2022年5月15日に4年ぶりに御茶ノ水で開かれた副島隆彦学問道場 定例会に参加してきました。2010年と2018年に参加した際もブログに報告を書きましたが、今回はウクライナ戦争から第三次大戦に向かう可能性についての論考を是非聞きたいと思っていたので1週間前に申し込みました。演題は「第三次世界大戦に向かう悪魔のシナリオ」で丁度書き上げた次の著作の内容に沿ったものでした。4時間にわたる講演で、内容が豊富で、講演の核になる所を備忘録的に一言で表すことができなかったため、1週間以上かかりましたが短くまとめておこうと思います。
副島隆彦氏の講演の核になる主張
〇 英米一極支配体制(DS側)は用意周到計画的にプーチンをウクライナで開戦させてロシア軍に予想外の死傷を出さしめ、長期戦に持ち込んでロシア・プーチン体制の弱体化を図っている。一方でプーチンは核の使用も辞さずという覚悟で勝利を誓っている。
〇 上記の計画も種々の不確定要因があるので予定通りゆかない可能性もある。
不確定要因の種々
- ロシアがウクライナの東部南部で勝ちを収めて休戦協定を結んでしまう可能性。
- EU、NATOは戦争継続を図るが、独仏、スペイン、東欧諸国など国単位では戦争終結を望んでおり、集合体としてのEU、NATOに離反する動きがある。
- 米国共和党は一極主義や核戦争を望んでいない。
- 西側メディアは統制下にあるが、SNSは自由が残っており、大手メディアにも時々離反者が出て、ウクライナ側の非道を隠し切れなくなってきた。
- 中国、中東諸国、インド、南米、アフリカ地域の国々は中立を守っており、実体経済を握るこれらの諸国が西側仮想経済の横暴と離別する可能性がある。
私としては、核戦争にならず、資源や食料といった実体経済を握っているロシアと第三世界が、デジタル上の数値をいじるだけで「共同幻想である貨幣価値」を生み出して資本主義を支配している現在の西側一極資本主義陣営に対抗してくれることを望んでいます。少なくとも一方的に犠牲になっているウクライナ、ロシア双方の一般国民が、ゼレンスキー氏や西側の阿呆どもが何を言おうが(プーチンが負けるまで戦争は続けると言い張っている)、早期に休戦協定を勝手に結んで「戦争やめた!」と宣言してくれることを望んで止みません。
野球のボールの飛ぶ軌道を確認してから(脳で判断してから)バットを振ったら必ず空振りになるらしい。
この為どれほど偉大な3割打者でも4割打つのが無理な原因とは、投手がボールをリリースする瞬間に打つか打たないか。山勘の直感的な判断(ある意味では丁半ばくち)なので半分は必ず外れる。
ほぼ同じことが偉大な3割打者としての副島隆彦にも当て嵌まる。
低線量放射能は安全・安心「ホルミシス効果」
2012年01月12日 | 放射能と情報操作
低線量放射能は安全・安心「ホルミシス効果」
福島第一原発正面玄関での「放射能は危険ではない」との危険なパフォーマンスを行っているが、これは直観に頼る副島隆彦の大外れ。
東北電力女川原発の半分しかない津波高さでメルトダウンしたフクシマがインチキ臭いとの判断は正しかったが、ブラックアウトの原因とは大地震でも津波でもなくスノーデン指摘したマルウエア。もちろん自衛隊は知っていたので民主党菅直人の指示には従う気が最初からない
ウクライナ紛争は米露馴れ合いの出来レースの可能性が一番高く、第三次世界大戦の方はアメリカの福音派原理主義のキリストの再臨(ヨハネ黙示禄)の人為的な操作なので、いくら何でもこれでは賛成派は矢張り多数派にはないようがない
ウクライナ人によると、ウクライナ人は全員がバイリンガルでロシア語が出来るが、逆も場合にはロシア人でウクライナ語が分かるのは限られている。
元々ウクライナ語とは会話言語であり、首都キエフの図書館の蔵書のほとんどが文章言語であるロシア語表記。現在のネオナチ白人至上主義はロシア語の蔵書1億冊を廃棄する計画らしいですよ。ロシア語教育を禁止したが、大学など高等教育はロシア語なので、ウクライナ化(ロシア排除)とはウクライナの自国文化の破壊と同義語。日本語から漢字(中国語)廃棄と同じ意味をもっていた。日本語から漢字を追放すると間違いなく文化が衰退します。
5月2日APFによるとウクライナ支援の膨大な最新兵器が闇市場に流れると国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)のユルゲン・ストック事務総長が警告していますが、何しろアフガンなどとはけた違い。しかも歴史的にウクライナは米ソ超大国に次ぐ世界第三位の軍事大国でもある。北朝鮮のミサイル開発にはウクライナが技術的に協力したらしいが、核兵器もたぶんウクライナ。北朝鮮は最初の最初から小型核兵器の技術を持っていたが、これは基本的に有りインドでもパキスタンでもでも普通に核兵器を爆発させると20キロトンのヒロシマ型原爆になるが、国土が狭い北朝鮮核実験では小さくないと危ないので最初から小型化に成功していた原因は「ウクライナの持っていた技術」移転だった可能性が高い。
ウクライナ紛争は出来る限り早く終結させないと世界がきけんになるのですから、ロシア軍東部制圧でウクライナのネオナチ政権も8年遅れのミンスク合意の履行で終わらすしかない。WW3は猫だましの赤いニシンです。