五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

置いていく

2011-05-31 20:40:25 | 

4月から保育園に行っている孫達ですが、
娘の遅番などの時は、私が保育園に迎えに行ってます。

娘が遅い時は、晩ご飯を食べさせるのですが、
今日の、りーちゃん(2歳児)

「さあ、帰るよ」
とママが言っても、まだ食べたりないのか、
そうめんをすすりながら、
「置いていく」といい、なかなか帰ろうとしない。

何を置いていくのだろうと思い、
「このおもちゃ?」「このそうめん?」
「この葉っぱか」(野菜が大好き)

「全部置いていっていいから、帰るよ」

「置いて行く~~~」

何言っているんだ?この子は、と不思議に思いながら、
やっと気づいた。

いつもママが、なかなか帰ろうとしない子に
「置いて行くよ」
と言うから、
置いて行く=おばあちゃんちに泊まる。

こういう図式だったのね。

でもね、おばあちゃんちに泊まられても困るのよ。
明日仕事だし。

泣き叫び、絶対に車に乗ろうとしないりーちゃんを
無理矢理押し込める。

実は先日も一人で泊まったんです。
寝るまではよかったのですが、絵本も一通り読み終え、
電気を消したら、
「ママのおうちに帰る」
泣きはしなかったのですが、半泣き状態でした。

そんなこともあり、懲りたのかな、と思っていたのですが。

たまには、一人預かり、お互い、にわか一人っ子状態にして、
思いっきり甘えさせたいのですが、、、
たまにならいいんです。
たまになら。

24時間の子守は、さすがにぐったりです。

 


食い意地

2011-05-30 17:17:19 | わたし

身内の結婚式って、ゆっくり食事できないですよね。
身内じゃなくっても、食べてばっかりいられないかもしれませんが。

今回の結婚式は、フランス料理っぽい料理でした。
ふだん口に入れることのない鮑やフカひれ、
高級和牛など、、、
あったのですが、なんだか、どこに食べたかわからずに
お開きになってしまいました。

式の前におにぎりを食べたのが悪かったのか、
お腹もすかず、お酒も飲めず。

一流ミュージシャンのディナーショーくらい包んだのに、
ああ、もったいない。

義姉が、「ホテルの人に聞いたら、生もの以外はお持ち帰りできるそうよ」
というので、恥を忍んで、折り詰めをホテルの人にもらう。

折に詰めている人は、うちの親類しかいない。

友だちは勿論、新郎の方の親類は遠くから来ているので、お持ち帰りはせず。

貧乏くさいですが、もったいないじゃないですか。
どうせ、ホテル側は捨てるんだし。

世の中、節約、節約じゃないですか
(と、言い訳)

でもね、家に帰ってから食べる折り詰めの味気ないこと。
仕切りのある折り詰めに詰めたのですが、
見栄えが80%減
おいしさ50%減

口に入れるとあまりにジューシーでむせっかえるほどの和牛、
あたたかいうちに食べたかった。

白身魚のパイ包み焼き、
ソースを絡めて食べたかった。

ケーキはなんだか、にんにく臭かった。
悲しかった。

ああ、食べ物の恨みはかくも恐ろしい。


おしゃれは体力

2011-05-29 17:15:02 | わたし

昨日、小雨の中、姪っ子の結婚式でした。

こういう格式ばったセレモニーに出席する事がとんとないので、
疲れた、疲れた。

朝、服を着る時点で、気分が悪くなる。

ガードルでお腹を締め付け、
ストッキングで締め付け、
着る事のないワンピースを着る。

さらに、首にネックレスを下げ、
耳にイヤリングをする。

ああ、頭痛が、、、肩こりが、、、

さらに、さらに、
いつものファンデーションを薄く塗るだけの化粧では失礼かと思い、
乏しい技術で、それなりの化粧。

52歳にして初めての体験
(・・・じゃなかった。そういえば自分の結婚式の時もつけた)
つけまつげをつけてみた。

次女が置いていったつけまつげが洗面所にあった。
それを拝借。

前日に一応予行練習をして、
あまり不自然に見えない程度に、目尻につけてみる。

うん、なかなかいいじゃない。
長女いわく「妖艶になったんじゃない」

慣れない物を付けたから、目やにがついているみたいで気になる、気になる。

しかし、決して目はこすらない、
結婚式では泣かない。

それを心に誓い、いざ出陣。

いや~~~普段いかにダランとした格好でいるか、再認識。

おしゃれって体力、気力がいるものなのね。

自分の服はちょっと恥ずかしくて見せられたものでないので、かわいい孫たち


初給料♪

2011-05-25 23:38:49 | わたし

4月から行き始めた会社の初給料日でした。

自分の給料をもらったのはほぼ5年ぶり。
(雀の涙なんだけど)
やっぱり嬉しい。

何に使おうか、ちょっとウキウキ気分。

実は・・・

給料をもらったら、義援金を送ろう!

と決心していたんです。

前に一度送ってはいるのですが、「今度は正真正銘、自分のお金で」
そんな殊勝なことを考えていました。

しかし、いざ給料をもらってみると、
「もうすぐ結婚式だし、もうすでにそれのための投資をかなりしてしまったし」

そんなことをウダウダ考え、出し渋っている私がいます。

いえね、いずれ送りたいとは思っているんです。
ほら、継続する事が大事だって言っているじゃないですか。

でもね、未だに私が送った義援金が被災者の元に届いていないとすれば、
なんだか赤十字には寄付したくない気分なんです。

姑息な事を考えれば、
ダイレクトに、被災者のかたに感謝されたいんです。

別に直接「ありがとうございます」
と、手を握られ、感謝されたい訳じゃないんですが、

自分のわずかの寄付が、目に見える形で役に立っている、、、

こちら側の傲慢な考えなんだけど、
だれだって、そう思っているんじゃないでしょうか。

もう少し寄付の送り先を情報収集し、
私が稼いだお金を有効に利用してくれるところを探したいと思います。


兄弟がいるっていいな

2011-05-24 19:04:36 | 私の周りの人

この間、会社で、契約書だの、身元保証書の書類をもらってきました。

身元保証人は二人も必要で、一人はダンナでいいとして、
もう一人は誰にしようと悩む。
まだ二十代の娘でいいんか?

契約書には、
故意または重大な過失によって貴社に損害を与えた時は、
賠償の責任を負い、貴社に迷惑をかけないことを保証します。

なんてことが書いてある。

損害を与えるようなことがあるはずがないと思いたいけど、
万が一てこともあるからなぁ。

私が今まで入った会社では、そんな契約書なんて交わしたことがなかった。
子供たちからも、保証人を頼まれた記憶もない。

しかし、ダンナの話によると、普通はあるらしい。

それで、考えた挙句、妹に頼む事にする。
(私の旧姓のハンコがあってそれを使おうと思い、電話連絡で頼む)

妹は快く保証人になってくれました。
「何かあったら私が面倒をみますので、安心して頑張って下さい」
というコメントまで寄せて。

なんて頼もしい妹なんだ。
やっぱり兄弟がいるっていいな。

で、ハンコを押そうとハンコを探したら、
私の旧姓のハンコではなく、名前のハンコだった。

旧姓のハンコ、捨てたんか、私。
実家に未練はなかったのか、絶対離婚しないと踏んでいたのか、
どこを探しても見つからない。

結局ダイソーに行って、105円のハンコを買ってくる。
私の旧姓はけっこう珍しい姓だと思うのだけど、
ちゃんとありました。
さすが、なんでもあるダイソーです。


朝から泣く

2011-05-23 17:42:33 | テレビ・芸能・新聞

読売新聞の「人生案内」が個人的に好きです。

今日の相談者の投稿は胸が張り裂けそうでした。

朝から、涙が止まらなくなり、
「泣き顔で会社に行ったらまずいな」
と、必死に別のことを考え、涙を止めました。

被災地には、たぶん多くのA子さんがいることでしょう。

テレビで見るのは、芸能人や文化人が被災地に行き、慰問しているニュースばかり。

被災地に行き、歌ったり、芸をしたりするのは悪い事ではないでしょうが、
(何もしない私なんかよりずっと)

A子さんのように、心に傷を負った人を救うのには歌は心許ない気がする。

何が、誰が、彼女苦しみから救ってくれるのでしょうか。

何もできない自分がもどかしい。


着々と迫る結婚式

2011-05-22 16:23:01 | わたし

もうすぐ結婚式です。(姪っ子の)

結婚式なんて、何年ぶりでしょうか。

何を着ていこう、
何を着ていこう、
日々悩んでいます。

姪っ子だから、本来なら留袖を着るのが常識でしょうが、
その日は朝から、孫二人の面倒を見なければいけない。
(娘が仕事でどうしても午後からでないと出席できないため)

義母に相談したら、「私は着物を着るけど、服でもいいんじゃないの」
とお許し(?)が出たので。

洋装なら洋装で、これまた悩む。
いい年をした中年が着る結婚式の服って???

フォーマルを売っている店に行っても、
若い子が着るスリップのようなドレスや
ママさんコーラスのようなドレス。及びスーツ。

しかも高い。

人んちの結婚式にこんなにお金を使うのはもったいない。
そんなせこい気持ちが頭を霞め、服購入は断念。

とりあえずはある服で間に合わせよう、と節約主婦根性丸出し。
(4年前に購入したワンピースとジャケットのアンサンブル)

自分のことはこうなのに、孫には結構投資してしまった。
今日も、あのドレスをずっと着ることはできないだろうと、
ちょっとよそ行きっぽい服と靴と靴下を購入

熱なんか出さないでくれよな・・・

義母、「義兄さんとこのお姉さんは着物を着るんだって」
と、私にダメだし。

どうか、安っぽいスーツで許してください。
その代わり、長女には振袖を着せますので。


初物野菜

2011-05-18 18:55:32 | うちごはん

あんなに雪がつもっていたのに、実家の畑ももう農作業が始まりました。

今年の初物の青菜です。
去年の秋に植えた野菜のトウが立った部分を食します。
これが甘くておいしい。

あんな雪の下で冬の間、頑張っていたんですね。重かったでしょう。
いとおしくいただきました。

写真、4種類とも違うんですよ。
ダンナに利き野菜をやってもらったのですが、わかりませんでした。

青梗菜に、からし菜、白菜、つぼみ菜、、、だそうです。
ゆでてしまうと私もわからなくなりました。

しかし、今年の野菜はちょっと複雑。

ひょっとして、放射能を浴びているかも、、、なんて思いながら食べています。
神奈川の方まで飛んだとすれば、こっちだって飛んできたはず。

水素爆発が起きた当時は、畑は一面雪野原だった。
雪にくっついて、風で飛んでもいかず、それが土に溶けているんじゃないか?
そんな推測をしています。

放射能を計っている人は、
誰がどういうところをピックアップして測っているのだろう。

そんな疑念にかられながらも、
「ま、いいや、おいしければ」と開き直り。

この年で内部被爆したところで、どうってことないし。

ああ、そういえば今日私は被爆をしてしまいました。
市の検診で、胸部のレントゲンを撮りました。

こんな原発事故が起きると知っていたら、申し込まなかったのに。
(申し込みしたのは冬でした)
冬には、鼻のレントゲン撮ったし、
ま、まさか私、1年間の積算放射線量越えちゃった?

なんて、聞きかじりの知識で、
こんなことがなければ、私の人生で一生使う事のない単語を駆使して
文を書いてみました。


切られたりんごの木

2011-05-17 23:45:58 | 雑記

昨日の記事で、「りんごの木が折れている」
というようなことを書きましたが、これが現実です。

今日、実家に行った時に撮った写真です。

ここは実家の畑ではないのですが、
実家の家の周りの畑も、全部りんごの木を切ってしまっていました。
ずいぶん見晴らしがよくなってしまったなぁ。

実家も例外ではなく、りんごの木、全部切ってしまったそうです。

実家は、老いた母が一人で細々とやっているくらいしか木がないのですが、
母も、年老いてひとりではやれないので、踏ん切りがついてよかったのかもしれません。

素人考えでは、一本くらい残したらいいのに、、、と思いますが、
一本でもちゃんと消毒をしないと(7~8回も?)
りんごは生らないそうです。

だから、消毒しないりんごは「奇跡のりんご」なんて話題になるのです。

何十年もりんごに携わってきた人は、
断腸の思いで、木にのこぎりを入れたことでしょう。

母に限って言えば、せいせいしたみたいでしたが。
体力に自信がなく、重荷になっていたのでしょう。
若い人は全然やる気がないし。

今年から、実家のりんご、食べられなくなってしまうなぁ。


3ヶ月前は遠い昔

2011-05-16 23:56:06 | テレビ・芸能・新聞

今日、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」のロケ地が横手でした。
わが市、横手です。

あれをロケしたのは、2月。
ずい分タイムラグがあるんですが、
きっと、地震の影響で、放映できなかったんでしょうな。

2月と言えば、雪もだいぶ落ち着いてきた時期でした。
テレビの影像で見ると、あんな雪どうってことないじゃん、
って思えてしまう。

あの頃は、来る日も来る日も雪で「家がつぶされるんじゃないか」
と、毎日、毎日ストレスでしたが、
「やがて春は来る」そのフレーズ通り、春が溶かしてくれました。

田んぼの雪も、いつ消えるんだろう、と他人事ながら心配してましたが、
消えるんですね~~~
でも、除雪車で集めた雪は、5月になってもまだ
真っ黒な雪の塊になってまだあるところにはあります。

しかし、あの頃、大雪で大騒ぎしてたのが恥ずかしくなるくらい、
今回の地震、津波。
被災地に比べたら、大雪なんてなんぼのもんじゃい、って思える。

でもね、今も大雪の被害で苦しんでいる人もたくさんいるんですよ。

果樹農家は軒並み樹木がやられています。
生活の糧をやられた人は、途方に暮れている事と思います。

能天気なのは、私だけ。