rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

彦星ズ始末記

2023-07-19 17:29:16 | その他

今回は肩の凝らない「強運の猫」の話題。

 

2023年7月7日、近所のしばらく留守にしている家の軒下に生後1か月ほどの幼猫2匹が1日以上ニャーニャー泣き続けていると話題になり、放っておけない家内と動物病院に勤める長女が我が家に保護してきました。暑い中放置されて、大分弱っていたものの、勤めている動物病院で診察してもらった所「軽い猫風邪程度」と診断されてそのまま我が家でとりあえず飼育することになりました。しかし我が家には先住猫が4匹いて(いずれも保護猫ですが)、犬も一匹(保護犬15歳の老犬)いてウイルス検査を受けていない2匹と一緒にする事はできず、玄関のケージで別飼いになりました。生後1か月だと幼猫用のフードとミルクを一日4-5回食べさせる必要がありますが、幸い自分からワシワシ食べてくれる二人だったので世話は楽で、1週間で体重も痩せていた350グラムから450グラム位に増えました。

額の白が広い「星」君と狭い「彦」君

どちらも似たような雑種の黒白のオスであり、良い里親が見つかれば譲渡したいと考えて、額の白が狭い方を七夕にちなんで「ヒコ」、額の白がやや広い方を「ボシ」と名付けました。我が家に拾われた時点でかなり「強運」の彦星ズでしたが、その後も彼らの強運は続きました。

先住の猫たちとは別にしてケージで遊ぶ2匹、保護翌日からかなり元気

保護した翌日、私の古い友達で、長年拾った猫を名古屋に転居後も飼い続けて、2-3年前に亡くなり、夫婦ともさみしい思いをしているという医師に「子猫を保護した」とメールを送った所、5分も経たないうちに電話がかかってきて「家内の食いつきが非常に良い、是非写真を送ってくれ」という反応。結局1週間後に名古屋から新幹線で上京して猫を引き取る事になりました。私と同じ齢ながら、複数透析施設を経営する法人の理事長で、名古屋市内のマンションのペントハウスに住んでいる「旦那さん」なので、新たな子猫のために「ケージ」やら「移動用バッグ」、毛布などまで準備する手厚さで、7月15日に彦星ズの「ボシ」君を連れて、新幹線グリーン車で名古屋にご帰還、となりました。

里親の下でも元気な様子でこちらも安心です。

さて、もう一匹の「ヒコ」君も家内の友人つながりで、欲しいと言ってくれる人がやはり保護翌日に見つかり、7月17日に無事埼玉県の里親さんに譲渡されました。どちらも先住猫がいないので別飼いの必要がなく、リビングなどを自由に動き回っている由で、早速ヘソを天井に向けてあおむけで寝ている写真などが送られてきて安心しています。

 

昔から「強運の動物を大事にすると良い事がある」と言われますが、血統の良い犬猫であっても売れ残るなどして悲惨な結末を迎える例が多数あると聞きます。増してその辺に捨てられた雑種たちが良い環境で長生きできる事は稀です。拾った我々から見ても「何とも強運」の彦星ズは類まれな例と思いました。これからも強運を持ち続けて長生きし、飼い主さんにも強運を分けて欲しいと思いました。

オマケ 我が家の強運と思われる先住達

左上 レオン(雑種犬) 15歳 夜は玄関で失禁するのでオムツ生活。

中上 ういろうー黒スケ 2歳 1年前に名古屋の保護施設からもらわれてきた(新幹線移動)

左下 ジョリー (茶白) 9歳 幼猫の時、我が家の駐車場に何故かいた。今糖尿病で毎日インシュリン6単位

中下 ちゅら 5歳 沖縄出身でハブに噛まれて九死に一生を得た。保護施設から飛行機で内地にきて我が家にたどり着いた。

右 メリー 14歳 近くの里山に捨てられていたのを保護された。ラキタロウ、ハピタロウ亡き後の長老。


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2 コメント

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Unknown (河太郎)
2023-07-20 21:37:30
こんばんは。おおお可愛いです。私は犬も猫も好きですので。子供は可愛いものですが、寝姿に討たれました(笑)
強運の猫……良いですね。これからも強く生きてほしいものです。
レスキューして下さった奥様とお嬢様には拍手👏👏👏👏
里山歩きが好きで、いがいと多摩や鎌倉、町田などでは野良を見かけます。実家の地域では、去勢して地域猫として世話の予算を自治体が出してくれてますが……。メロンぱんち様の処で前に書いたのですが、里山て道迷いした時に、野良が現れて、ついてゆき里に出られた事があります。
その子は体格と毛並から、里で餌を貰ってるのは違いなく、寝場所もあるようですが。貯水池で釣人に魚を貰ったりして生きている猫は、一冬すると半数以上が見かけなくります。とても飼い猫でない生活は厳しいようです。私は周辺に住宅などなく、農地と山の地域てあれば、餌をやってしまいますけれど。市街地ならともかく、大根畑ばかりの場所で餌をやるなら問題ないかと。農家も鼠対策で、結構に拾ったり、半野良を許してますしね。しかし市街地だとなかなか……。猫被害を訴える方の言い分も解るのですが。世知辛いなぁ。半端に餌やりして増えると、逆に彼らの生存競争が激しくなり、良くないのも判るですが。半径1キロに農地ばかりな
土地ならば、餌やりもありかと想うてます。捕獲機を用いて、去勢手術を妻がやっていたのですが、そもそも生存率が低くて、農場の飼い猫に迎えた子いがいは、ほぼ1〜2年で見かけなくなりますね。
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牧場の猫 (rakitarou)
2023-07-20 21:48:28
外飼いの猫はどうしても車に轢かれたりして短命なものも多いですね。畜産関係でネズミ対策で飼われているのを見たことがありますが、自由もあって幸せそうでした。
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