五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

友人の苦悩

2016-12-16 04:45:48 | 私の周りの人
こないだ、友人と日帰り温泉に行ってきました。

毎度毎度のことですが、その友人の実家のお嫁さんの強烈キャラ話にびっくりさせられます。

友人の実家には認知症の80代の母親がいます。
そして、兄夫婦と同居しています。

そのお兄さんの奥さんがかなり強烈。

勝手に自分の母親も同居させ、その母親も介護が必要な人で二人を介護している。

年寄り二人を介護するのは大変なことだとは理解できるのですが、
実は友人の母親、うちの施設に通所しているんです。

朝来るともう来た時点で全更衣しなくちゃいけないくらい尿漏れ。

ひょっとしてネグレクトに近い?

(このことはあんまりかわいそうなので友人には話していません)

しかし、おおよその状態は友人も周知しているようで、
「施設に預けるようにしたらどうか、お金の方はみんなで負担する」
と言ってるようなのです。

友人は4人兄弟なので、年金でまかなえないところは、兄弟4人で負担すれば、
そんなに手出しがなくてもなんとかなる計算。

でもそのお嫁さんは、
「うちは今、大学生もいてお金がかかるんです!!!」
とものすごく怒るらしいんです。

友人の話では、年金をそのお嫁さんが握っていて、その年金は自分のものにしたいらしいんです。

いやいや、年金はそのおばあちゃんの為に使ってよ。

他人事ながら怒りがふつふつ沸いてきます。

実家に行くと、母親を部屋から出られないように戸を家具でふさいでいるんだそうです。
最低限の介護をして、残りの年金は自分たちの家計に回してる?

友人の気持ちを思うといたたまれない気持ちになります。

介護をしたくないんだったら、施設に入れてよ!
そのほうがお互いずっと幸せなのに。


世の中には、親の年金を充てにしている人がいっぱいいます。
それで本人の意思に関係なく延命治療だってしてる人がいるのは暗黙の了解。

地獄の沙汰も金次第、ならぬ、
介護の沙汰も金次第・・・ですね。


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