる所で調子が悪い、買いに行って来る」と言い出す。
そんな時の必殺技を私が知ってから教えると言っているのに従いもせず、
どうしても今買いに行かなければいけないと言う頑固親父。
いつも車の鍵をぶら下げているところに鍵がなく、
すごい剣幕で、「鍵はどうした」
「あれ?たぶん車に挿しっぱなしかな」
・・・・・・・
「車にはなかった」
必死で探しましたよ。
ズボンのポケット。コートのポケット。靴棚の上。階段。バッグの中。
「最後に運転したのどっちだっけ。私が銀行に行き、そっちは酒屋に行ったよね。」
ダンナが「あれ?」って顔をし、
自分のコートのポケットを探り出し、やっと見つかりました。
二人で惚けまくってます。
老夫婦が二人で暮らすというのはこういうことなんですね。
ま、来年も惚け同志、仲良くやって行きましょう。