五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

歌舞伎に行ってきました

2014-01-31 16:10:45 | 雑記
東京には毎年行っているので、特に行きたいところもなく、
今回は娘の提案で歌舞伎を見に行くことにしました。

一幕見というシステムがあって、一幕だけ1000~2000円位で見られる。
これは当日券だけの販売で、券を買うには並ばなければいけない。
寒風吹く外で並ぶのも若干屈辱なのだけど、
一幕見のお客さんは、正面から入られないの。
一幕見のお客さん専用の通路があり、高いチケットを買ったお客さんとは一線を画している。

セレブと一般庶民は交わらないことになっているシステムなのでした。

ここまであからさまに差別されたことがないので驚きでした。

私は観劇ってほとんどしたことがないのでわからないのですが、
例えばSS席とA席は入口が違うんでしょうか。
グリーン席には通路としても立ち入れられないシステムと同じか、、、

高いお金を払っている対価としてのサービスだものね。
私だってせいぜい2万円を払えば桟敷席に座れる。
不可能な値段ではないです。2万円でセレブの仲間入りが出来ます。

でも、全く興味ない歌舞伎に2万円は自分には勿体無い。
娘は、出演者を見て、あまり有名な人はいないね、と言っていましたが、
あの化粧をしたら、私は誰が誰だかわからないし、別にいいんじゃないの、と答えていました。

案の定、二人とも居眠りしていました。

舞台は絵巻を見ているようで絢爛豪華だったんですけどね。


一般庶民が行けるお土産屋さん

流石に銀座なのか、着物姿のセレブ奥様多し

ホテルニューオオタニ

2014-01-30 15:42:29 | お出かけ
東京での宿泊はホテルニューオオタニです。
あのニューオオタニですぞ。しかし、シーズンオフなのか値段が安く、
こんな田舎者の庶民でも宿泊できました。

夕食はバイキング。


ホテルのバイキングはどれだけ豪華なのだろうと期待したのだけど、それほどでもなく。
私自身もまだ体調が回復していなくて、そんなに食べられず。
ああいうところは飲み物は別会計。
アルコールはともかくソフトドリンクはフリーではなかった。

グラスビールが1000円もする。
体調もイマイチなのでビール一杯のみ。

デザートもいっぱいあったけど、苦しくて食べたのはこれだけ


チョコレートケーキがずっしり胃にもたれる。

ここのレストランは、宿泊客はあまりいなくて、一般客が多い。
会社か何かの団体さんが結構いる。
都心で働く人はどんなファッションなのだろうとウォッチング。

ヒルナンデスでやっていたけど、ホテルのディナーではセーターはNGなんだそうです。
へー、そうなんだ、と思っても、どうしても積雪1m以上の豪雪地帯から来る田舎者は、
冬に薄手の服を着るということが、頭で切り替わらない。
結局薄手のセーターにジャケットをはおり、おばさんファッション。

でも、都会の女性だって普通にセーターを着ていましたよ。
私たちが行くレストランだから、一般庶民が行くレストランで、セレブはまた違う場所なんでしょうが。

同じ会社か何かの女性も混じっている団体さん。
もっさいセーターを着ている人達は、女性同士で固まってテーブルについている。
胸があいたようなおしゃれなワンピースを着ている人達は男性のそばに座って談笑している。
会社での彼らの立ち位置を見ているような場面でした。

大江戸温泉に行く

2014-01-29 15:22:51 | お出かけ
娘と待ち合わせをして二人で、お台場の大江戸温泉に行きました。


私が昨日お風呂に入っていないってことで温泉にしたのですが、
まあ、こちらの温泉よりもちょっと規模が大きいというくらいで、
テーマパークのような面白さはありませんでした。
当然だけどお風呂は男女別なので、そこらへんがテーマパークにするには難しいところです。

これで1980円は高いかな。
クーポン使ってもっと安くできたけど。
宿代わりにして泊まるんだったら安いかもしれない。

やはり私には無謀だった

2014-01-28 11:49:20 | お出かけ
勇んで乗った寝台特急あけぼの。
とりあえずひたすら眠り、トイレも洗顔も歯磨きもせずに上野に降りました。
だから、寝台特急の洗面所はどうなっているのかわかりません。
みなさんはどうしているのでしょう。

寝起きじゃいくらなんでもまずいんじゃないかと思ったら、
降りるとすぐに駅構内に大きいトイレがありました。
みなさん、ここで整容するのね。
で、みなさん何食わぬ顔して、都会人の振りをして雑踏の中に消えて行くんだ。

上野に着くのは7時過ぎ。
その後の行動を全然決めていなくて、上野駅は寒く、しかし何処かへ行く気力もなく、
朝のラッシュアワーにおののきながら、山の手線で東京に行きました。

自分の体力を過信していました。
元々車に酔いやすい体質の私には寝台は無謀でした。
吐くまではいかないけれど、気持ちが悪い。

たまたま待合室のようなところを見つけ、そこにはテーブルと椅子が備え付けてあり、
そこでひたすら仮眠。

娘と待ち合わせの時間までずっとそこにいました。

こんな寝台で昔ダンナは出張に行っていたのね。
普通に会社に行き、そに日の夜に寝台に乗って東京まで行き、そこで仕事をこなし、
また寝台に乗って朝家に着き、また普通に会社に行っていました。
こんな体にきついことをしていたんですね。

改めて感謝です。

寝台特急あけぼの

2014-01-27 11:19:13 | わたし
この厳冬の中、東京に行ってきました。
初めて乗った特急あけぼの


仕事で東京に行くと思われる人
若い子のグループ

そんな人達が秋田駅から乗り込みました。
おばさんの一人旅はたぶん皆無。
初めて乗り込んだ列車内


B寝台ってやつで、狭い二段ベットの上段。
一応敷布団、掛け布団と浴衣まで付いている。
ちゃんとクリーニングはしているのだろうけど、そこはかとなくおじさんくさい匂い。
何十年と出稼ぎのお父さんや出張のお父さんたちを運んできただろうこの空間。
家族のために頑張るお父さんの汗が染み込んでいるのだろうと一人妄想していました。

列車内はすでに寝息を立てている人もいて、とりあえずすぐ眠るしかない。
旅の感傷になんか浸っている場合ではない。

私はどこでもすぐに眠れるのですぐに眠りにつきましたが、
途中で何度か揺れで目を覚まし、
「あ、地震だ。家が潰れる」「ああ、私は今汽車の中だったんだ」
とホッと胸をなで下ろすことが数回。

そんな浅い眠りをして、列車は上野駅に着きました。

今回初めて知ったのだけど、女性専用車両というのもあったんだそうです。
チケットを購入する時何も言われませんでした。
空席がなかったのか、別にこのおばさんは女性専用でなくてもいいだろうと思ったのか、
言われないことには余計なことをしない駅員だったのか。

でも、いくらおばさんでも女性一人は何かと物騒な気がします。
わたしもできれば女性専用車両にしたかった。



受験生の親心

2014-01-20 20:32:57 | 私の周りの人
昨日でセンター試験が終わりました。
もう我が家は6年前に終わったことなので、
「ああ、もうそんな季節か」ともう季節の風物詩になってしまいました。

妹から朝電話があり、(別の用事で)
「昨日でセンター試験終わってさ~」と話し始めました。
そういえば姪っ子が受けたんだっけ。昨日まで覚えていたんだけどなぁ。

「もう私立決定だよ」
「なんで?もう自己採点したの?本人が失敗したって言ったの?」
「自己採点したの」
「もうしたの?今日学校でするんじゃないの?」
「私が採点した」
「へっ?どうやって?」
「娘のカバンから問題用紙をこっそり盗んでやってみた」

えーっ!!!

問題用紙って回収されるものと思っていました。
ニュースでやっていたじゃない、問題用紙を持ち出して問題になったって。
早速調べてみたら、一時退出した時に塾関係者に渡したとか、しないとか。
それが問題なのでした。

そうか、問題用紙は持って帰れるのか。

「そんなことも知らなかったの?持って帰らなかったら自分がどこにマークしたかわからないじゃない」
「自分の記憶でやるものと思っていた」

妹に呆れられました。

そういえば、息子が自己採点した時、誤差はほとんどないようなことを言っていたような、、、
なんでそんなに正確に覚えているんだろう、それだけ落ち着いてやれたのかな、
と勝手に解釈していました。

それより何より、私より妹の方に呆れます。

親が自己採点したぁ?

私も相当子供には手出し口出ししていた方だと思うけど、
そこまでやろうとは思いもしなかった。
そんなの怖くてとてもとても小心者の私が出来る作業じゃなかった。

受験生の親心が成せる技なのか、、、

年賀状当たった?

2014-01-19 23:09:06 | わたし
世の中には年賀状の当選番号なんかチェックしない人が多いと言いますが、
我が家はその日のうちにチェックします。
たいした枚数がこないのですが、我が家は毎年切手シート2枚くらい当たるんです。
意外と確率のいい我が家と自慢していたのですが、
今年は一枚もなし。
もう効力が薄まってしまったのでしょうか。
去年の暮れに立て続けにスーパーの懸賞を当てて、それで運を使い切ってしまったのでしょうか。

今年の3等切手シートは、72と74
私に来た年賀状のうち、なぜか75が4枚もある。
70番台だけで7枚も。
30枚も来ていないのに。すっごい確率。

ところで、改めて年賀状のコメントを読んだら
「お体大事にしてください」
みたいなコメントが多いんです。
辞めた会社でお世話になった人に出したせいもあるのかもしれませんが、
別に病気療養しているわけじゃないのに。
なんか、急に老人になった気分。

そのうち、誰かと会った時、
「お元気そうで」
なんて言われるんでしょうね。

それと一通面白い年賀状がありまして、
年明け数日経ってからもらった年賀状。

「なんか出したような気がするんですが、2通いったらごめんなさい」
というコメントの中学校時代の友人。

確かに元旦にもらっってますよ。

正月実家の方に帰ってきて、明けてから家に帰ったら私からの年賀状。
早速年賀状を書いたものの、あれ?暮れに書いて出したっけ。
そこら辺の記憶が曖昧。
出さなかったら失礼だし、とりあえず出しちゃえ、みたいな、、、

コメントから垣間見えた老い。

ファッションのこだわり

2014-01-18 22:53:07 | ファッション
先日、千鳥格子のオーバーを買い、これにはジーンズのようなズボンは似合わないんじゃないかと思い、
ちょっとイオンをブラブラ。
こんなクロプドパンツを見つけました。


私は小さいので、まずズボンは裾を切ってもらわないとサイズが合わない。
普通の丈ならばいいのだけど、クロプドは裾にデザインが施してあったりするので、
なかなか補正を頼むことはできない。

今回は小さいサイズコーナーに売っていたので、合うかなぁ、と試着してけどやはりしっくりこない。
つんつるてんのズボンのような微妙な長さになる。
でも、前から欲しかったデザインだったので、思いきって店員さんに聞いてみた。
そしたら、お直しできる、と言われました。
しかも、本当は840円かかるところ、525円で良いと。

店員さんにも確認してもらうべく、再度試着室に入って確認。
そしたら店員さん「別にこの丈でもいいんじゃないですか」
えーっ、そう?

先日読んだ「毎日の大人服」の著者の方は、ズボンの裾の1cmまでこだわるって書いていました。
裾を切るっていうことは、裾幅も違ってくることで、その方は裾幅もちゃんとお直しするそう。

そう、私も裾幅まではいかなくても頑張ってこだわろう。

若干面倒くさそうな店員さんの言葉にひるむことなく、
「これ位の長さにして下さい」
とお願いしました。

で、できてきたのがこの裾丈。

イオンのたぶんパートのおばさんのアドバイスもなく自分で判断した丈なのであまり自信がないのですが、
こんな感じになりました。

もし補正を頼まなかったら、こんな感じ(ジッパーしないでずり下げてみました)


明らかに上の方がいいよね。いいと言って


またまた保険の相談に行く

2014-01-17 17:51:05 | 娘二人
自分達の保険の見直しをして、ふと「うちの娘は入っているの?」
と思って聞いてみたら、案の定何も入っていないと言う。
結婚したら別所帯、と思って保険には入れていなかったけど、ここは親が出る幕か、
と保険に入れてやることにしました。

「あなたさあ、もし自分に何かあったらどうしよう、なんて考えたことないの?」
なんてとりあえず言ってみる。
何も考えていないんだろうな。
だいたい自身の人生を考えているような人が、離婚するとわかっているような結婚しないし。

保険の相談の人は、数値を出して懇切丁寧に導いてくれる。
今生活費にどれくらいかかっているか。
これから子供達を養育していくに当たり、どれ位の教育費がかかってくるか。
もしものことがあったら、誰に養育してもらうか。

何も考えていない娘は考えざるを得ない状況になり、
それだけでも相談に行った甲斐がありました。
これだけ子育てにはお金がかかるとわかったことでしょう。

恩着せがましく、「父さんは借金もせず頑張って3人を大学まで入れたんだよ」
などとつい言ってしまいました。

普段あまり娘と向き合って将来のことなどを話すことがないから、
今回、相談を通じて娘の心の内を少し垣間見えたことが収穫でした。
児童手当、母子手当は手をつけないで貯金していること。
子供が行きたかったら、大学まで行かせてやりたい事。
そんなことが相談の方を通じてわかりました。

意外とちゃんと考えているんだ、と見直しました。

大学に行くんだったら、協力するから、と胸を叩きました。
但し、国立ね。

大卒でも高卒でもきちんと子育てをして、自立した社会人に育てていかなくちゃいけないよ。
きちんとした子育てをするには、自分がきちんとした生活をしないといけない。
父さんも母さんもそれなりにちゃんとした生活をしてきたから、
ほら、3人ともちゃんとした大人になったじゃない。

そんな、ちょっと母親らしい説教をしてしまいました。




センス=お金?

2014-01-16 19:54:56 | ファッション


図書館からこんな本を借りてきました。
神戸でブティック(今はショップと言うのか?)を経営しているご夫婦。
とっても素敵にカジュアルな服を着こなしている。

これ位のレベルの服だったら、私も着られるんじゃないかと思うのですが、
がってん、そうではないらしいことが本を読んでわかる。
まず彼らの経歴が華々しい。
パリに店を持ったことがあるとか、それが淘汰されての神戸のショップです。
ユニクロで買えば1000円位のTシャツが10倍の値段だったりする。
それとメガネや時計の数の多さ。
さりげないようで、計算され尽くしているのね。

喪服も2年に一回は自分の体型に合わせて買い直すそうです。
体型が大幅に変わってしまった、というならともかく、普通の人は2年ごとなんてあり得ない。
そこら辺が金にものを言わせているのか、ファッションに対するこだわりなのか。

私がこのような服の着こなしを真似ても、きっとただの普段着にしか見えないだろうな。
ユニクロを着ても素敵に着こなしている人はいっぱいいるんだけど、
どこの違い?体型?小物使い?
最終的にはかけるお金の違いになるのかな。

ああ、それより喪服をどうにかしなければ。
2年どころか、20年以上前の肩パット入り。
幸い身内で葬式もなく20年が過ぎたけど、
身近に高齢者がゴロゴロいて、出番もソロソロかなあ。

でも買うと、待っているみたいでなんか嫌だし、
急に必要になった時にその場しのぎで気に入ったの買えなかったらそれも嫌だし、
買い時が難しいです。