五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

これも更年期?Ⅱ

2010-07-30 15:58:06 | わたし
なんかね、最近育児に行き詰ってきたというか、
んっもう!!と投げ出したい気分になることしばしば。

私を自信喪失な気分にさせるのが、3歳3ヶ月児。

今日など醜態を晒してしまいました。

子育て支援センターに行ったときの出来事。

3歳の姉が乗用玩具に乗っていた1歳の妹を押して転ばせた。
私の中の何かに火がついてしまった。

「これはまずいことをした」
と思った3歳児は、保育士さんに走って行き、救助を求める。
私はどこまでも「りーちゃんに謝んなさい」と詰め寄った。

3歳児の目をしぱしぱさせる姿を見たら急に涙が出てきてしまった。(私のほうが)

きっと保育士さんもギョッとしたことでしょう。

「なんで私泣いてるの?」
と思っても次々に出てくる涙。

年若い保育士さんに背中をさすられる。

何?何?私
これも更年期なの?

どちらかというと、感情を表に出す人ではないはずなのに。
最近など、テレビを見てもらい泣きするくらいしか涙なんか見せることないのに。

涙の訳を自分なりに分析すると、
たどり着くところは娘夫婦の事だと思うのですが、
私、涙が出るほど育児にいっぱいいっぱいなんだろうか。

たぶん自分の子供だったら虐待していたんではないかと
空恐ろしくなる。

これも更年期?

2010-07-28 23:17:37 | わたし

なんか今日は、、、というか今日もというべきか、
イライラした日だった。

まず朝から義母がおでまし。

「ゲゲゲの女房」をかかさず見ているこの頃。
孫達に「おかあさんといっしょ」を見せ、
自分は違う部屋で茂さんを見てうっとりしていたら、
こんなに朝早くから義母が来る。

「何しに来たのだろう」
と探りを入れるも、特に用事はないようで、
ひとしきり孫たちと遊んで帰って行った。

ちっ、見逃したでないの。

昼は昼で、もはや何に怒っていたのかも忘れたが、
孫からは「なんで怒っているの?」
と言われる始末。

あんたらが「ジュース飲みたい」だの「お菓子食べたい」だの騒ぎ
あげくに床にぶちまけたり、妹にあげないだのって泣かすからでしょうが

そんなテンションで、やっと孫が帰りほっとしているところに
ダンナの帰るコール。
チッ、と舌打ちしたい気分。

ええ、ダンナには何の落ち度もなくってよ。

しかし、私のイライラを一手に引き受けている彼は、
今日も酒と一緒に言いたい言葉を飲み込んでいる模様。

それにしてもちっとも来ない私の生理。

ほら、生理前はホルモンバランスのせいで
イライラしたりするって言うじゃないですか。

生理のこない今、生理のせいにはできないし、
やっぱり更年期のせいにしましょう。


土用の丑の日

2010-07-26 22:00:13 | うちごはん

今日は土用の丑の日だそうで、
我が家でも食べましたヨ。

以前浜松の知人から送られてきて、
食べ切れなかったので
(というよりなんでもない日に食べるのがもったいなかったので)
冷凍庫に保存していたのをいただきました。

私はあまりうなぎは好きではないのですが、
さすが本場。

中国産の変に臭みがあるような、脂が乗りすぎているのとは違い、
さっぱりして上品な味
(なんて、あまりウナギは食べないからよくわからないのですが)

そもそもこちらではウナギを食べる習慣なんかなかった(と思う)
ここ10年くらいなものでしょうか。
どこのスーパーでも店頭で店員が汗を拭き拭き、
ウナギを焼いている光景を見るのは。

今はご当地の食文化がいつの間にか全国的に広がったりする。
恵方巻きなんかその典型だね。

うなぎは単に私の実家が貧乏だったから買えなかったのか?
いやいや、確かに豊かではなかっただろうけど、
そもそも私が若い頃はウナギなんてポピュラーな食材ではありませんでした。

「サザエさん」で、よくうな重を出前していたのを見ていましたが、
「東京の人ってうな重を食べるんだ」
と認識していた程度です。

地方も豊かになったというべきか
画一的になてしまったというべきか。

田舎モンの恥ついでに告白すると、
私が小さい時は麦茶なんてものはありませんでした。
何飲むかって?

水です、水。

水道水が不味いと思ったことはないし、
涼を求めて、湧き水のあるところに飲みに行ったりしていました。
(どんだけ田舎なんだ)


話はちょっと飛んでしまいますが、
作家の向田邦子氏のエッセイなどを読んでいると、
都会の戦中戦後の都会の暮らしと
自分が住んでいる田舎の暮らしぶりとあまりに違い、
愕然とします。
(阿川佐和子氏のエッセイを読んでいてもそれを感じる)

トイレが水洗になってきた辺りからでしょうか。
田舎もだんだん追いついてきたぞ、
と感じるようになったのは。



ミシンvsゴルフクラブ

2010-07-25 19:49:40 | 雑記

世間では景気が持ち直しているらしいですが、
うちのダンナの会社ももう一息というところか。

ボーナス、出るだけでもヨシとしなくてはいけないんだとわかっているんですよ、
ええ。
しかし、ボーナスを本当にボーナスとして受け止めている人はどれくれいいるの?

多くの庶民はボーナスは最初から当てにしてるお金なのでは?

回りくどい言い方になってしまいました。

我が家の場合
必要とする経費>ボーナス

でして、貯蓄に回すなんてとんでもない状況がここ2年ばかり続いています。

が、しかし、

「ボーナスでゴルフクラブ買っていいかな」
とダンナ。

「そんな余裕どこにあるの」
と喉元まで出掛かってしまいましたが危うく飲み込みました。

この夏は、この間大人の休日パスで旅行した時のカード払いが待ってるし、
車検もしたし、
どう計算しても息子の後期授業料には足りないのに
ゴルフクラブってか?

そっちがその気なら、私はミシンで対抗する事にしました。

ミシンが壊れて1年。
意外となくても不自由しないもんだと発見。

しかし、今、格安で買えるチャンスなんです。
(定価の25%くらいで)
この機会を逃したら、後悔しそう。

ミシンとゴルフどっちが無駄遣いなんでしょう。

登場回数としては、たぶんゴルフの方が優勢。

今日も大雨を諸共せず、ゴルフに出かけました。
こんな雨の中やって何が楽しいんだか。
でもね、ゴルフは行く度に1万円が飛んでいく。
これを無駄と言わずして何を無駄といいましょうか。

ミシンは初期投資のみで
余程凝らないと材料費にお金がかかるとも思えない。

しかし、チマチマしたもん縫うのに5万円の投資は惜しいような・・・

ニュースでは地デジ普及が80%を越えたとか。

我が家はミシンよりゴルフより地デジを購入すべきなんでは?
と冷静になって考えると
それが一番正しいような気が致します。


つきたてのお餅のような私

2010-07-23 18:12:38 | わたし

乳がん・子宮がんの集団検診に行く。
こういう検診は行くまでが憂鬱。

本当は年に一度は受けないといけないらしいけど、
私は3年ぶりに受けた。

検診を受けるのは、妙齢をとうに越えた人たちばかり。
それが仕事とはいえ、見たくもないのに見なくてはいけない医師には頭が下がる。

私は検査はへっちゃらな方。
子宮がん検診は、この年でも多少の恥じらいがあるけど、
そんなに痛みを伴わないし。

乳がんの方は、今はマンモグラフィ。
(触診もやったけど)
これが痛いと言う人も多いけど、
私はへっちゃら。

おっぱいを押しつぶされるので
まったく痛くないわけではないけど、
私のおっぱいは、つき立ての餅のように伸びる。
(これって自慢かいっ)
思いっきり寄せ集めなければいけないほどには小さくないし、
技師さんもやりやすかったのでは?

待っている間暇だったので、
こっそり携帯で前の人3人ストップウオッチで計測してみた。

大体レントゲン室に入ってから一人4分前後。
自分のを計ってみたら、それよりも若干早かった。

何やってるの、私
こんなの自慢してどうするの?

でもね、叶姉妹のような人だったら
きっと手間取るか、痛がるか、測定不能だと思う。

彼女たちがそうだとうは言わないけど、
胸にシリコンを入れている人は乳がん検診はどうするのだろう。

ところで、この検診に来ていた人、
マンモスグラフって痛いんだよね」
と言っていた。

惜しい・・・


切りて~

2010-07-22 16:30:08 | わたし
パーマをかけてから、ちょうど1ヶ月

切りて~

パーマの技術が悪いのか、安いのかけたからなのか、
私のほうに問題があるのか、
1ヶ月もしたらそんなものなのか、

とにかく髪がボンバーのようになってしまう。

「ワックスはしっかりつけて」
というお言いつけ通りやっているつもりなんだけど、
この湿気でなのか、暑さでなのか
午後にはもうボンバーになってしまう。

孫と一緒に昼寝をする(30分だけですよ!)から
形が崩れるのも一因かもしれない。
しかも、髪を引っ張られるなんてことは日常茶飯事。

本当はワックスって嫌いなんです。
ごわごわするし、
なんか頭に膜がかかっているようで、頭痛の種になりそう。
それにこの暑さ

切ろうかな・・・
あ~、でもせっかく高い金を出してかけたパーマなのに・・・

と帰来のケチが頭をもたげてきて
このボンバーヘアと格闘している今日この頃です。

ワックスもムースもなにも頭につけず、
この私の髪質で、ふわふわの髪を作るなんてのは幻想なんでしょうか。

義父のお留守番

2010-07-21 18:59:39 | 義父母
孫の事を書いたり、ファッションの事を書いたり、
かなりバラエティにとんだブログですが、
今回は義父の事などを・・・

義父は確か84歳。
要介護1(一番軽い方)らしいが、
私はどうしてもそう思えない。

自分のことは自分で出来るし、
ちゃんと祝日には国旗を掲揚するし、ひ孫の誕生日もインプット。
頭の方はうちのダンナよりしっかりしているように見受けられる。

そんな要介護1老人を置いて
義母は泊りがけの同級会に出かけた。

夕飯の支度と片付け、
及び時々様子を見に行って・・・との言いつけのみで。

たまの同級会の時の義父の面倒をみるのは
やぶさかでないものの、
嫁としては要介護1老人を一人にしていいのかと気になるところ。

しかし、我が家は手すりなどついてもおらず、
義父だって住み慣れた我が家が一番だろうし、
ひょっとして、ひとりを満喫したいのかもしれない。

義母は、今に始まったことではないけど、
義父の一挙一投足にあれやこれやと言う人。

要介護1だからしょうがないのかもしれないけど、
「そこは危ないから通るな」
(ちゃんと家の中片付ければいいのに)
「こぼすからちゃんと皿をもて」
みたいな事まで、聞いてるこっちがどうにかなりそうなくらい。

ま、それで60年近く夫婦をやってきたので、
他人がとやかく言うことではないけれど。

そんな義母がいない、たまさかの鬼の居ぬ間のなんとやら、
と、嫁である私もあまり干渉しなくていいのでは?
と勝手に解釈し、最低限の世話。

「うちのじいちゃんは電子レンジも使えないから、酒は1合だけ燗をして」
と言われていたので、行ってみると、
もうすでに冷酒で晩酌を始めるところでした。

「片付けなんて何にも出来ないので洗っていて」
と言われてたものの、
うちで作って持っていった皿はうちで洗ったものの、
2、3の湯飲み茶碗やコップなどは、綺麗に洗ってしまっていました。

心なしか、いつもの義母の台所より片付いていたような・・・

何にも出来ない、出来ない、と思い込んでいるのは義母だけで、
本当は義父の行動を制限しているのは義母本人では?
と思った次第で。

子育ても老人の世話も通じるものがありますな。




ダウン

2010-07-20 19:13:09 | わたし

ブログを3日も休んでしまいました。
お察しの通り、また頭痛です。

頭痛の時は自己分析をするのですが、

梅雨も明け、急に暑くなって、今年初めてのエアコンをつけたからなのか、
スーパーのお祭りに孫を連れて行き、体力を使い切ったからなのか、
はたまた、更年期なのか・・・

疑惑其の1)暑さのせい
梅雨は明けたのかわからないけど、何なの、この湿気
ただでさえ暑いのに、モワンとし、さらにヌメッとした1歳児と3歳児に
くっつかれると、頭痛だってしますって!

疑惑其の2)
スーパーのイベントでアンパンマンと握手

子供たち及び親達のモヤモヤで一気に体力を消耗する他、
アイスなんかを買ってやったのが間違いであった。

1歳児と3歳児にそれぞれアイスとソフトクリームを与えたらどうなるか
火を見るより明らか。
手が4本欲しかった・・・

疑惑其の3)更年期
妊娠の心配は100%ありえないので、
特に気にも留めていない最近の生理周期。
しかし、日記を見たら、3ヶ月も生理がきていない。
特に更年期特有の症状もないので、
そのままほったらかしなんだけど、それでいいのか?
ただ、生理と頭痛は密接な関係があると私は踏んでいるので、
生理が来ないと、頭痛がいつ来るか予測がつかないところがあり、
それはそれで分析好きの私は困ったりして。

あっ、ひょっとして頭痛の原因は
あまりに暑くて缶ビールを一気飲みしたからなのかも。


祝!直木賞 小さいおうち

2010-07-16 15:30:34 | 
久々に本の話題などを。

直木賞が決まりました。
いつ直木賞の候補を発表していたんだろう。
私としたことが・・・

小さいおうち・中島京子

これ、最近読みました。
とってもいい本でした。

戦前、そして戦中の市井の人々の日常を
リアルにそして生き生きと描かれています。
市井と言っても、東京の女中を雇うことが出来るレベルの家庭ですが。

私たちが想像する戦争前の不穏な雰囲気とは違い、
普通の人々は、淡々としかも呑気にさえ思えるほど受け入れている。
当時の資料を膨大に読んだのでしょう、
だからこんなにリアルでさらりと書くことができた。

今だって昔だって女中は聡明な人でなければできない仕事なのだけど、
下世話な事を申し上げれば、
昔の女中という身分はどれくらいのレベルだったのか知りたい。

この物語は、奥様がとても優しくてタキさんを慕っていたのが
よくわかり、読んでいて気持ちがよかったのですが。

今の時代の女中・・・とは言わないか、家政婦?お手伝いさん?
どんな人がなるのだろう。

数日前の読売新聞に
司馬遼太郎さんの最後のお手伝いさんが載っていた。
彼女は京大卒。

少なくとも主婦が子育てもひと段落したと
パートで勤まるような職業ではないように思う。

私は絶対になれない。
自信を持って言える。


話が横道に逸れてしまったけど、中島京子さんの作品は、
「平成大家族」を読んでから好きになりました。
オススメです。

ちなみに直木賞候補になって惜しくも落選してしまった
道尾秀介氏「光媒の花」もオススメです。




真の若さとは

2010-07-15 19:01:02 | わたし
突然、このような届け物が来ました。

たぶん、懸賞に出したと思われるのですが、
まったく記憶にございません。

半年前の記憶のないハガキ事件のように
最近は自分の記憶力に自信がなくなてきている。

当たったものは、カタログギフト。
レトルトカレー4個とか、
焼き菓子6個とか、
1500~2000円のギフトだろうか。

私の利益のために誰かがせっせと懸賞ハガキを出しているとも思えず、
ありがたく頂戴するする事にする。

最近の私は50代にしてもう呆けたのか?と思われる行動をしていて、
自分が怖い。

まず忘れ物が多くなった。

子育て支援センターに孫が脱いだ服を忘れる。
 ↓
わざわざ取りに行って、こんどは水筒を忘れる。
(ここに置けばきっと忘れるな、と確認していて案の定忘れる)
 
さらに別の日は、おぶい紐を忘れた。

最近は孫に「忘れ物なあい?」と確認される始末。

その孫だって頼りにはならない。

誰かからアメをもらう。ポケットに入れる。

ポケットに入れたことを忘れ、車の中で「ないない」と大騒ぎ。
大泣きをし、私に探させる。
ポケットにあることを指摘され、一件落着

家に着いた頃にはアメをもらったことすら忘れている。

コイツは、ボケというより、おバ〇じゃないのかと
祖母は非常に将来を憂慮している。


ま、忘れ物程度じゃ気に病むこともないかもしれないけど、
自分の脳の老化には、常日頃憂慮をしている。

服装が若作りだのって言っている場合ではなくってよ。

この年になると、見てくれの若さではなく、
内面の若さが重要。

しみ、しわ、白髪なんてなんのその。

血液、内臓、骨、脳、

体の内部の若さこそが、真の若さに違いありません。