五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

しつけの違い

2016-12-12 00:16:45 | 娘二人
うちには娘二人いますが、性格は全然違います。
同じように育てたはずなんだけど、もって生まれたものでしょうか。

学校の成績も違いましたが、大人になって伴侶を選ぶ基準も違いました。

まあこれは縁なのかもしれませんが、
その結果次女は離婚してシングルマザーになってしましました。

そして、子育ても違います。

次女に関しては、私も半分荷担しているようなものですが、
おおざっぱ、ずぼら、ちゃんとしつけているようには見えない。

一番大事はところは押さえていると思いたいのですが、
ご飯を食べながらテレビは見るし、行儀悪いし、箸の持ち方変だし。

ちなみにいいところもいっぱいあるんですよ。
好き嫌いはないし野菜大好きだし、言われなくても学校の準備するし。


こないだ長女のところに遊びに行きました。

長女のところは1歳半の男の子なんですが、
もって生まれたものもあるのかもしれませんが、この子がおとなしいと言えばいいのか、すごくいい子。

目の前に食べ物があるのに「いただきます」をしないと手を出さないし、
もちろん、テレビを見ながらご飯なんか食べないし、遊び食べなんかしないし。

家の中も、おもちゃはまあ散らかっているんですが、壊滅的に散らかっているわけじゃない。
一人おもちゃで遊んでいるんです。

両親にものすごく手を掛けて愛情たっぷり育てられている印象。

これはこれで端からみて大丈夫なのかしら?と思ったりして
(口に出しては言わないけど)

長女のところに春にまた赤ちゃんが生まれます。
また男の子らしいです。

次の男の子は今の子みたいに育て易いかどうかは神のみぞ知るところ。

長女は変に律儀でちゃんとしないと、と思っているところがあるから、
二人の子育てでパニックにならないかちょっと心配
ムコも輪をかけて融通がきかないところがあるから、どうなることやら。

長女は、「不細工な子が生まれたらどうしよう。この子がこんなにかわいくて、今度生まれる子、平等に愛せるだろうか」
と心配していました。

二人目生まれると上の子がうっとうしく思ったり、逆に下の子をうっとうしく思ったり、
そういう時期も私も正直ありました。

でもトータルするとどの子もかわいいもんです。

娘の育児

2015-11-20 16:22:01 | 娘二人
娘のところの孫は、6ヶ月になりました。
今は、ハーフバースデイっていうのがあるんだそうです。
写真屋かおもちゃ屋の陰謀でしょうか。

孫は、ハイハイはまだでしたが、方向転換くらいはできていました。

6ヶ月になったら離乳食を始めなければいけないと、
たった小さじ1杯くらいの離乳食を食べさせていました。

「毎日、小さじ1杯ずつ増やしていくんだ」
と言っていました。

今、小学生になった孫の離乳食はそんなまだらっこしい事していたかなあ。

長女は、律儀です。

小さい時は、
「この子は、こんな融通の利かない子で大丈夫か、
子供なんかできたら、自分の思い通りにできなくて虐待するんじゃないか」
とまで心配しました。

今は、いい感じにいい加減になったところもあるようです。

逆にダンナの方が、神経質で、育児に色々言うらしいです。

育児は、ある意味多少鈍感でないと、心配しすぎでノイローゼになるでしょう。

今、子供3人を東大に入れた、という母親の書いた本が売れていて、
その本に毎日絵本を10冊読めば頭がよくなる、
と書いていたらしく、
娘は、6ヶ月の子にストーリーのある本を読んで聞かせていまいた。

まだ6ヶ月だから?自分で積極的に動かないので、
ちゃんと聞いている風には見えました。

私だって、子供が小さい時、絵本の読み聞かせを頑張りました。
毎日10冊読まなかったから、東大にはいけませんでした。

その著書は読んでいないのですが、
10冊読んで聞かせて、それを理解する地頭があったから、
東大にだって入れたのでしょう。

娘へのプレゼント

2015-09-12 17:58:18 | 娘二人
娘の誕生日だということで、プレゼントを送りました。

いつからか娘の誕生日にプレゼントなんてやったことないのですが、
孫を産んでくれたし、
今度はきっと自分が主役になってお祝いなんてしてくれないと思ったので、
母親からのプレゼント。

ま、私の気まぐれなんだけど。

今、このコミックが話題になっていて、ドラマにもなるらしいです。

コウノドリ
鈴ノ木ユウ 作

産婦人科を舞台にした物語です。

このコミックを1~9巻まで大人買い。

私は中味を読んでいないのですが、
出産にナーバスにならないか、ちょっと心配。

早速読んだ娘からは
「私を産んでくれてありがとう」
というメールが来ました。

娘が三十路

2015-09-11 17:56:34 | 娘二人
長女が、この間32歳になりました。

自分の子供が30代、世間ではオバサンなどと言われる年になるなんて
思いもしなかったなあ。

今年、長女は三十三歳の厄年。

こちらでは、厄払いの年に同期会があります。
うちの娘も、3ヶ月の孫を連れて、新幹線で帰省しました。
(ムコ殿は、仕事の都合で来られなかった)

10日間いました。
育休なので、本当はもっと長くいたかったらしいのですが、
ムコ殿をおいてくるのは10日間が限界でしょう。

こちらにいる間、友だちと会っていました。
私が送迎したこともあったので、娘の友だちと顔を合わせました。

こういっては失礼なのでしょうが、
お友だち、すっかり30代の大人になっていました。
ぶっちゃけて言えば、老けた?

いえいえ、その方、美人さんなので、熟女になっていたんです。
子供の同級生が熟女。

なんだか驚愕でした。

子供から、大人になるときにみた、まばゆいばかりの変身に驚き、
そして、今、三十代なりの深みを増した美しさ
(ちょっと言い方が苦しい)

うちの娘もすっかり、おばさんになっているんですけどね。
子供を産んだせいなのか、シミやそばかすが目立つんです。
秋田を離れて、日差しの強いところに15年近く住んだからなのか。

自分の子供に老いをみつけるなんてなんか親として切ないな。

姉妹間格差

2015-05-28 13:41:41 | 娘二人
私には、結婚した娘二人います。
二つ違いなのに、というか同じように育てたつもりだったのに、
全く性格の違う姉妹でした。

顔はどちらも私に似てどっこいどっこい?なのですが、はっきり言って、頭の出来が違いました。
性格も違うため、付き合う友達も違う。進んだ学校も違う。
そのせいなのか、たまたまの縁なのか、次女は離婚して、今はいわゆる低所得者です。
長女は、安定した職業についてたぶんそこそこ年収もある。
ダンナも安定した職業だし、二馬力じゃあ、数千万の家だって建てられる。

どこがどう違ってこうも違うようになってしまったのかなあ、って思うところもある。

だからって次女が不幸だ、とも思ってもいないのですが、
(一人で頑張って偉いと思っています)
生まれてくる家の経済格差で子供って左右されるかもなあ、と思うと次女の子はちょっと不憫。
たぶんDNAを考えるとさほど頭はそれほどでもなさそうだし、
塾だの習い事だのお金はかけられないと思うし、低所得はそれだけで出遅れる感じ。

愛情たっぷりに育てられ、まっすぐに育ってくれたらそれだけでいいのですが。

夏をすっ飛ばし、もう秋

2014-10-08 23:36:24 | 娘二人
すっかりご無沙汰しておりました。
いえ、特に何があった、というわけでもないのです。
体重も変わらないし、義父もまだ入院しているし。

6月の末にまた大人の休日パスを使い、娘のところに行って、それからなんやかやと忙しく、
このブログも書けず、夏になり、なかなか再開するきっかけがつかずに放置。

いつの間にか秋も深まってしまいました。

この間に最大のニュースと言ったら、(他人様はちっとも興味がないでしょうか)
長女が妊娠したこと。

芸能人のようにある程度安定期に入ったのでこの場で発表します(笑)

彼女は夫婦の家族計画のことも赤裸々に教えるので、
たぶん去年の10月にヨーロッパに新婚旅行に行ってから子作りを始めたらしい。
彼女としては、毎朝ちゃんと体温も測り、排卵日にイタシテイルのに、なぜ出来ない、
と、焦っているようでした。

私は、「出来ない」という経験がないので、どうアドバイスすればいいのかわからず、
とりあえず気休め程度に
「世の中自分の計画通りに行くもんじゃないよ。そのうちきっとできるよ。
きっとあなたの誕生日辺りにできるんじゃない?」
そんないい加減な慰めの言葉しかかけられませんでした。

そうしたら、彼女の誕生日に、私がおめでとうメールする前に、
「プレゼントが届きました」
なんてメールが届き、嫌味かいっ、と開いたら、
妊娠検査薬が陽性になっている写メールでした。
そして、「母さんの予言通りになってすごい」と驚いていました。

いやいや、適当に言ったんだけど。
姪っ子がついこの間産んだので、同学年になるのは避けたいな、
と、考えただけだったのに。

長女の予定日は来年の春です。

妊娠がわかってから、長期の休みが取れたので、我が家に遊びに来ました。
全然つわりもなく、自分は本当に妊娠しているんだろうか、そんな心配をしていました。
心配している割に休みの後半は、相方と姫路城に行きました。
Drが行っても大丈夫、と許可したらしい。

長旅でも大丈夫だったので、もう流産の危機もないと思うのですが、
長女は初めての妊娠でナーバスになっているようで、
今も体温を測って、ちょっと下がると病院に行ったりするようで、
Drに、そんなに気にするのなら、測らないほうがかえって母体によいでしょう、と言われたそうです。

私も自分の時より、次女の時よりなぜかずっと心配しています。

春まで長いなあ。春の前に大っ嫌いな冬がある、、、

母の日でした

2014-05-11 20:33:31 | 娘二人
母の日は、いつも長女からのプレゼントです。
今回はリクエストしました。

以前テレビでアロマが認知症予防にいいとやっていて、
その時は、ふ~ん、と聞き流していたのですが、
何となく雑貨屋の前を見ていたら、
「認知症予防にアロマ!爆発的人気!再入荷未定!」
なんて文字が踊っている。

そんなに売れているの?

そういうことにはすぐ飛びつく私。

値段もそこそこなので(6000円)これは娘にリクエストしちゃおうかな、
って、セコイことを考えました。

優しい長女はちゃんと贈ってくれました。


アロマディフューザーってやつです。

認知症予防に効くかはわかりませんが、
この年寄り二人の加齢臭くさい家が、アロマの香りいっぱい広がっています。

最高のプレゼント?

2014-02-22 22:47:27 | 娘二人
次女の誕生会をしました。
本当はまだ誕生日ではないのだけど、孫が来るこの日にしました。

1週間位前に、らーちゃん
「お手紙書く紙ない?」
「う~ん、可愛い便箋はないかも。ママならあるかも」
「ママには内緒」

あちこち探したら何とか出てきて、渡したら、何やら書いていました。

「ママに内緒でお手紙書いたから、誕生日までおばあちゃんちに隠しておいて」

快諾して、そーっと何を書いたんだろうと盗み読みしたら、

「いつもおこられてばかりいてごめんなさい。
ままはいつもつかれているから、
こんどはらーちゃんがおてつだいします。」

そして、お手伝い券とありがとう券(用途がよくわからないけど)数枚。

きっとママが読んだら号泣もの
私も感涙。

ママは仕事だったので、らーちゃんに手伝ってもらい、誕生日のご馳走をしました。
大したもの作らなかったのですが、お手伝いをしたご褒美に100円をお駄賃にし、
そのお金を持ってダイソーに行きました。
ものすごく悩んでらーちゃんが選んだのは靴下でした。
「ママは長いの履かないからこれがいいんじゃない」
と、雪だるまが付いたピンクのスニーカーソックスを選びました。

夜ご飯は、手作りピザをらーちゃんにトッピングしてもらました。

ケーキはこれ

端切れスポンジを使って作ったドームケーキ。
何度作っても素人の域を出ないデコレーション。
ま、イチゴはらーちゃんに飾ってもらったので、余計なんですが。

ろうそくをつけてハッピーバースデイをし、お手紙渡しました。
ママ、号泣することもなく(心の中では泣いていたと思います)
「泣かない券やゆうこと聞く券も欲しかったね」とダメ出し。

テキトーに作ったケーキも、
らーちゃんもりーちゃんも美味しいと言って残さず食べてくれ、
ともあれ、孫の成長が見られた誕生会でした。




辛辣な言葉

2014-02-07 19:27:31 | 娘二人
孫のらーちゃん、突然
「おばあちゃん、新しい仕事見つかった?」
というではありませんか。

確か仕事を辞めたことは話したと思うのですが、
一度だって仕事を探しているなんて言ったことありません。

追い打ちをかけるように
「なんで◯◯(以前の仕事場)卒業したの?」
というではありませんか。

・・・卒業

たぶん今年卒園する孫は、保育園で頻繁に卒園という言葉が飛び交っているはずで、
それで卒業という言葉が出てきたのでしょうが。

私が絶句しているとダンナが助け舟
「お仕事全部覚えて、もう覚えることがなくなって卒業したんだよ」
イヤイヤ、あまりに買い被った言葉に苦笑い。

あまり納得しなかったとみえる孫。
「お仕事しないと貧乏になっちゃうよ」
ごもっともです。
「お店で何にも買えなくなるよ」
「おじいちゃんからお金もらうから大丈夫だよ」
「え~~、そんなのダメだよ」

いちいち正論をいう孫に脱帽。

それにしても、どこでどんな教育をしてそんな発言するのか。

うちの娘は、人として一番大事なことを教育しているのでしょうか。

「誰にも寄りかからずに自立する。」

これが親として究極の教育ですよね。

離婚して、自立して生活している娘は、懸命に働いて子供達に生き様を見せているのでしょうか。

それに比べて私はこの体たらく。

またまた保険の相談に行く

2014-01-17 17:51:05 | 娘二人
自分達の保険の見直しをして、ふと「うちの娘は入っているの?」
と思って聞いてみたら、案の定何も入っていないと言う。
結婚したら別所帯、と思って保険には入れていなかったけど、ここは親が出る幕か、
と保険に入れてやることにしました。

「あなたさあ、もし自分に何かあったらどうしよう、なんて考えたことないの?」
なんてとりあえず言ってみる。
何も考えていないんだろうな。
だいたい自身の人生を考えているような人が、離婚するとわかっているような結婚しないし。

保険の相談の人は、数値を出して懇切丁寧に導いてくれる。
今生活費にどれくらいかかっているか。
これから子供達を養育していくに当たり、どれ位の教育費がかかってくるか。
もしものことがあったら、誰に養育してもらうか。

何も考えていない娘は考えざるを得ない状況になり、
それだけでも相談に行った甲斐がありました。
これだけ子育てにはお金がかかるとわかったことでしょう。

恩着せがましく、「父さんは借金もせず頑張って3人を大学まで入れたんだよ」
などとつい言ってしまいました。

普段あまり娘と向き合って将来のことなどを話すことがないから、
今回、相談を通じて娘の心の内を少し垣間見えたことが収穫でした。
児童手当、母子手当は手をつけないで貯金していること。
子供が行きたかったら、大学まで行かせてやりたい事。
そんなことが相談の方を通じてわかりました。

意外とちゃんと考えているんだ、と見直しました。

大学に行くんだったら、協力するから、と胸を叩きました。
但し、国立ね。

大卒でも高卒でもきちんと子育てをして、自立した社会人に育てていかなくちゃいけないよ。
きちんとした子育てをするには、自分がきちんとした生活をしないといけない。
父さんも母さんもそれなりにちゃんとした生活をしてきたから、
ほら、3人ともちゃんとした大人になったじゃない。

そんな、ちょっと母親らしい説教をしてしまいました。