五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

8月も今日で終わり

2010-08-31 15:49:36 | 雑記
とにかく記録ずくめの今年の夏でした。
ここ秋田で、お盆過ぎ、8月末までエアコンつけているなんてありえない。

我が家でエアコンを購入したのは、この家を建てた十数年前。
その年も猛暑で、たまらずに購入。

あれから十数年たっているけど、稼働率なんてひと夏1週間位なもの。

ひとりでいる時は電気代が気になり、扇風機で我慢していたりしてたけど、
孫がいるとさすがに電気代とも言っていられない。
髪がシャワーでも浴びたみたいになるのだもの。

しかし、私はこの暑さが嫌いじゃない。
夏休みが延長したみたいで嬉しい。

地球環境とか、農作物とか、異常気象に与える世界経済、
なんてのを加味しなかったら、ずっとこのままでいていいのよ、
とさえ思ってしまう。

秋風が吹くと、
「あ~、もう少しで雪が降るな」
そんな事を思い、憂う。

この猛暑の反動で、
冬に大雪とか、来年冷夏とかならないか心配してます。

ベテランの頭痛持ち

2010-08-30 16:33:15 | わたし

若い頃から頭痛持ちだった私は、
頭痛に関しては色々な情報を持っている方だと思います。


この本も特別目新しい情報はなかったのですが、

片頭痛の人は
美しく、聡明な人が多い

のっけからこのような事を書いていました。
何?このヨイショは。
買わせるための戦略?
(私は図書館で借りたのですが)

全体的な印象として、
「病院に行って、トリプタン製剤を処方してもらいましょう」
という結論付けだったような。

ちょっと衝撃だった情報として、

片頭痛を放置すると、目には見えない程度であるが、脳の血管が損傷を受けている、
と書かれていた事。

それと、年をとって、片頭痛の痛みを忘れた頃に突如襲ってくる、
しつこいめまいや耳鳴り、さらには性格の変化。

片頭痛のたびに脳がひどい興奮を繰り返し。
脳全体が簡単に興奮しやすくなる下地が出来上がる。
それによって、気性が激しくなる。

年をとってから冷静に物事が考えられなくなり、物覚えも悪くなり結果、
認知症と間違えられることだってあり得る。

  怖い 

内科の医師が助言したように、
頭痛外来に行ったほうがいいのだろうか。

しかし、最近は生理も来ない代わりに頭痛もなく
すこぶる体調いいんですよね。

忘れた頃にやってくるめまい、耳鳴り、性格の変化。。。

呪詛のように私の頭を駆け巡ります。


さなぎが蝶に・・・?

2010-08-29 15:36:12 | 私の周りの人
夏休み、都会に出た(都会じゃなくても)若者が帰省して来るのを見るのは楽しみである。

どんだけ都会の水になじんだか、とか綺麗に一皮抜けてくるかな・・・とか。

そういう意味でちょっと拍子抜けしたのは、妹の娘、姪っ子。
今年東京の大学に進学したバリバリの女子大生。

あまり変わって来なかった。

今どきの若者みたいに茶髪にしてもいなければ、
目の周りに何かを塗ったり、まつげを増毛したり。

彼女の名誉のために言っておきますが、
芋姉ちゃんが芋姉ちゃんなままだった、という訳じゃないんですよ。
姪っ子はそもそもきれいな顔しています。

もともとが真面目な子なんでしょうね。
私の妹も「あんまり変わってなかったでしょ」
と、親もちょっと期待はずれなニュアンス。

彼女の足枷になっているのはおばあちゃん?(私の母)

姪っ子の前で、苦言を垂れるわ、垂れるわ。

「学生の分際で、変な化粧をしたり、耳に穴を開けたり、髪を赤くしたり、
 ばあちゃんは許さないからね。
 あんたたちの母さんにもそれは口を酸っぱくして言っていた。
 (いや、それは初耳ですから)
 何のために東京に行ったのかよく考えて行動しなさい」

自分の子供でもないのによくここまで口出し出来るもんだ、
と姪っ子および妹に同情。
(姪っ子も心得たモンで適当にあしらってましたけど)

「若いときにしか出来ない事だってあるじゃないのね~~」
と思わず私が助っ人に。

うちの次女が夏休みに帰ってきた時なんか(数年前ですが)
ジャマイカになって帰ってきました。
母が見たらきっと卒倒していたと思います。

長女の時はどうだったかな?
姪っ子と同じであんまり変わらなかったような・・・
眼鏡をコンタクトにし、髪を長くし、
受験勉強に明け暮れた高校生活から開放され、
そこそこ女子大生っぽくなった・・・ような記憶があります。

長男の変貌は興味のある方はこの辺りを読んでください。

今年成人式で中学の同級会があったらしいですが、
中学の時の同級生のお母さんの話。

「るーくん(私の息子の名:仮名)始め誰だかわからなかったって。
 すごくかっこよくなっていたと言ってたよ」

中学の時はチビで坊主だったからね。
あの頃から比べたら多少かっこよくはなったかもしれない。

花火

2010-08-28 21:43:41 | お出かけ
今晩は大曲の花火。
全国的に有名な花火なのか、人の数が尋常じゃないらしい。
普段歩いていても人に会いさえしないのが、
一気に原宿並になるみたいな・・・

うちから電車で行ったら30分くらい。
ものすごく混むらしいのでとても車では行く気になれない。

昔はこんなに混んでいたかな?
自分の尻の軽さが違ってきたのかもしれないけど、
昔は、午後から相談して、会社が5時に終了するのを待って行ったような・・・

今じゃ、少なくとも前日から計画して気合を入れて行かなければいけないような感じ。

私のフットワークの軽さが違ってきたのかな、やはり。

テレビのニュースで見るあの人を見ると頭痛がする。
しかも炎天下、32℃もあるところでひたすら待っている。
頭痛にならない訳がない。

そもそも花火にあんなに情熱を傾けて
はるばる遠くから見に来る人の気持ちが知れない。
そうまでして見たいか、花火

しかし、見に行った人達は、一度は見に行って損はないと言う。
(ここ20年近く私は見に行ってない)

冥土の土産に今年こそ行こうかな、と思うのだけど
面倒くささが先に立ってしまう。

それとも、みんなが行くから余計に天邪鬼な気分になっているのか、私。

でもね、実家の母は、「今日なんか土砂降りになればいいのに」
とまるで餓鬼みたいなことを言う。

このひねくれた性格は母譲りなんだろう。
(しかし彼女の方が強烈)

非礼をお許しください

2010-08-26 23:46:43 | わたし
毎年、残暑見舞いと年賀状の二通がこの方から届く。

この方っていうのは、
3年位前、市民講座の「小筆教室」に通っていた時の先生。
確か5回講座があって、そのうち1、2回休んだ記憶が・・・

当然5回くらいじゃ巧くなるはずもなく、くじけました。

たったの5回の不真面目な生徒だったのに、
未だに律儀にハガキを下さる。

それなのに、私、一度も返事を出したことがありませんの。

まさかパソコンで作ったはがきを出すわけにもいかず、
まったく、一ミリだって上達していない小筆でサラサラ書く自信もなく
今に至っています。

この書道の先生、私みたいな生徒にも出すくらいだから、
どれくれいのハガキの枚数を出しているのだろう。

それぞれの生徒さんに奮起を促すつもりでハガキを出しているのだろうか。
それとも単に趣味?

いずれにしても、私にとってこのハガキは重荷で、
年に二回、自分の非礼を心でわびる年中行事でもある。

ささやかな癒し

2010-08-25 21:27:37 | 
1才5ヶ月児と3才4ヶ月児の子守はしっちゃかめっちゃかです。

3歳児がもう少し聞き分けがあればいいのですが、そうでもない。
3歳児に手を焼いていたら、今度は1歳児が台頭してきて、
この子にも相当手を焼かされるこの頃。

基本的に二人を連れてスーパーには行かない事にしていますが、
やむを得ず連れて行くこともあります。
3歳児の「お菓子買って~~~」攻撃が始まりますが、
最近は1歳児もカートにおとなしく乗っていず、
二人してお菓子売り場で大騒ぎ。

ちょっと前は3歳児が床でバタバタしていたのですが、
最近は1歳児がやるようになりました。

あまりにも泣かせていたので、落とした靴を拾ってくれたおばあさん
「どこか病気をしていて泣いているのですか」
と聞かれました。

こっちが泣かないと思ったら、こっちが泣く。

自分が子育てしていた頃はこんなことする子いなかったのに。

ばあちゃん子は3文安いとはよく言ったものです。

さて本題です。
そんな自我が芽生えてきた1歳児。
今日は、木製の貯金箱に一心にお金を入れている。
(手先を使えば頭がよくなるかと思うババの差し金)

お金を入れるたび、「いただきます」の挨拶のように
手を合わせている。
なんで「いただきます」なんだろうと不思議に思っていたけど、
ふと気づいた。

この子は賽銭箱にお金を入れているつもりなんだ。
お盆に一緒にお寺に行った時のことを覚えているんだ。

こういうのを見つけると普段の育児の大変さも吹き飛び、
癒されます。

コンサートで思ったこと

2010-08-24 19:05:11 | お出かけ
日曜日に姪っ子の吹奏楽のコンサートに行って来ました。

吹奏楽が盛んな市で、
小、中、高の吹奏楽部や市の出身の若手音楽家(音大の学生)の演奏会でした。

3年連続全国大会出場校はやはり全然音が違うなぁ
と素人が聴いても歴然でした。

それはそうと、
たぶん1、2年前までは吹奏楽部で吹いていた生徒が
音大に進学して、こうして演奏する機会を与えられて、
いっちょ前に「演奏家」のような風情。

同じように吹奏楽で頑張って来た子とどのように違って
音大なんかに進むのだろう。

ピアノを専攻している子は
たぶん小さい時から抜きん出て巧かったりしたのだろう。
発表会やコンクールなんかもあるだろうし。

しかし、クラリネットやトランペットの子なんて
たぶん小、中学校の吹奏楽で始めた程度だと思う。

自分でどうしてもやりたいと進学を決めたのか、
先生などのアドバイスで
「お前は才能がある」
とかなんとか言われたからなのだろうか。

それとも、親も音楽関係で音大進学を勧めたのだろうか。

趣味で音楽を続ける人と職業として音楽を続けようとする人、
どれくらいのレベルの違いがあるのだろう。

親の理解と年収も関係してくるのかな・・・
なんて下世話な、演奏とは関係ないことばかり考えて聴いていました。
「ドレスを用意するのもけっこうお金かかっているんだろうな」
とか。

きっと我が家は3代先も音大に行く子は出ないだろうな。

芸術とは無縁の我が家です。

嫌がらせ?の写真

2010-08-23 16:32:55 | わたし

女優だったらいざ知らず、
素人で、50代で、どちらかと言うと残念な顔立ちのオバサンの
無防備な態勢でいるときの写真、
見られたもんじゃなくってよ。

子育て支援センターでイベントやった時などの写真を
親切にもプリントしてもらうのだけど、
ありゃ、絶対私への嫌がらせ、あるいは警告なんじゃないかと
勝手に想像してます。

:警告というのは、おばあちゃんに見えないとは言ってるけど、 
  あれはまったくのお世辞で、
  ほら十分あなたはおばあちゃんよとわからせるため。

意識してポーズした時だって残念な写り方なのに、
・工作をしていて下を向いている、
・何か食べ物を食べている。

そんな写真ばかり。

勿論孫とのツーorスリーショットなんだけど、
孫の肌との違いをまざまざと見せつけられ(そもそも比べる方がおかしいが)
うつむいているから、それでなくても垂れてきた瞼が余計に開かず、
口元は緩んでいるし、
あまりにひどいのはせっかく頂いたのに破り捨てます。

お願いだから私のことなど撮らないでくれとお願いしたい。

50代になると、(いえ、40代から)
スナップ写真なんか絶対撮られたくない微妙なお年頃。

写真は残酷です。
現実をまざまざと突きつけられます。


病院で読んだ本・Ⅱ

2010-08-22 22:28:53 | 

昨今の病院は予約システムになっているので、
待ち時間もさほどなかろうと思いきや、
3時間待ちました。
(予約の意味あるのでしょうか)

そんなこともあろうかと本を持っていきました。
手元にちょうどいい(病院に持っていくのにふさわしい)本がなかったので、
わざわざ図書館から借りてきました。

病院に持って行くのに重いテーマのはふさわしくない。
呼び出しを聞き逃すほどのめりこむ本もふさわしくない。

ここはエッセイか・・・
・・・と思いつつ、借りた本がこれ

「チルドレン」伊坂幸太郎

この本は以前に読んだ事あるのだけど、再読。
気持ちが晴れ晴れする本がよかったの。
読後感がさわやか~~~

最近読んだ、伊坂氏の本

「バイバイ、ブラックバード」

 彼の作品はひと言でいうと洒脱。
訳あって5股をかけている女性に一人ひとり別れを告げに行く。
謎の大女を引き連れて。

この本には栞の紐?(正式名称わからず)
2本あるのです。
伊坂氏の本は、何げないセリフや描写があとから効いてくるので、
そのために2本用意?
それにしてもどうやって、「ここは気になるセリフだな」
と紐で閉じておくの?
と使い方がイマイチわからなかったのですが、
確か、以前読んだ本にも2本の紐があった。

確か・・・これ


「夜行観覧車」・湊かなえ

ちょっと前に読んだのに、レビューを見ないと
「あれ?どんな話しだっけ」
と情けない事にすぐ忘れてしまいます。

高級住宅地で起きた殺人事件。
高級住宅地ゆえの人々の苦悩・・・
などが語られている本です。

そう、これにも2本の紐が付いていたのです。
その時は特に気にもとめていなかったのですが。

この二つの本の共通点は・・・
そう、2冊とも「双葉社」から出版されていたのです。

双葉だから、2本か

なんかすごい発見をしたみたいで嬉しかった。

この2冊の本以外は確かめていないので、
その説で合っているのかどうかはわかりません。

 


草食系な息子

2010-08-21 15:43:09 | 息子
去年運転免許を取った息子。
当然普段車なんか運転しないものだから、
ペーパードライバーと化した。

「車貸すから運転してみれば?」
と言っても
「面倒だからいいや」
と言って、帰省中、ハンドルを握らなかった彼。

何が何でも運転させたい母。

昨日、病院に行く時、一緒に行きました。
「もし癌告知されたら、帰り運転できなくなる」
とか何とか言って。

ほぼ1年ぶりの運転。
嫌だ、嫌だという割にはスムーズに運転でき、
高速にも乗りました。

「ほら、簡単でしょ」
と懸命に持ち上げても
「癌じゃなかったんだから、帰りは母さんね」
とあっさりと運転席を譲った彼。

この典型的草食系男子、どうすればいいんだ。
就活大丈夫か?

帰りは二人でラーメン屋とソフトクリーム屋さんに行く。

高校時代、ダンナが出張などでいない時、
部活帰りのお迎えで、
「今日の晩飯はラーメンでいいか」
と二人で食べていたのを思い出しました。
まるでデジャブ。

こいつは高校時代からちっとも成長してないんじゃないか?
と暗澹たる気持ちになる。

そんな彼も今朝、東京に旅立ちました。
姪っ子に熱烈な別れをされて・・・