五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

義父の遺産

2015-03-18 00:42:14 | 雑記
私が司法書士の力を借りずに登記変更できたってことは、すなわち義父の遺産はあまりなかった、
ということの裏返しになるかもしれません。
猫の額ほどの土地とその土地ギリギリに建てた家しかありません。
しかも開発も何もないであろう田舎の土地。地価超安いし。

まあ、財産があったら相続争いになるのかもしれなかったので、
それはそれでよかったのかもしれません。
義母は本当は1/2相続できるのですが、息子に相続させると言ったし、
義姉も何もクレームもつけずにハンコ押してくれたし。

ダンナに「お義姉さんにそれなりのまとまったお金渡したほうがいいんじゃないの?」
と言ったら、
「オレだって相続したくてしたわけじゃない。万が一売れたらその時はお金を渡すよ」
と言われました。

まあね、固定資産税は払わなきゃいけないし、何より冬の雪下ろしが厄介なだけです。

義姉はどう思っているのでしょうか。

それにしても、義父には貯金がなかったのでしょうか。
生命保険は?

義母によると、生前義父名義の貯金はみんな下ろしたそう。そこら辺は抜かりなかったのね。
でもこの入院でお金は使い果たしたようなことを言っていました。本当?

義姉によると、もし義母が亡くなったら、そこそこのお金あるらしいです。

そんなお金を当てにしているわけじゃないし、義母は100歳まで生きる気がするので、
その時が来たらすっからかんになっている気がします。

貧乏人は相続争いがなくてよかった。という話でした。

法務局に行ってきました

2015-03-16 20:21:05 | わたし
義父が亡くなってから5ヶ月。やっと登記申請しました。

亡くなってからやることは山ほどあるのですが、
そのほとんどを義姉がやってくれました。
貯金とか、私には頼みにくい、見せたくないものもあったのかもしれません。

私の担当は、登記変更。
いえ、私は実子ではないので、関係ないのですが、ダンナの代理です。

一般的には司法書士にお願いするのかもしれませんが、
大した財産もないので、お願いするほどでもないし、その費用も勿体ないので、
私が自力でしました。

参考にしたのは、図書館で借りた本。
本当に図書館はあらゆるものを網羅しています。

それで勉強して役場に行って必要書類をもらってきて(4000円以上かかった)
パソコンで書類制作して、とりあえずこんなもんでいいか法務局にに相談に行きました。

おばさんになって何がいいか、って言うと、
わからないものはわからないと図々しく聞けること。

今、公務員は暇なのか、行政サービスを徹底しているのか、
聞けば懇切丁寧に教えてくれます。

相談に行って、色々と忙しくて今日やっと申請に行ってきました。

たぶん連絡が来ないので、書類に不備がないはず。

晴れて、義父の土地と建物はダンナのものになりました。
(別に嬉しくないけど)

読めない名前

2015-03-14 23:40:43 | 
孫のリーちゃんの卒園式でした。
生憎の雪でした。

もう二人とも保育園は卒業です。
一人親になって3年。娘も頑張りました。
たぶん卒園式には両親が揃って参列していることでしょう。
私は行きたくても行けません。らーちゃんと留守番です。

卒園の名簿に園児の名前が漢字で載っていました。
いつも孫からは口から出た名前しか聞くことがないので、
改めてその漢字を見たときの驚き❗️
えーっ、こんな漢字だったの
読めないし、、、

例えば今流行りの「ひなた」ちゃん。
本当の字を書けば失礼なので、例えばの漢字ですが、
日向愛ちゃん
愛はどういう経緯で「た」と読むようにしたのでしょう。
「きらと」ちゃん
煌陽ちゃん
その陽は「と」読まなければならないのですか。

親が十分考えた名前なので、他人がとやかく言うことではないのですが、
いつからこんな無理矢理漢字と読みがチグハグな当て字を使うようになったのでしょう。
その漢字を使いたければ、そのような呼び名にすればいいのだし、
そのような呼び名にしたければ、その読みの漢字の中から選んだらいいのだし。

一つの名前で二度美味しい的な?

うちの孫はいたって普通でよかった。

今度生まれてくる孫も読みにくい漢字をつけないことを願っています。

お葬式代

2015-03-13 23:20:06 | 雑記
葬式ってぶっちゃけどれくらい費用がかかるものだろうとお年寄りを抱えている人は知りたいところだと思います。

結論から言うと、香典で大体まかなえました。我が家に限ってのことですが。

お寺さんに払ったお金が約80万円。
葬儀屋さんが100万円。
料理屋さんが50万円。
その他諸々20万円。

ざっくり言うとこんな感じです。

その家のお金の掛け方とか、規模、宗派や住んでいる所によっても違うでしょうが。

よく、せめて葬式代位の生命保険には入っていないと、
などど聞きますが、恐れることはありません。

ただ、香典をいただく前、葬式の時にお寺さんにはお布施を納めなければいけないので、
その分のまとまったお金は必要でしょう。

ダンナが現役の時に義父が亡くなり、儲けした、と言うと人聞きが悪いですが、
今までダンナが会社の人に上げていた香典分の元が取れた、と言うのが正直な所です。
だって、今まで何十万と上げている一方だったのだもの。

考えると、亡くなった家の人よりも、その親族の方がお金が羽をつけて飛んでいくような気がします。
香典を上げて、供花して、それから七日七日でまた香典上げて、
それを合計すると、10万円も使っているのではないでしょうか。

いつも歯に絹着せぬ話をする親類のおじさんが、
「一年に亡くなるのは3 人以内ってことにしてもらわないと、生きている人が生活できない」
などと冗談ともつかないことを言っていましたが、本音だと思います。
年金生活者が義理を果たすにはあまりに高額の冠婚葬祭費です。

我が家でも去年は、義父母の兄弟が義父も合わせ、バタバタと3 人亡くなりました。
周りにはまだまだお年寄りがうじゃうじゃいます。

浮世の義理とはいえ、大変です。
香典代はちゃんと寄せて取っておかないといけませんね。

半年ぶりです

2015-03-11 14:04:51 | わたし
ずいぶん長くブログを更新していませんでした。
今日は東日本大震災の日からちょうど4年です。
それに合わせたわけではありませんが、なんとなく暇だったので更新しました。
こんなに長く書かないでいると、再開するタイミングがわからず、ズルズルとここまで来てしまいました。
更新しないでいる間、義父は亡くなり、私は56才になりました。
頑張ってまだ会社には行っています。

義父が10月に亡くなりました。
病名は付いていましたが、いわゆる老衰でしょう。
私は仕事だったので、連絡を受けて、駆け付けた時はもう息を引き取っていました。
妻と娘(旦那も間に合わなかった)に看取られ、穏やかな最期でした。

これから、怒涛のような忙しさになるのですが、
ブログネタとしては、格好のネタなんですが、それを書く余裕がありませんでした。
おいおい思い出しながら備忘録として書いていきます。

お葬式の喪主(ダンナですが)になるなんて、人生でそうそうあるものではありませんものね。

結論から言うと、葬儀屋さんが全て手順良くしてくれる。
恐れることはない、っていうことですかね。
ちょっとした心遣いや、大盤振る舞いをする必要はないけど、ケチケチしない、
そんなところが、親類や参列者に見られているんじゃないかな、と感じました。

亡くなった義父は、いつも穏やかで、私も嫌な思いをしたことがありません。
親類の人達もみんないい人で、いい葬儀を上げることができました。